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Posted by ブクログ 2016年02月05日
いわゆる記憶喪失というのがあるが、あれは一時的に記憶を失っているようにみえるだけで、脳の中に記憶は残っており、人間性まで変わってしまうわけではない。では、脳の記憶中枢が破壊されて、すべての記憶を失ってしまったら、私は私でいられるだろうか。記憶がなくなったら、もう私らしく振る舞わないような気がするが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年04月06日
SF作品を8編収録した短編集。
小林さんらしい独創的なアイディアやグロ描写、ナンセンスなユーモアがたっぷり詰まっています。その一方で今まで読んできた小林作品よりとっつきやすい短編が多かったので、全体的に読みやすく感じました。
表題作「天体の回転について」は科学とは無縁の世界に住む少年が宇宙...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月24日
表紙で敬遠してたのだけど、紙で買えなくなりそうだったので入手しました。
「あの日」がユーモアたっぷりで面白かった。
「盗まれた昨日」は例によって「失われた過去と未来の犯罪」の習作。短くまとまっていて、SFは哲学と紙一重なのを気づかせてくれる良作。
ハードSFというほど敷居が高くはないので、ミステリ好...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月30日
―――無垢な青年が抱く、宇宙への憧れとみずみずしい初恋を描いた表題作のほか
ロボット三原則の盲点が引き起こす悲劇を描いた「灰色の車輪」
宇宙論とクトゥルフ神話が驚愕の融合を果たす「時空争奪」など
ヴァラエティに富んだ全8篇収録の傑作ハードSF短篇集。
表紙はちょっとアレやけど
小林泰三によ...続きを読む
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