シナモンとガンパウダー

シナモンとガンパウダー

「命が惜しければ最高の料理を作れ!」1819年、イギリスの海辺の別荘で、海賊団に雇い主の貴族を殺害されたうえ、海賊船に拉致されてしまった料理人ウェッジウッド。女船長マボットから脅されて、週に一度、彼女だけに極上の料理を作ることに。食材も設備も不足している船で料理を作るため、経験とひらめきを総動員して工夫を重ねるウェッジウッド。徐々に船での生活に慣れていくが、やはりここは海賊船。敵対する勢力との壮絶なる戦いが待ち受けていて……。面白さ無類、唯一無二の海賊冒険×お料理小説!

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シナモンとガンパウダー のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年09月17日

    面白かった。読み始めるとすぐにその世界に入り込みどっぷり浸かってしまいストレスもとんでしまう。まさにエンターテイメント小説、充分楽しめた。

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    Posted by ブクログ 2023年01月25日

    もう設定からおもしろすぎ。
    海賊の女船長にさらわれた料理人が無事生き延びる条件は、毎週日曜日に彼女に最高の料理を振る舞うこと。わくわく!
    前半は古い価値観と世界の光の当たるところで生きてきたウェッジの凝り固まった正義感にイライラしてばかりだったけど、海賊と、特に船長のマボットと過ごす中で変化していく...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年12月17日

    海や船自体の知識が少なく、描写を上手くイメージしきれないところはありましたが、読み進める毎に料理物だけではない色々なジャンルの小説が混ざりあい、とても面白く読むことができました。

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    Posted by ブクログ 2024年01月18日

    海賊に拉致された料理人の運命は?
    波乱万丈で泥臭くドラマチックで、どっちへ転ぶかわからない、珍しい雰囲気の作品です。

    1819年のイギリス。
    貴族に仕える料理人ウエッジウッドは、突如別荘に乗り込んで来た海賊団に雇い主を殺され、ついでに拉致されてしまった。
    迫力ある美人の女海賊マボットから、週に一度...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年05月31日

    映画ではよく見るシチュエーションですが、小説では初めて。テンポ感に乗り切れない部分はありましたが楽しめました。

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    Posted by ブクログ 2023年05月20日

    ふだん読まないタイプの小説だけれども面白かった!料理人ウェッジウッドが、自身の良心に苛まれつつ海賊船で料理づくりに奮闘する。女船長マボットとの交流で、今まで見えてなかった裏側の世界に戸惑い、嘆き、もはやどちらに進むにしても腹を括らざるえない状況に追い込まれる。当時のイギリスの非道ぶりも初めて知った。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月16日

    貴族の専属料理人だったウェッジウッドは、海賊に主人を殺され、さらわれて海賊船の料理人となる。材料も調理用具も満足にない過酷な台所事情を乗り越えつつ、海賊との波瀾に満ちた冒険がはじまる。
    清濁併せ持ちつつ、大人として自身の正義を貫く海賊という、女船長マボットのキャラクターがとても印象的。
    終盤の怒涛の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月28日

    貴族のお抱え料理人ウェッジウッドは主人を海賊団に殺されて捕虜になる。海賊団の女船長マボットはウェッジの料理を気に入り、週に一度自分のために料理を作れと言い出して……。海賊冒険お料理小説!(ミステリ要素はなし)→

    常識人ウェッジウッドがとにかく融通が利かない。何度も逃げ出そうとしたり、海賊たちを下に...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月25日

    目の前で雇い主を殺されてしまった料理人。ところが、その殺した当人である海賊船船長に拉致され、週に一度自分のためだけにご馳走をふるまえと無茶ぶりをされる……という斬新かつ怒涛な展開で幕を開ける物語は、その後も使い古された言葉なれど、まさに「波乱万丈」の一言。

    賞金首の海賊なだけに、命を狙われて続けて...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年01月22日

    シェフ×女船長。極限状態にあってさえ、「美食」はなにごとにも優先される。食とは単に欲を満たすものではなくて、心を満たすものなのだと。腹の熱で酵母を発酵させるシェフの執念たるや!それに応じて、海の上ですら美しく着飾ることを怠らない女船長(※海賊)。香辛料のにおいが行間から香り立つよう。

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