三角和代のレビュー一覧

  • シナモンとガンパウダー
    面白かった。読み始めるとすぐにその世界に入り込みどっぷり浸かってしまいストレスもとんでしまう。まさにエンターテイメント小説、充分楽しめた。
  • イヴリン嬢は七回殺される
    事前情報もなく、何も考えずにタイトルと装丁に惹かれて読んだけど凄いなこれ!
    人格?交代タイムループなんてもの良く思いつくな!
    久しぶりに1日ぶっ通しで読んだし、興奮冷めやらぬうちにこれ書いてるのは深夜1時!
    ポケモンスリープに勝ったのがこちらの本です!
    いや、もう何も分からないまま始まって記憶喪失も...続きを読む
  • キリング・ゲーム
    マジか!いいの?この結末で

    これは凄いよ
    なんか広がっちゃうよこれ世界が
    色々想像しちゃうよこれ
    次回作がすっごい楽しみなんだけど邦訳が止まっちゃってるんだよね

    いやこれもう絶対ミスリードだよって思わせといて…ミスリードじゃないパターンでしょって思わせといて…
    最後の最後に全部ひっくり返すんでし...続きを読む
  • 髑髏の檻
    待ってましたジェレミー再登場!

    ジェレミーというのは主人公カーソン・ライダーの実の兄のシリアルキラーで現在収容施設を脱走して逃走中

    この兄の思惑にはめられ、またしても猟奇的な連続殺人の捜査に巻き込まれます

    今回カーソンは休暇中でケンタッキーの大自然の中、わいの大好きなハリー・ノーチラスアニキ...続きを読む
  • 名探偵と海の悪魔
    17世紀、バタヴィア(ジャカルタ)を出てオランダへ向かう帆船ザーンダム号は病者に呪いの言葉をかけられる。逃げ場のない海の上で次々と起こる不審な出来事。囚われの名探偵に代わり元兵士の助手アレントは謎を追うが……。→

    海上冒険譚×怪奇小説×ミステリ×ラブロマンス?とにかく盛りだくさん!読んでいて最高に...続きを読む
  • シナモンとガンパウダー
    もう設定からおもしろすぎ。
    海賊の女船長にさらわれた料理人が無事生き延びる条件は、毎週日曜日に彼女に最高の料理を振る舞うこと。わくわく!
    前半は古い価値観と世界の光の当たるところで生きてきたウェッジの凝り固まった正義感にイライラしてばかりだったけど、海賊と、特に船長のマボットと過ごす中で変化していく...続きを読む
  • シナモンとガンパウダー
    海や船自体の知識が少なく、描写を上手くイメージしきれないところはありましたが、読み進める毎に料理物だけではない色々なジャンルの小説が混ざりあい、とても面白く読むことができました。
  • シナモンとガンパウダー
    海賊船の捕虜になり週に一度女船長に最高の料理を振る舞わないと殺されるという契約に縛られながら設備も材料もごみレベルの環境下で悪態つきつつも工夫凝らして毎回舌唸らせるメニュー案出する中隙あらば脱走企て失敗し挙げ句の果てに敵船の砲撃(?)で片足失いうんざりするが若い聾唖の船員に文字を教えてあげたり船長と...続きを読む
  • 名探偵と海の悪魔
    十七世紀、帆船ザーンダム号の航海で立て続けに起こる不吉な怪現象の数々。跳梁跋扈する悪魔「トム翁」の影に怯える人たちを嘲笑うように、やがて起こった殺人事件。しかし頼みの綱であるはずの名探偵は投獄され、味方になる人間も少ない中で、探偵助手アレントと総督夫人サラのコンビは事件を解決することができるのか。怪...続きを読む
  • ウォーシップ・ガール
    ガレス・L・パウエルの最新作。前作『ガンメタル・ゴースト』に比べると、僕は断然こちのほうが好きだ。

    宇宙での生活がごく当たり前となった未来。

    人間同士の大きな宇宙大戦が終了し、宇宙は表面上は平穏を保っている。

    この世界で、元軍艦であるAIのシップは現在は人命救助用の艦船として働いている。

    ...続きを読む
  • ウォーシップ・ガール
    『ガンメタル・ゴースト』読んだ時にガレス・L・パウエルを要チェックリストに入れといて良かった。
    早く他のも邦訳出してー
  • 赤く微笑む春
    エールランド島4部作もいよいよ3作目。長い冬を終え、春に突入…とはいえ、あったかポカポカ気持ち良い弛緩といかないところが、ヨハン・テオリンの作品。

    本作の主人公は2人、元ポルノ映画製作者、現在認知症を患う父と重篤なガン患者の娘を持つ、若干冴えない男ペール。
    もう一人は、元エールランド島の住人で、強...続きを読む
  • 冬の灯台が語るとき
    なんとも、地っ味ぃ~な話(笑)
    もちろん誉め言葉。それも最大限!

    北欧ミステリーは前に何冊か読んだけど、どれもイマイチで。
    読んでる時はそこそこ面白いんだけど、読み終わった途端「あぁー、つまんなかった」と、なぜか口から出ちゃう昨今のハリウッド映画みたいだなーと、すっかり敬遠していたのだが、これは逆...続きを読む
  • キリング・ゲーム
    途中までミックスアップの気配がなくて心配だったけれど、元気そうでひと安心。ジェレミーもあまり登場しないけれど元気そうだし、相変わらずカーソンは事件に巻き込まれ、少しずつ解決していく。
    ただし今回は犯人は犯人だけど…という不可解なエンディング。もしかして次作以降に再出するのかななんて思ったりもするエマ...続きを読む
  • スターシップ・イレヴン 上
    スゴ腕なのにパッとしない男が、たまたま出会った銀河帝国の皇女に雇われ、危険なエイリアン船の調査に連れて行かれちゃうっていうお話。
    イントロ部分はわけがわからなくてとっつきにくかったけど、そこを乗り越えればドキドキとワクワクが溢れてきて、めっちゃ面白い
  • スターシップ・イレヴン 下
    レンズマンならぬ電線マンの活躍♪
    歌ってるけれど『歌う船』というよりコードウェイナー・スミスの『補完機構』の船っぽい感じ
  • 髑髏の檻
    おもしろい‼︎相変わらず本当におもしろい!
    キャビンに招待される不思議な件や、カーソンへの匿名の電話の件が深追いされず解放される件など…強引な展開も相変わらずだけれどおもしろい。
    張り巡らされた伏線や、テンポの良さは抜群で『こんなことがあった…』などという文章に出くわす度に、何度もページを遡って納得...続きを読む
  • 霧に橋を架ける
    本屋でカバー買い.ヒューゴー賞,ネビュラ賞,世界幻想文学大賞受賞,というカバーの文句は伊達ではなく,とても良い本に巡り会えたと思う.
    SFと思って読むと間違いで,むしろ,南米の作家の書く小説の,奇妙な風合いに似たところがあって,変な設定を舞台にしているところは確かにSFといえるのかもしれないのだが,...続きを読む
  • 埋葬された夏
     1980年代に一つの事件があり、ある少女が犯人として罪に問われた。
     2000年代に、事件現場の再調査を行った結果、少女以外の遺伝子が検出された。

     主人公は元警官の探偵。
     かつて少女だった被疑者の無罪の証拠を見つけるため、イギリスのとある地方都市に行く。
     探偵の調査が進む現在と、事件の起き...続きを読む
  • 髑髏の檻
    やっぱりジェレミーが出てくると面白い!
    ジェレミーファンとしては読後感も良し。
    なんと「ドナルドトランプ氏」の名前まで出てきてちょっと笑えた。