平岩弓枝のレビュー一覧
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御宿かわせみシリーズ11巻、初期の頃の話が懐かしくなり先日まとめて購入分を読み始め。「かわせみ」女主人のるいと東吾の恋人時代の人情捕物帳、表題作「二十六夜待の殺人」二十六日の月の出を待ち、一句ひねろうと、同好の士と目白不動へ出かけた俳諧師が川に浮かぶ。傍らに半紙にしたためた俳諧師にしては不出来な句が...続きを読むPosted by ブクログ
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御宿かわせみシリーズ4巻、シリーズ読み中に初期の頃の文庫蔵書発見!若き時代の神林東吾の友人八丁堀の定廻り同心の畝源三郎、幼なじみで大川端に旅籠「かわせみ」をひらく恋人の庄司るいを暖かく見守る兄の神林通之進・香苗夫妻、かわせみの奉公人嘉助・お吉らとともに市井の事件を解決する様を描く。表題作「山茶花は見...続きを読むPosted by ブクログ
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御宿かわせみシリーズ22巻、横浜から出て来た男・蝦蟇の油売り・穴八幡の虫封じ・阿蘭陀正月・月と狸・春の雪・猿若町の殺人、8篇。表題作「清姫おりょう」宿屋を狙った連続盗難事件と、轟く雷鳴の中東吾が雨宿りした材木問屋の女主人が惨殺された。この殺人事件、東吾は軒先で壁の向こうではなにやら色事の気配の女主人...続きを読むPosted by ブクログ
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御宿かわせみシリーズ13巻、「夕涼みの女」「大川の河童」「麻布の秋」「忠三郎転生」「雪の夜ばなし」「鬼の面」「春の寺」7篇。表題作「鬼の面」は、節分に起きた麻苧問屋信濃屋主人・吉三郎が殺され下手人として、かわせみの客・和助が店からしょっぴかれ東吾が真相解明に乗り出す。大川の河童・忠三郎転生・雪の夜ば...続きを読むPosted by ブクログ
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御宿かわせみシリーズ6巻、「狐の嫁入り」「師走の月」「迎春忍川」「梅一輪」「千鳥が啼いた」「子はかすがい」6篇。表題作『狐の嫁入り』本所で“狐の嫁入り”騒ぎが頻々と起きていた、花嫁行列の駕篭が宙に浮いて、青白い狐火が飛ぶのだとか、狐の面をかぶった行列が突如消え失せるとか…奉行所に旗本より苦情がきて捨...続きを読むPosted by ブクログ
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「夕涼みの女」縮問屋の若旦那が言い交わした娘の家を訪れると、そこに彼女の、幽霊が。親心が分からないでもないけど、若旦那がかわいそう。
「大川の河童」幸薄い女がかわいそう。だいじに思ってくれるおじさんはいても、弟が…Posted by ブクログ -
御宿かわせみシリーズ3巻。梅雨の晴れ間の午下り、両替商のひとり息子が身代金目的に誘拐される。極秘で厳重な見張りをつけ、母親は三百両を持参するが、無残にも全員殺されてしまう。八丁堀は血眼になるが、誘拐事件はつぎつぎに起こる。いっぽう「かわせみ」には愛らしい女剣士が東吾に伴われて現れた。東吾への好意をめ...続きを読むPosted by ブクログ
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最初の登場からかなり気になっていたお石さん。
こんな気持ちのいい素敵な人をお嫁さんにもらうなんて、
何て幸せもんなんだよ、小源さん!!
プロポーズのシーン、本当に良かった。
不器用だからこそ伝わる。Posted by ブクログ -
この一冊、本当に良かった。
何より源さん、おめでとう。
待望の息子誕生。
そこに至るまでの千絵さんとのラブラブぶりも最高です。
でも、何よりも感動したのは「息子」。
父と息子、喧嘩してもどこか通じ合う感じが父娘とはまた違って羨ましい。Posted by ブクログ -
『御宿かわせみ』新シリーズの第二弾。
東吾さんも源さんもいない「かわせみ」には慣れないけれど、若者たちも頑張っています。るいさんが完全に脇役になってしまったのがさみしい。Posted by ブクログ