乾くるみのレビュー一覧
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平成デビュー作家が平成の事件・事故・出来事を題材にしたアンソロジー。平成を懐かしむタイプの本でないのは、最初の福知山線脱線事故についての話を読んで嫌というほどわかった。全体的に辛いけれど読み応えがある作品揃い。避けては通れない東日本大震災や原発のテーマは、天祢さんのキョウカンカクのキャラが登場したの...続きを読むPosted by ブクログ
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福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。Posted by ブクログ
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福知山線脱線事故、児童虐待、新宗教、消費税、ネット冤罪、メルトダウン。平成って酷かったんだなと分かる。稀有な傑作アンソロジー。特に青崎有吾の短編は年間ベストもの。Posted by ブクログ
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イニシエーションラブ、リピートときて3冊目。後半に意外な展開が生まれるところは健在ながら、もしもこんなことが起こったら という創造的な世界観に(特にマリオネット症候群の初めの1ページから)惹き込まれた。Posted by ブクログ
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同じ著者の別の本を読んだことがあるが、そちらは恋愛ものだったので、これもそんな感じかと思ったが、科学的な内容も含まれていて意外でした。
著者の経歴を調べたら、理系の大学を卒業されているんですね。納得です。なかなか面白かった。Posted by ブクログ -
ミステリの入門書としても読める。とは言っても、紹介されている作品は古いし、必ずしも作者の代表作が紹介されているわけでもない。
ある意図のもとの紹介なのだが・・・
いわゆる連作で、最後はスッキリ終わり読後感は悪くない。Posted by ブクログ -
【あらすじ】
林亜紀、18歳。声優を志すものの、なかなか仕事にありつけない女の子。そんな彼女の運命を、唯一の特技である「トップアイドル・小沼エリンの物真似」が一変させる。喉の不調を訴えるエリンの「声の代役」に抜擢され、スイスに行くことになったのだ。有頂天になる亜紀。まさか旅先でエリンの死体を発見し、...続きを読むPosted by ブクログ -
書架でみかけて。
キャラクターの彫りは甘いけど、設定もまあまあ、
謎解きもぼちぼちだと思っていたら、
最後のどんでん返し。
よく見たら、イニシエーション・ラブの作者だった。
正直、どんでん返しはいらなかった。
だからキャラクターがぼんやりしていたのか。
そこじゃないんだよね、求めているものは。Posted by ブクログ -
ミステリ専門古書店に集う客と店主が、ミステリ談義と日常の謎を持ち寄る小噺。実在のミステリ小説について毎回語り、章の合間にはミステリガイドも掲載。全体的に軽いほのぼの雑談だけど、読み進めるとロマンチックな伏線が。最後の一文までニクい。Posted by ブクログ
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いやー、そうきたか!
イニシエーションラブの衝撃
セカンドラブの随所に隠された驚き
程ではなかったけれど面白かった。
しかし、これぞ究極の愛!・・・になるのかな?Posted by ブクログ