溝口敦のレビュー一覧

  • 暴力団
    暴力団と言うと、なんとなく悪い人たち…という認識で、彼らが一体何をして生計を立てているのか、そもそもどんな悪いことをしているのか、芸能人との関係者等、考えてみると分からない事だらけだったので手に取りました。
    世界一わかりやすいわるいやつらの基礎知識!と帯に書かれているだけあって、本当に分かりやすい♪
  • パチンコ「30兆円の闇」
    昔パチンコにハマってた自分がほんとにバカだと知った。

    負ける人が多いから成り立っていると言うことも考えず、とにかく少ない確率にかけて打ってた自分はほんとヤバい。

    しかも警察やら政治家やらとパチンコ業界にぶら下がってる輩をこの本で改めて知れ、日本がクソ国家なことがよく分かった。
    パチンコ業界もクソ...続きを読む
  • 暴力団
     まえがきの「暴力団のあらかたについては本書を読むことで、一般の方々にも理解できる」という言葉のとおり、ヤクザ・マフィアもののフィクションをほとんど読んだことがなく予備知識のないわたしでも読み通せました。

     ただ、ところどころ暴力団やマフィアに関する予備知識が必要とされている記述も見受けられます。...続きを読む
  • 溶けていく暴力団

    アングラ化する社会

    暴力団が合法的な集団とされつつ、その社会的排除が顕在化した世の中で、暴力団としてこれからも存続できるのか?その答えがこの本で説明されている。一方で、マネーに隷属化し、どんな理由であろうと金儲けさえできれば良いという歪んだ意識は、暴力団ではない社会人詐欺集団の増加を招くとして問題提起している。
    国が暗...続きを読む
  • 暴力団
    暴力団について、関連する法律の紹介等、いろいろ勉強になる。ネットでもよく話題になってる関東連合についての解説もある。
    ニュースの参考書にもなりそうだし、手元に置いておくか…。
  • 続・暴力団
    『彼ら』の取材に関してはその道の第一人者といわれる筆者の描くその実態。前作に引き続き溝口氏ならではの豊富な人脈を用い、『彼ら』の内懐に飛び込んでいった取材結果と最新の動向が記されております。

    長年にわたって『彼ら』を取材し、時に脅迫を受け、さらには襲撃されるなどし、それでも「彼ら」を追い続け、この...続きを読む
  • 続・暴力団

    暴力団を排除することの難しさ

    最近の暴力団がらみの事件を消化しながら、暴力団の現在、警察の実態などがよくわかる内容だった。できればもう少し暴力団の現在の実態や、暴力団内部の実情などを消化してほしかった。
    暴力団排除条例の意味と、今後の暴力団の位置づけが理解できた。
  • 続・暴力団
    暴排条例施行後の状況を踏まえた内容。条例による「警察対暴力団」から「住民対暴力団」への変質、警察と暴力団の疎遠化による検挙率の低下。警察が暴力団の「生かさず殺さず」存続を希望している、というのは同感。ただ、暴力団の非合法化が妥当か、は疑問もある。
  • 続・暴力団
    「暴力団」が書かれた2011から2012年まで。
    2001年の桶川ストーカー殺人事件が警察増員の転換点。
    警察は相変わらず暴力団を手駒として使っている。
    「半グレ」の台頭。
    日本とイタリア以外はほとんどが「半グレ」で、組織的ではない集団。マカオの「三合会」も、組織だってはいない。
    日本の暴力団は、地...続きを読む
  • 続・暴力団
    今回も溝口氏の主張である、「暴力団は絶対に認めてはならない」ことや、警察と暴力団のズブズブな関係に触れられていた。
    また、今回は2011年頃から各都道府県で出されている「暴排条例」を事例として出し、「暴排条例」のある一定の効果を認めつつも、「暴力団対市民・民間企業」という構図を作り出した警察行政を批...続きを読む
  • 細木数子 魔女の履歴書
    やはり、かつてテレビで抱いていた嫌悪感はそれほど理由の無いものではなかったことが確認できて安心した。

    ただ、どんな人が今も本を買って支持を続けているのかが気になる。それがB層の正体か。
  • 続・暴力団
    評判になった「暴力団」の続編。暴排条例の施行とその有効性などに触れている。著者はこの筋の取材をしてきた人だけに説得力がある。暴力団の存在を、自家繁栄の手段としている警察など、この問題が袋小路に入っていることを感じさせる。
  • 続・暴力団
    前作も良かったが、今回も非常にわかりやすく暴力団のしくみや問題点について書かれており、特に海外のマフィアとの比較などは興味深いものであった。
    演歌歌手と暴力団の関係性というのもなるほど納得なところがあり、あの大御所も関係が噂されていたとは驚きである。

    半グレ集団をうまく使い、シノギを行っている現状...続きを読む
  • 続・暴力団
    これだけでも十分読める(が,興味があれば,「暴力団」も読めばいいと思う)。
    現在,暴排条例によって,今は「警察vs暴力団」ではなく,「市民vs暴力団」という構図になっていて,警察は市民を単に支援するだけ,暴力や反社会的行動から十分には守ってくれないということが,この本を読むとよく分かる。
    条例で市民...続きを読む
  • 血と抗争 山口組三代目
    少なくとも、昔の暴力団に対する最悪なイメージが変化しました。戦後の日本の混乱の中、経済を基盤とする三代目の栄光と没落。暴力団の先には(根っこの部分には)政治家や企業家がいて、そ知らぬ顔をしていたり。国がしっかりしなきゃいけない点を、触らずに置いておいたり。持ちつ持たれつの関係の上、最後にばっさり切り...続きを読む
  • パチンコ「30兆円の闇」
    警察とパチンコ,パチンコを取り巻く周辺産業,さらにそれを取り巻く周辺産業といった1つの「パチンコ産業」について書かれた本。パチンコが等価交換以外は違法であるという点は知らなかった。
    今まで読んできたギャンブル依存症に関連するの本の中では,一番当事者が読むべき本だと思った。パチンコ(をやりたいという...続きを読む
  • パチンコ「30兆円の闇」
    これを読む限り、パチンコ業界は汚れきっています。特に警察とズブズブの関係は最悪に思えます。パチンコと言う超巨大ギャンブル産業が、関係者の利益のために野放しにされ、まともに監督されていないのは異常です。
  • パチンコ「30兆円の闇」
    年間30兆円の産業になったパチンコ、その背景には、貧困ビジネスを増長させた、パチンコ業界と警察の癒着がある。
    今後どうなるかは、わからないが、パチンコの平和的利用を願う。
  • 食肉の帝王
    良く調査されていると思うが一部憶測というか恣意的な解釈が混じっていることもあり、週刊誌の記事的な雰囲気は拭えない。
    それでもタブーとされていた領域に踏み込んで調査した著者の心意気は感じられた。
  • パチンコ「30兆円の闇」
    パチンコが30兆円産業とはすごい。宝くじが1兆円、中央競馬が3兆円、パチンコの圧勝です。自動車産業や医療産業に並ぶとのこと。この巨大産業が法的にグレーゾーンなんだから不思議です。その内幕がこの本でかなり垣間見れました。