乾くるみのレビュー一覧

  • スリープ
    「乾くるみ」の近未来SF作品『スリープ』を読みました。

    『カラット探偵事務所の事件簿2』、『塔の断章』に続き「乾くるみ」作品です。

    -----story-------------
    テレビ番組の人気リポーター「羽鳥亜里沙」は、中学卒業を間近にした二月、冷凍睡眠装置の研究をする“未来科学研究所”を取...続きを読む
  • 神様の罠
    「オール讀物」掲載作品から、神様の罠と題して、ミステリ界のリーダー6作家6作品の短編集。

    「夫の余命」乾くるみ
    乾さん、男性だったんですね。作品読んでも、中性的でわからなかったです。この勘違いは、皆様ご存じ“さてさてさん”の本棚の影響が大きかったと思うのですよ。女性作家推しで、3冊読んじゃってるし...続きを読む
  • 物件探偵(新潮文庫nex)
    乾くるみさんならではの独特な切り口で面白い。様々な物件売買、契約に関わる詐欺手口や用語についても勉強になるし、サクッと軽く楽しく読める。
  • 物件探偵(新潮文庫nex)
    謎の物件に関する6編の短編集
    物件の気持ちの分かる不動尊子さんに
    私の物件探し頼みたい(笑)
    不動さんの登場からのラストがどれも面白かった。
  • セブン
    面白かったぁ、、、さすがです。乾くるみ。

    短編ながら毎度毎度、えぇー!!ーー!!!!

    っていう展開。

    最初のトランプゲームなんて、始まって2ページ目くらいから、えぇ!?っていうね。笑笑

    なんだ!悪魔ってなんだ!?っていう。笑笑

    ありえないんだけど、突然そんな展開予想もしなかったわ!の驚きの...続きを読む
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    「乾くるみ」の連作短篇作品『カラット探偵事務所の事件簿1』を読みました。

    なかなか読書時間が確保できないので、短篇集がイイなぁ… と思って選択しました。
    「乾くるみ」作品は初めてですね。

    -----story-------------
    あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします!

    高校の同...続きを読む
  • セカンド・ラブ
    構成は凄い。けど、なんか違うような…
    イニラブから期待して読んだけど、あまり心に残らない。でもやっぱり構成には驚いた。
  • 蒼林堂古書店へようこそ
    話の内容も◎だが、店長が投稿としているミステリ本の案内が面白いです!毎回出てきた本を紹介しています。 近所に、コーヒー一杯(しかも美味しい)を飲みながら、本をゆっくり読む空間があるのは凄く羨ましいです。
  • 蒼林堂古書店へようこそ
    蒼林堂古書店のカフェカウンターにマスター含め5人のミステリー愛好家が集まり、日常の謎やらについて語り合うお話し。ミステリー小説の紹介もあり、いろいろな本を読みたくもなりました。
  • カラット探偵事務所の事件簿 3
    乾くるみさんの推理小説シリーズの第3巻。前2作と同様に短編集ではあるのですが、ラストまで読むとドンデン返しがある、という構成。今作も前2作同様に、大ネタが仕込んであると思って、大体の当たりをつけていたら、その通りの展開でさすがに今回は大きくだまされることはありませんでした。

    ただ、安定して面白い推...続きを読む
  • 物件探偵(新潮文庫nex)
    作中にも書かれていますが、不動産というのはプロが扱う数千万~数億の商品を、にわか知識の素人が買う世界です。そう考えると怖い世界。悪意にしろ善意にしろ、こんなことができるのかと考えさせられる小説でした。
  • セカンド・ラブ
    こわかったあああああああああああああああ

    トリックは読めたけど、読み終わってしばらくして
    うわああああってなって、めっちゃ鳥肌立ちました。
    読み終わった夜はなんか脳が冴えてて、
    翌朝も早く目が覚めて眠れなくなってしまった・・・・

    イニシエーションラブのほうが個人的には好き^^
    でも乾先生の本は病...続きを読む
  • スリープ
    さすが乾くるみ!14歳の子がコールドスリープにさせられて、30年後に蘇って逃走劇を繰り広げて居たのかと思うと、アリサは二人?実は人間が求めてはいけない悪魔の技術クローンだったのだ!ストーリー展開が面白く一気に読んでしまった。
  • セカンド・ラブ
    イニシエーション・ラブを知っていたのであらかじめ疑ってかかり、双子の関係について推理しながら読んだが、想像以上の結末だった。

    春香の動機については謎が残りすぎる。
  • セブン
    7をテーマにした短編集。幅広い作風が堪能でき、変な話が多いが飽きさせない。デスゲームの話は読んでいるこちらもとても頭を使う。 タイムリープの「TLP49」も斬新で面白い。ネタに全振りの超短編「一男去って……」はかなり好み。なかなか楽しめた。
  • セカンド・ラブ
    『イニシエーション・ラブ』の続きでこそないものの、第2段と言って良い作品。またまた詳しくは書けない驚きが。どうしても前作より衝撃度が低いのは仕方がないが、この方向性も嫌いではなくなかなか面白かった。
  • 平成ストライク
    平成の出来事をテーマにした連作アンソロジー。好みだったのは、青崎有吾「加速してゆく」、千澤のり子「半分オトナ」でした。平成を通過した世代としては、いろいろあったなあ、としみじと思い返しながら読みました。当時のヒット曲や流行なんかも物語の中に登場して、面白かったです。
  • Jの神話
    意味がわからない小説ではあったが、嫌いじゃない部類の作品でした(笑)
    乾くるみさんという補正が掛かっているというのもあるかもしれません…
  • セカンド・ラブ
    恋愛初心者の正明が2人の女で揺れ動くストーリー。タイプが違うけど見た目は似てる、むしろ同じ。どちらかを選ぶのかと思いきや、最後でどんでん返しが!!
  • 嫉妬事件
     タイトルに偽りなし、頭から尻尾までただただ「しっと」にまつわる事件を描いた本格ミステリ……てか、そのパロディ?( ´ ▽ ` )ノ
     おまけ短編で明らかなようにいわゆる「本格ミステリ」って、死体とか殺人とかあまりにもお手軽お気軽に扱ってるとこがシュールなんだけど、それらを本作では「しっと」に置き換...続きを読む