わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

わざわざゾンビを殺す人間なんていない。

1,430円 (税込)

7pt

全人類がウイルスに侵され、死ねば誰もが活性化遺体(ゾンビ)になる世界。家畜ゾンビが施設で管理され、野良ゾンビが徘徊する日常のなか、とある細胞活性化(ゾンビウイルス)研究者が、密室の中で突然ゾンビ化してしまう。彼はいつ死んだのか? どうやってゾンビになったのか? 生者と死者の境目はどこだったのか? 騒然とする現場にあらわれたのは、謎の探偵・八つ頭瑠璃。彼女とともに、物語は衝撃の真相が待ち受けるラストへと加速していく。世界もキャラクターもトリックも真相も予測不可能! 極上のゾンビ×ミステリー、開幕。

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わざわざゾンビを殺す人間なんていない。 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年12月15日

    ダイアローグの小林泰三節(ぎざぎざしていて不条理)はデビュー作から変わらず健在でうれしい。タイトルから哲学的ゾンビの話題か?と思いきや、そうではなく所謂ホラー分野に出てくるゾンビの方だな、とゾンビの踊り食いのスプラッター描写にドキドキしながら読み進めていくと、なぜか次第に哲学的ゾンビ(何をもって人間...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年10月01日

    ゾンビウイルスから食肉問題につなげるところは見事。ちょっと長いかなって思ったのと最後力技で終わらせたかなってとこもあったけど、瑠璃の秘密が明かされるあたりからラストまでは引き込まれて面白かった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月27日

    まずタイトルがインパクト大。内容は設定がかなりアクロバティックですが、勢いにのり一気に読めました。密室の謎、とかよりこの設定自体に重きをおいているように感じました。好き嫌いはあるかもしれませんが、私は面白かったです。でも、グロい表現もあるので、その手のものが苦手な人にはツラいかも。

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    Posted by ブクログ 2019年03月01日

    またもや「ゾンサガ」からの本書。思ったより会話が多い印象。『生ける屍の死』でもそうだったけれど、特殊な状況設定の場合、ルールは厳密に示されて、厳密にルールを守ることが縛りになる。初期の西澤保彦作品も同様。その点、普通の推理小説だと、厳密ではなく無理筋をゴリ押しのパターンもあるのかもと逆に思ったのでし...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年02月20日

    ミステリ。ホラー。SF。
    死ぬとゾンビになる世界。
    ミステリとして読むと、平凡。☆2。
    ゾンビコメディとして読むと、素晴らしくぶっ飛んでいて良い。☆5。
    平均して☆3.5くらい。
    惚けた感じの会話も含め、良くも悪くも小林泰三さんらしい作品。好き。

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    Posted by ブクログ 2017年11月07日

    新しい世界観と、何が自然なのかわからなく成ってくるやりとりで、不思議な感覚になってきます。
    アリス殺し、おやすみ人面瘡、コンテクスト・オブ・ザ・デッドが、思い出されました。

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    Posted by ブクログ 2017年08月26日

    初小林泰三作品。
    グロイ!!
    でも面白い!
    パーシャルゾンビ、
    ゾンビイーター、なんじゃそりゃ!!
    ミステリーとしては、まぁ……うん。

    でもここまでゾンビで遊んでしまえる
    このくだらなさ、嫌いじゃないわ~。

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    Posted by ブクログ 2023年07月27日

    異次元離れした、ゾンビを主としたストーリーは好みだったが、最後の種明かしが長すぎて細かく読む気になれなかった。
    何重もの嘘や秘密なのに、スッと入ってきて読みやすかった。

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    Posted by ブクログ 2023年04月29日

    20年ほど前から遺体活性化(ゾンビ化)現象が起こり、世界中に広がった…
    序盤は飛ばし読みしたいくらいグロい描写が続いてぴえんでしたが、段々ミステリー要素が強くなって夢中で読みました。ですが、グロに免疫無い方はご注意を。

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    Posted by ブクログ 2022年03月21日

    なかなかのグロさ。ゾンビ化ウィルスが公認され家畜のゾンビ肉、ゾンビを生きながら喰らうゾンビイーター、一部がゾンビ化するパーシャルゾンビと広がっていく世界観が凄く緻密で面白いがリアルさを感じるだけにグロい。
    ミステリ部も設定が良く活かされていると思う。全体的にセリフが多いため脚本のよう。誰が喋っている...続きを読む

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