最近パートナーとズレ・摩擦が生じてしまって、
なんで結婚したんだっけ沼から脱出したいなーと思い、手にとりました。
本書は”寂しいけど、結婚したいけど、保証はないからひとりで生きる覚悟を決めるために理詰めで頭を整理した本”という感じ。
私は結婚しているからか、なぜ人が結婚するかにフォーカスされた1
...続きを読む-3章より、その先にある人生を語った4章以降がぐさぐさ刺さった。
「人の心というのは柔らかいだけに、どんなふうにでも形を変え、時には凶器にもなりうる。— 自分の心に殺されたのだと思う。」
「— 心の筋肉は、他人と関わることでしか鍛えられないような気がするのだ。」
ん〜刺さる、、、まさに自分の心に殺されかけている。何度も殺されかけた経験から、心を守りたくて鎖国し、そして免疫のない心を作り上げている、、、。ぐさ。
1人じゃ生きられないのはわかってた、でも他人が怖くて、深く理解してくれるパートナーが嬉しくて、彼がいれば大丈夫、と寄りかかりすぎてた。
すごい重圧だっだろうな。
自分を救えるのは、自分だけ。
鎖国しすぎてたなあ。
心を守るため、と思ったけど、結果的に心を弱くしてたかな。
その点本は、傷つくことなくたくさんの別世界に連れてってくれるから好きなのかも。
まあなんか色々考えてしまった。
結婚に係るもやもやが頭をよぎる方には、自分の閉鎖的な思考に一石投じてくれる本。
おすすめ。