溝口敦のレビュー一覧

  • 暴力団
    The 暴力団入門。

    暴力団ってどういうもの?という疑問に適切に答えてくれる。


    個人的には、現在の暴力団が陥っている苦境や、「半グレ」との差異がよく分かり、興味深かった。
  • 続・暴力団
    第一弾が結構ためになったんで、こっちも読んどかないとってことで。前作からそんなに時間は経っていないけど、暴力団界隈の事情は、結構変化があったんですね。自暴自棄になりかねない暴力団に、対して役に立たなそうな警察組織。怖っ。アカンやん、それ。と思いました。
  • 薬物とセックス
     読んでいた本を読み終えてしまい、東京駅で新幹線に乗る際に、駅の書店でこんなゲスい本が売られているのかと思うと嬉しくなって購入した。内容は抱いていた関心の真ん中にストライクかつ、思った以上にゲスく興味深かった。特にキメセクについてたっぷり書かれていてよかった。

     覚醒剤なんかやりたい人が勝手にやっ...続きを読む
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~
    グレーと書いていますがブラックです。
    お金を稼ぐのは大変なことで、成功している人たちにはやはり何かしらの才能や運があります。たとえそのビジネスがクロであってもこの原則は変わらず、本書に登場する人たちにはある種の才能があることが分かります。
    その才能を他で活かせばいいのにと思う方もいれば、クロだからこ...続きを読む
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~
    題名に興味をひかれ購入しました。

    様々なグレービジネスの裏側を経済的に知ることが出来ましたので

    なかなか興味深く読むことが出来ました。

    いろいろなグレービジネスがありますが、

    やはりそこで成功されている人というのは、

    実際の表のビジネスを手がけても

    同様に成功は出来るのだろうなと感じます...続きを読む
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~
    グレービジネスのトップを走るそれこそ怪物達と言われる人々の紹介。直接彼らに取材をされた筆者の凄さも感じてほしい。共通して言えるのはみんながみんなクロにはならない、いやシロに向かって行く姿であろうか。成功者の殆どはグレーゾーンから攻めて結果大当たりし、いつかグレーを抜け出しシロになる。某USENだって...続きを読む
  • 闇経済の怪物たち~グレービジネスでボロ儲けする人々~
    グレーと黒の境界は往々にして曖昧である。出てくる人物はほとんどが黒に近いが、異常なまでに慎重だったり準備が入念だったりする。ビジネスというか金稼ぎのために必要なマインドセットはこの人達が持っているようなものがひとつの形なのかもしれない。それにしてもよくこれ取材して本にできたなぁ。
  • 食肉の帝王
    ハンナングループを取り仕切っていた「食肉の帝王」・浅田満を軸に、日本社会の暗部に切り込んだノンフィクション。

    同和と暴力団という、我が国のタブーである勢力を背景に、巨万の富を築いた浅田の手腕が描かれる。
    また、浅田と癒着していた政界や官僚の不公正・不正義も暴いていく。

    BSE問題に乗じた食肉偽装...続きを読む
  • 暴力団
    そもそも暴力団とはどういう組織で、具体的にどういったことをしているのか、内部の人間関係はどうなっているのか?こうした暴力団のいわば基礎知識について記述したのが本書であり、暴力団についてまったくのど素人、任侠映画も見たことない、でもその実態を知りたいという自分のような人間向け。

    印象深かったのが暴力...続きを読む
  • 新装版 ヤクザ崩壊 半グレ勃興 地殻変動する日本組織犯罪地図
    暴対法の影響で没落しつつある暴力団と、その間隙を縫って台頭してきた新興勢力の半グレについて綴った一冊。

    2011年著ということで、昨今の山口組分裂などには当然ながら触れていないが、裏社会の力関係を知ることができた。
  • 暴力団
    中立の立ち場から淡々と暴力団についての説明をしている。
    入門書的ながらもその内容は幅広く網羅的で、日本の暴力団についての全体像がつかめる構成となっている。
    淡々とドライに書いているところが長所ではあるのだが、そのドライさがやや物足りなさを感じさせるのも事実であった。
  • 詐欺の帝王
    著者の溝口敦氏は極道取材の第一人者。
    そんな著者が闇を暴いた。
    オレオレ詐欺の帝王(本藤彰(仮名))から取材した詐欺の手口とは?、どんな人を嵌めるのか?、なぜ被害者は後を絶たないのか?を赤裸々に暴く力作。
    本藤は名門私大に在学中からイベントサークルのからみでビジネスを学び、卒業後、広告代理店に勤める...続きを読む
  • 詐欺の帝王
    エグイです。

    ここまで書いてしまうとモデルになった人がわかる人にはわかってしまうのではないかと思ってしまいます。

    徴税についてはやはり被害者救済の視点は全くなく、自分の手柄のみなのかというのがよく分かった。
    また、加害者からお金を没収しても先に税金に持っていかれてしまい、被害者へは微々たる額しか...続きを読む
  • 暴力団
    暴力団の入門書。
    暴力団から,ヤクザ,マフィア,半グレまで。

    暴力団は衰退傾向(特に若年層が入らない)で,「オモテ」に出ないマフィアへ移行するのではないか,ということ。

    続編もあるようで,継続して読みたい。

    ・暴力団(暴対法2条2号)
    ほぼすべての暴力団が指定暴力団'(暴対法3条)指定を受けて...続きを読む
  • 暴力団
    暴力団とは何か、どのような仕組みでどのように稼いでいるのかなどが、とてもわかりやすくしっかりと書かれている。また暴対法、半グレについても触れられている。特に暴対法以降の暴力団の姿について。
  • 詐欺の帝王
    未公開株詐欺、社債詐欺、必勝法詐欺、還付金詐欺、融資保証金詐欺、架空請求詐欺、オレオレ詐欺、かぶせ詐欺、詐欺被害返金詐欺

    何故儲け話を勧めるのか、不思議に思う

    プロスペクト理論 ダニエル カーネマン

    詐欺の原則は かぶせ

    システム詐欺は大金持ちは寄せ付けない
    日本の資産構造は微動だにし...続きを読む
  • 詐欺の帝王
     読んでいて不愉快というか気分が悪くなる本である。オレオレ詐欺を主導していた男に取材した内容だが、彼らの言動というか考えというか唾棄すべきものがあり、おそらくリアルだからこそこのように感じるのだろう。
     暴力団とは友好関係を保ちつつも、それには加わらず、弱者から平然と更に毟り取る様は正視できないもの...続きを読む
  • 詐欺の帝王
    あの事件とあの事件が線で結びついて勉強になりました。が、動くお金が大きくて、文を読むのに途中から疲れました。。
  • 詐欺の帝王
    事実は小説より奇なり。
    漫画『闇金ウシジマくん』も徹底した取材に基づいて書かれているとのことだが、リアリティのある出来事には多くの発見がある。アメリカのGMでは、ビジネスにおいて、自分の手を下さずとも回る状態を作ることを奨励されるようだが、詐欺という事の是非はともかくとして、勉強になる点が多い。
  • 詐欺の帝王
    面白かったっす。船橋のホテルで電動ノコギリで生きたまま殺しちゃった事件とか、高島平でスーツケースで死体を運んだ事件とか、あああの事件!、っていうのが点と線で繋がっていくのがすげえスリリング。

    気分的に(あと、仕事が忙しくて)久しく本が読めなかったので、リハビリにはうってつけでした。