「目を擦る女」は好きなジャンルだと思って読んだら、乗り切れない自分に驚いた(笑)。
映画ならホラー≧SFなのに、読書だとSF>ホラーな自分の好みを再認識。
「Σ」「脳食い」「未公開実験」「予め決定〜」はすべて仮想世界をうまく取り入れた作品。それぞれに違った論理性があり、どれも甲乙つけがたい秀作。
...続きを読む「刻印」はファーストコンタクトもの、なのか?なんかもう凄い(笑)。
そして白眉は「空からの風が止む時」。堀晃か小川一水しか書けないようなハードSF。読まずに死んでたら悔やんだであろう圧倒的傑作。
90点(100点満点)。