小林泰三の作品一覧

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プロフィール

  • 作者名:小林泰三(コバヤシヤスミ)
  • 性別:男性
  • 生年月日:1962年08月07日
  • 出身地:日本 / 京都府
  • 職業:作家

大阪大学大学院修了。1996年『玩具修理者』でデビュー。同作は第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、映画化されている。『海を見る人』、『天獄と地国』、『密室・殺人』など多数の作品を手がける。

作品一覧

2023/12/22更新

ユーザーレビュー

  • 玩具修理者
    読んでいて頭がごちゃごちゃになる感覚が堪らないし個人的には酔歩する男がドストライク。限られた理解力しか持たないわれわれの脳があまりにも複雑な世界に対面した時に壊れてしまわないために脳自身が設定した安全装置が因果律っていう文章が超好きで、なんて言うか自分が生きてる時間は存在してると考えるのかとかまだま...続きを読む
  • 人獣細工
    ヤバい超面白かった☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆最初は人間のために豚の臓器を移植してると思ったんだけど読み進めていくうちにこれ逆パタなのではと勘づいてしまい結果図星。小林先生の書くホラーというかサイコパスというかなんて言うか人間のリアルとっても好きなのでこれ超刺さった。最終章の本が1番ヤ...続きを読む
  • 人獣細工
    とても気持ち悪い。読み進めるのに勇気がいた。短編が何個かある本だが、最初の話が強烈すぎて後の話はあまり覚えてない。
    どこまで移植すればそれはその人なのかを考えさせる。臓器移植は現代医術では当たり前の事だが、どこまですれば自分ではなくなるのか。全部の臓器が他人の者だとして、それは自分とは言えるの?九割...続きを読む
  • 玩具修理者
    面白い。玩具修理者(短編)と酔歩する男(中編)の二本から構成されている。グロテスクな表現が食欲を失うほどリアル。どちらも最後のページで鳥肌が立つ後味の悪い(褒めている)ラストが待ち受けている。ぜひホラー、ミステリー好きに薦めたい!
  • 七つのカップ 現代ホラー小説傑作集
    現代ホラー小説傑作集。これまた全部再読なのだけれど、傑作揃いというほかのないセレクションです。
    かるかやシリーズの「芙蓉忌」、実はシリーズ他の作品に較べると印象が薄かったのですが。再読してみると、なかなかに怖いしひっそりとした切なさも感じる名作でした。なによりこのアンソロジーがこの一編で幕を開け、そ...続きを読む

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