平岩弓枝のレビュー一覧

  • 御宿かわせみ13 鬼の面
    やっと忠三郎捕まった!ずっと気になってた。でも元の話わすれつつあるからもう一回読み直そう。
    みんなご縁がまとまってよかった。
    幸せになってほしい。
    でも「雪の夜ばなし」やら「麻布の秋」やらでまた東吾に心掻き回されて悔しい。るいのことだけを幸せにしてよ。
  • 千姫様
    千姫関連2冊目。
    これは読みやすく、最初の夫が生きのびて別の国にいるかも設定や、ラブラブな現在の夫との関係、侍女、史実とは違うだろう要素も現代に受け入れやすく書いてあって面白かった。
    昔の人は政略結婚なんて当たり前で、でもその中にもやっぱり恋愛感情があったり、嫉妬があったり、子(男子)を授かるために...続きを読む
  • 御宿かわせみ12 夜鴉(よがらす)おきん
    岸和田の姫が可愛らしくてほっこりした。
    源太郎誕生は熱くなった。源三郎とお千絵さんのカップルにはほんとに参る。いじらしくて推せる。長助が追い出されたところ思わず笑っちゃった。畝家は幸せになってほしいな。
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(七) 寒椿の寺
    新八がめっきり町奉行同心と馴染んできたな~と。お鯉さんと今後どうにもならないようだが、お鯉さんにはそれなりに幸せになって欲しいし、あまり新八を甘やかさない方がよいかと。
  • 火の航跡
    ボリュームのあるミステリーでしたが、飽きることなく最後まで楽しめました。
    義母に薦められた本でした。
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(六) 春月の雛
    相変わらずいろんな方へ飛び回っては事件を解決していく忙しさ…
    お奉行には優しく厳しく見守られながら過ごす日々はちょっと羨ましいです。
  • 花ホテル
    「聞き流す」ならぬ、「読み流す」感じの読書は短時間の暇つぶしやちょっとしたストレス解消につながるので、私にとってはないと困る存在。で、こういう傾向の作品が続くと、ある日突然と言った感じで「ちゃんとした日本語」が恋しくなる時が来る。
    そういう時の作家さんの一人、平岩弓枝さんの作品を久しぶりに読んだ。ず...続きを読む
  • 肝っ玉かあさん
    成人した子ども2人を持つ五三子は蕎麦屋を切り盛りしている。五三子を取り巻く人間模様を描いた物語。

    古き良き大家族、ご近所付き合いは20代の私には新鮮だった。
    家族に振り回されることを疎ましがらずに上手くまとめようとするところが、昔は当たり前だったのかな。でも、粘り強く細やかなコミュニケーションが必...続きを読む
  • 御宿かわせみ
    母親の嫁入り道具として実家にあった、古い本を読んだ。人情あり、ミステリーあり、ロマンスあり、のストーリー。時代小説だが、古い感じはあまりせず、楽しく読めた。短編の組み合わせのような本なので、読みやすかった。
    東吾とるいの関係が気になるところ。これから、全巻読破目指します!
  • 花ホテル
    時は1980年頃の南フランスの小さな町。
    地中海に面する岬に建つ小さなホテル、
    オーナーは未亡人の日本人。
    そこで繰り広げられる人間模様。
    行ったことはないけれど、
    一昔前の南フランスの情景が浮かんできて、
    憧れるし滞在したくなる。
    そしてそこで起こる事件が、
    人間関係に富んでいて凄く面白ろかった。
  • 御宿かわせみ8 白萩屋敷の月
    読み終わってから心臓がドキドキ通り越してばくばくしてた
    表題作の「白萩屋敷の月」
    いつだったかの東吾が事件の詮索の為に吉原の女か誰かを抱いたことあったけど、あの時もしんどかったけどこっちも応える
    別に私が東吾好きなわけじゃないのになんでこんな嫉妬ともまた違う悲しいような気持ちになるのかな、るいのこと...続きを読む
  • はやぶさ新八御用旅(一) 東海道五十三次
    読み応えがありました!
    根岸備前守様のふんわりした命によって
    御一行を間違えてしまったり
    最後まで誰が姫様なのか分からなかったです。
  • 新・御宿かわせみ
    阿片は明治時代の重要な社会問題である。平岩弓枝『新・御宿かわせみ』(文春文庫、2010年)は明治初年を描いた時代小説であるが、阿片に言及される。「蝶丸屋おりん」では毒殺事件で使われた毒物の可能性として阿片が指摘された(127頁)。「桜十字の紋章」では宗教団体が信者を言いなりにするために阿片中毒にした...続きを読む
  • 御宿かわせみ3 水郷から来た女
    40年前に書かれた作品とは思えない
    捕物ももちろん面白いけど東吾とるいの関係に不覚にもきゅんきゅん(?)しながら毎話楽しく読んでる
    江戸の季節を感じれるのも好きなポイント

  • 御宿かわせみ (1)

    東吾のイメージ

    ずっと小説を読んできたのでこれまで抱いてきた東吾のイメージとはちょっと違うようです。この1巻の中のエピソードで旅籠屋ばかり狙う盗賊が出てくるんだけど旅籠はそんなに現金を持っているのかなあと違和感を抱いた。あの人数なら札差とか大店に押し入るんではないかな。
  • ちっちゃなかみさん 新装版
    老舗の料亭の娘、お京は、数ある縁談を断り、出入りの豆腐屋の信吉を見初める。しかし、信吉はその気持を受け入れず、頑なに拒むのであった。ある日、こっそり信吉の店を覗きに行ったところ、小さな子供たちが信吉の家の家事を行っているではないか…。

    色々あるものの、大方が縁談の上手くいく行かないといったたぐいの...続きを読む
  • 嘘かまことか
    初出 2019〜20年「オール讀物」の一代記のようなエッセイ18編。

    私が時代小説好きになるきっかけとなった『御宿かわせみ』シリーズのことが出てこないのは残念だが、代々木八幡宮の神主の娘として育ち、第三作が直木賞というちょっと考えられないデビューをし、長谷川伸の同門であった小説家と結婚して、夫が神...続きを読む
  • 新装版 はやぶさ新八御用帳(一) 大奥の恋人
    権力者にいいようにされてしまった夫婦の哀しいお話でした。
    息子くんはこのままどうなるのかしら?
    新八郎の恋もどうなるのか?
    せつないです。
  • 女の家庭
    初版が昭和だけあって時代を感じる場面が多々あった。一軒家だからと鍵をかけて留守にするのが不用心だとか携帯がない時代ですれ違う場面だとか。それでも永子さんの奥ゆかしく品があり嫁としては完璧な女性には感心してしまう。こんな嫁がきてくれたら万々歳だ。こんな姑、小姑がいる夫にはいくら夫に問題なくとも現代なら...続きを読む
  • 千姫様
    徳川家康の孫にして、二代将軍秀忠の子、千姫。
    数奇な運命を辿った姫。
    女性の目線で細やかに描かれた人生。
    恋を知り、花開いていく千姫の心の中まで、透かして見るようだ。
    千姫の喜びが手に取るように分かる。