溝口敦のレビュー一覧
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The 暴力団入門。
暴力団ってどういうもの?という疑問に適切に答えてくれる。
個人的には、現在の暴力団が陥っている苦境や、「半グレ」との差異がよく分かり、興味深かった。Posted by ブクログ -
第一弾が結構ためになったんで、こっちも読んどかないとってことで。前作からそんなに時間は経っていないけど、暴力団界隈の事情は、結構変化があったんですね。自暴自棄になりかねない暴力団に、対して役に立たなそうな警察組織。怖っ。アカンやん、それ。と思いました。Posted by ブクログ
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グレーと書いていますがブラックです。
お金を稼ぐのは大変なことで、成功している人たちにはやはり何かしらの才能や運があります。たとえそのビジネスがクロであってもこの原則は変わらず、本書に登場する人たちにはある種の才能があることが分かります。
その才能を他で活かせばいいのにと思う方もいれば、クロだからこ...続きを読むPosted by ブクログ -
題名に興味をひかれ購入しました。
様々なグレービジネスの裏側を経済的に知ることが出来ましたので
なかなか興味深く読むことが出来ました。
いろいろなグレービジネスがありますが、
やはりそこで成功されている人というのは、
実際の表のビジネスを手がけても
同様に成功は出来るのだろうなと感じます...続きを読むPosted by ブクログ -
グレービジネスのトップを走るそれこそ怪物達と言われる人々の紹介。直接彼らに取材をされた筆者の凄さも感じてほしい。共通して言えるのはみんながみんなクロにはならない、いやシロに向かって行く姿であろうか。成功者の殆どはグレーゾーンから攻めて結果大当たりし、いつかグレーを抜け出しシロになる。某USENだって...続きを読むPosted by ブクログ
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グレーと黒の境界は往々にして曖昧である。出てくる人物はほとんどが黒に近いが、異常なまでに慎重だったり準備が入念だったりする。ビジネスというか金稼ぎのために必要なマインドセットはこの人達が持っているようなものがひとつの形なのかもしれない。それにしてもよくこれ取材して本にできたなぁ。Posted by ブクログ
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暴対法の影響で没落しつつある暴力団と、その間隙を縫って台頭してきた新興勢力の半グレについて綴った一冊。
2011年著ということで、昨今の山口組分裂などには当然ながら触れていないが、裏社会の力関係を知ることができた。Posted by ブクログ -
中立の立ち場から淡々と暴力団についての説明をしている。
入門書的ながらもその内容は幅広く網羅的で、日本の暴力団についての全体像がつかめる構成となっている。
淡々とドライに書いているところが長所ではあるのだが、そのドライさがやや物足りなさを感じさせるのも事実であった。Posted by ブクログ -
暴力団とは何か、どのような仕組みでどのように稼いでいるのかなどが、とてもわかりやすくしっかりと書かれている。また暴対法、半グレについても触れられている。特に暴対法以降の暴力団の姿について。Posted by ブクログ
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事実は小説より奇なり。
漫画『闇金ウシジマくん』も徹底した取材に基づいて書かれているとのことだが、リアリティのある出来事には多くの発見がある。アメリカのGMでは、ビジネスにおいて、自分の手を下さずとも回る状態を作ることを奨励されるようだが、詐欺という事の是非はともかくとして、勉強になる点が多い。Posted by ブクログ -
面白かったっす。船橋のホテルで電動ノコギリで生きたまま殺しちゃった事件とか、高島平でスーツケースで死体を運んだ事件とか、あああの事件!、っていうのが点と線で繋がっていくのがすげえスリリング。
気分的に(あと、仕事が忙しくて)久しく本が読めなかったので、リハビリにはうってつけでした。Posted by ブクログ