乾くるみのレビュー一覧

  • 新装版 塔の断章
    本当に久しぶりに、やられた!と思った本。
    最近ミステリばかり読み慣れてしまい、新鮮に驚くことがなかった。

    ちょっと悔しかったw

    やられたい人にオススメ。
  • イニシエーション・ラブ

    やられました

    最初、何をひっくり返されたのかわかりませんでした。
    「なんだったんだ?」とページをパラパラ戻ったら
    2度めを読まずにわかりました。
    怖いなー、と思うと共にホッとしたり。
    違和感あって当然だよねー、という意味で。
  • イニシエーション・ラブ

    否が応でも聞こえてくる言葉。
    イニラブにはやられるよ。椅子からひっくり返るくらいやられるよ、と。
    何だよぉ、そんなこと聞いたら最初から勘繰った眼で読んじゃうから結末見抜いちゃうんじゃないの?
    ほらほら、序盤から何か怪しいのきましたよ…。
    あれ? 後半の展開が勘繰ってたのと違うな。
    しかし、...続きを読む
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    面白いんだけど、いくつかの話は、トリックというか、ストーリー構成が雑だと思う。最後の話の落ちもトリックには関係してないし。
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    乾くるみさんのカラット探偵事務所シリーズの1作目です。
    私が今まで読んだ乾くるみさんの本は『イニシエーションラブ』とか『セカンドラブ』とか、だいぶ内容が濃い(?)ものだったんですが、これはむしろサラっと読めるライトな感じだなと思いました。
    乾さんこういうのも書くのかー。

    内容としては、いわゆる「人...続きを読む
  • イニシエーション・ラブ

    面白かった!

    前評判が良かったので読みました(^-^)
    面白かったです\(^o^)/

    最後から二行目でひっくり返るという噂を聞いてたので、そのトリック事態は読む前からわかってしまってたのですが、それでも上手く伏線はってるなあと感動しながら読むことが出来ました(^-^)

    これで恋愛ストーリーが江國香織さんみたい...続きを読む
  • 北乃杜高校探偵部
    星を3つにしようかどうしようか迷ったが、読みやすかったし、ラストの「贈る言葉」にグッと来たので4つ。
    なぜ3つにしようと思ったかといえば、やはり雰囲気があまりにも米澤穂信さんの「古典部」シリーズに似ていたから。出てくるキャラクターもなんとなく同じように感じてしまう。
    設定は現代だが、作中人物たちの佇...続きを読む
  • 北乃杜高校探偵部
    京都の北乃杜高校で起きる事件をことごとく5人のメンバーが解決してしまう青春ミステリー。生徒会長の赤倉のずば抜けた推理力は凄い。卒業式当日まで、事件があるのも凄い(笑)しかし清水とみどりは今後付き合うのかどーか?普通、卒業式には告白するだろーって思ってのは自分だけでしょうか?(笑)
  • カラット探偵事務所の事件簿 2
    前作の『〜事件簿』で最後の結末に驚かされたので、もうその手は食わないと注意深く読み進めていたのに、またしても最後にまんまとやられました。

    この作品については多くを語らない。気分転換に「スカッと」したい時にはお勧めです。「カラット」か。
  • カラット探偵事務所の事件簿 2
    「謎解き専門の探偵事務所」、カラット探偵事務所の事件簿第2弾。これから読む方へ。間違っても2から先に読まないように。ふだん駄洒落に賭けている所長の古谷と助手の井上。今回は「山師の風景画」「一子相伝の味」、そしてラストの「つきまとう男」がよかった。やはりただでは終わらないカラット探偵事務所。最後は思わ...続きを読む
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    最後にえーっ!ってなる感じがイニシエーションラブと似ていましたが、怖さがないびっくりでスッキリしました。
  • カラット探偵事務所の事件簿 1
    いきなり海外へ行った話以外は、楽しく読めました。海外の話は、謎の為に現実的にはありえない話の進行をしている気がして気になりました。
    ただ結末にも驚きましたし、全体的には楽しめましたので次巻も期待です。
  • セカンド・ラブ

    読み終えて‼

    なかなか楽しませて貰いました。
    イニシエーションラブとはまた違ったサプライズがありました。
    イニシエーションほどでは無いですが…
  • カラット探偵事務所の事件簿 2
    最後のページはにやにやしちゃったよw
    言ってやったぜ〜みたいなw

    山師の話のお兄さんみたいな、お金持ちで心の貧しい人ってやだなあって心の底から思ったよ。
  • Jの神話
    ミステリーだけでなく、SFも含む作品と言える。
    実際にこんな事があったらと思うとゾッとしてしまうだろう…
  • クラリネット症候群
    乾くるみ氏らしい内容の本。
    「マリオネット症候群」「クラリネット症候群」ともに、ちょっとした非現実的なネタを実に面白く展開している。気づいたら自分の身体に他人の心が入り込んでいるとか、ドレミファ音だけが聞こえないとか、あり得ないし、どちらも殺人とか取り扱っているのになんだか楽しい。乾くるみの構成力が...続きを読む
  • 新装版 塔の断章
    断片なのはわかったけれど、ラストのシチュエーションがそうくるか!という感じだった。
    作者自身の解説も読みたかったなぁ。
    この本にはなく、以前の版は絶版みたいで残念すぎる。。。
  • イニシエーション・ラブ

    名作と名高い作品、恥ずかしながら今更初読です。
    そして評判通りの名作っぷりに脱帽と感激、そして
    みなさんがされたように即、再読した次第です。
    単純に若さ故の性急で余裕はないけど、真っ直ぐで、
    でも幼い恋愛ストーリーに引き込まれてしまいます。

    学生時代に知り合って、初めての恋に落ちた瞬間...続きを読む
  • 嫉妬事件
    事前に解説や帯のコメントを読んでいたため覚悟はできていたものの、やはり衝撃的な題材ですね。嫉妬…shit…笑 血を見る大掛かりなトリックのミステリーよりは、この作品の様に大学のサークル内で起こるふざけた(仕掛けた本人は至って真面目?)設定がリアルで、個人的に好きです。実際に京大で起こったエピソードだ...続きを読む
  • Jの神話
    女子高で起こった怪事件、
    新入生そして探偵が事件の真相を明らかにしようとする。

    ミステリーとして読んでいたら、
    最後の方は官能小説っぽくなっていて、興奮した。
    エンディングもなかなか怖い終わり方でステキ。