溝口敦のレビュー一覧

  • 山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント 2008~2015
    山口組のこれまでの動きや出来事を、内部事情を事細かに反映させながら、分かりやすく説明されている。この本では、2008年から2015年までの出来事を中心に取り扱っており、私たちの記憶に残っている出来事も多くあった。だからこそ、「あの事件の背景は、〜ことだったんだ」と思うことが多々あり、目から鱗が詰まっ...続きを読む
  • 詐欺の帝王
    おれおれ詐欺など組織的な特殊詐欺犯罪組織の頂点に君臨していた男「本藤」の半生を描いたもの。裏世界の当事者へのインタビューを取ってくることで有名なノンフィクションライターの著者が、「本藤」本人の話を中心に構成したもの。

    おれおれ詐欺の起源が、イベントサークルやヤミ金にあったとは驚きだ。しばらく前に世...続きを読む
  • 細木数子 魔女の履歴書
    過度に持ち上げる・けなされる人物には、
    何か歪んだ思惑が隠れている。
    勢いだけで生きている人間に負けない
    テンションか論理が不可欠。
  • 詐欺の帝王
    詐欺の世界のあれやこれやを綺麗にまとめており、面白かった。怖い話は、一部を除いて書かれていないし、その一部も今から話すよ!って強調されているので、万人におすすめ。
    裏社会の内情が聞ける機会というのはまずないので、こういう本はありがたい。勉強になった、というのが一番の感想です。
  • 続・暴力団
    暴力団とはなにか?という素人にわかりやすい本。全国の暴対条例施行を受けての状況が書かれている。公に認めることか、取り締まって闇に潜らせるか・・・どちらも根本的な解決にならず難しいなぁ。
  • 抗争(小学館101新書)
    繁華街で銃撃戦。手榴弾で爆破。警察官に銃乱射―。そんな話が全編にわたっててんこ盛りでつづられている一冊です。「暴力団はなぜ殺しあうのか?」この疑問に余すことなくこの本は答えてくれますが、重いです。

    この本は週刊ポストに連載されていた記事をまとめて加筆訂正の上新書として刊行されたものです。僕はこの...続きを読む
  • パチンコ「30兆円の闇」
    パチンコ―。『「鉄火場」では日々巨額のカネが動く。その市場規模は米カジノ産業をはるかに凌ぎ、自動車などの基幹産業にさえ匹敵する。しかし、位置付けはあくまで「ギャンブルではなくレジャー」』。という矛盾と「ゴト師」と呼ばれる犯罪集団の暗躍振りはすさまじいです。

    先日紹介した『打ったらハマるパチンコの罠...続きを読む
  • 仕事師たちの平成裏起業
    「振り込め詐欺」のスーパートーク術、「ヤミ金」を進化させた「トイチ金融」のリスク分散法、平成の新風俗「デリバリー・ラブドール」のビジネスモデル、高級盗難車を売りモノにする「ニコイチ屋」の錬金術、「ケータイ出会い系サイト」で年収一億を稼ぐ方法、歌舞伎町の「No.1ホスト」が語る女性学、ギャンブルでなく...続きを読む
  • 細木数子 魔女の履歴書
    最近テレビの方は引退したようですが、数年前にテレビであの顔を見た途端、チャンネルを切り替えていたことを思い起こしました。

    以下、本文より、
    細木数子は現代が抱える低俗性の指標としてなりうる人物。。。細木が体質として持つ低俗性にはいくつかの特徴がある。下品さ、金権主義、事大主義、教養や常識のなさ、は...続きを読む
  • 食肉の帝王
    『細木数子 魔女の履歴書』を読んで、溝口さんのファンになりました。
    ミートホープ社長の消費者を馬鹿にした態度を見て、消費者としてもっと賢くならなきゃな〜と思ったので食肉業界についてのお勉強のつもりで手に取りました。
    「同和」という言葉に馴染みのない場所で生まれ育ち、あまり意識したことがなかったので、...続きを読む
  • 食肉の帝王
    国産牛肉偽装、皆でやれば怖くない。『焼け太り』で銭儲け・・・情けなく涙も出ません。「政・官・業・暴・同和」問題は深い闇の如し!
  • 喰うか喰われるか 私の山口組体験
    読み応えがあった。ノンフィクション作家というよりジジャーナリストに近い感じがして、真摯な文体と説明に信頼がおけた。
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)
    令和のヤクザについて専門家による対談本。面白かった。ヤクザがタピオカ屋をやってるとかLINEスタンプ作って販売してるとか新鮮すぎる。ヤクザって映画でみるような極道!任侠!みたいなイメージを一般人の我々はいつまでも持っているけど、現代のヤクザはなかなか大変なんだなと思った。
  • 喰うか喰われるか 私の山口組体験
    ドキュメンタリー作家 溝口敦のヤクザ山口組を書き続けてきた歴史。自分が刺されたり息子まで刺される。でも書くことはやめない。
    この人は怖いという事を知らないのだろうか。
    おもしろい
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)
    ●対談なのでサクッと読める。
    ●2人ともその道の取材のプロなのでエピソードが面白すぎる…
    ●地下に犯罪が潜っていく怖さはあるんじゃないかなあと思いますね。知らないってのが一番怖い。
    ●結局、近づかないのが一番だし、こんな書籍で好奇心を満たすぐらいが丁度いいんだ…
    ●警察とマスコミと暴力団、政治家、ど...続きを読む
  • 続・暴力団
    「暴力団対策法、暴力団排除条例の矛盾」
    ・暴排条例施工で警察天下り増加
    ・民間人が表に立たされる暴排条例
    ・「そもそも」暴力団を認定している日本
    欧米はマフィアが存在するが、存在自体認められていない 
    暴力団と独自の付き合いを持ちつつ犯罪を特定してきた警察
    ヤクザはこれから更に半グレ化、外国のマフィ...続きを読む
  • 暴力団
    最近のとあるニュースで気になり手に取った。
    みかじめ料など、暴力団ならではのワードが分かりやすく書かれている。
    とりあえず、暴力団の世界では「一般市民を攻撃することはタブー」であることを確認できてよかった。
  • 山口組動乱!! 日本最大の暴力団ドキュメント 2008~2015

    なるほど

    一昔前に話題になった山口組分裂問題。そもそも関わりのない、しかし少し覗いてみたいと誰しもが思う極道の世界で何が起きてるのか。わかりやすかった
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)
    自分はヤクザのことを何も知らなかったのだ、と反省した。ゴルフをしただけで捕まったり、人間としての権利が脅かされているようだ。同じ人間なのに、と思ってしまうことも多かった。
  • 教養としてのヤクザ(小学館新書)
    ヤクザの本業は喧嘩。知らない世界で面白い。タピオカドリンク、密猟、賭博、ヤクザと政治、半グレ。今では考えられないけど、とエピソードごとについているが信じられない。