守屋洋のレビュー一覧

  • 孫子の兵法
    中国の戦国時代、孫武が著した兵法書。「いかにして相手に勝つか」のみに徹頭徹尾フォーカスされており『兵士を死地におけ』などその戦略は冷徹なまでに合理的。
  • [新訳]菜根譚 先行き不透明の時代を生き抜く40歳からの処世術
    【読書その39】
    今年初めての読書日記。
    年末年始、平日の休み時間、通勤時間、休日などに読み漁り、実はこの本で39冊目。最近は小説や哲学書も含め、幅広いジャンルを読んでます。
    とはいえ、なかなか読書記録を書いていなかったので、今後は、できるだけ書きたいと思います。

    さて、本書は、中国の古典「菜根譚...続きを読む
  • 中国古典一日一言
    タイトルの通り、一日一言一頁、三百六十五の古典が割り当てられ、そこに選者の解釈がついています。一言だけに、漢字にしても多くて十五字前後。出典は四書、五経、正史、兵法書、詩撰などから全四十一冊。この本を初めて買ったのは中二の時。一昨年も一年かけて読みました。また読もうと思っています。
  • [新訳]大学・中庸 自分を磨いて人生を切りひらくための百言百話
    「大学」「中庸」「易経」「礼記」「書経」「左伝」の
    名言、名句がすべて網羅された本。


    特に「大学」「中庸」の項は必見。
    この部分だけでも価値がある。


    座右の書とし、何度も繰り返し読み返すべき書である。
  • [新訳]大学・中庸 自分を磨いて人生を切りひらくための百言百話
    儒教は誤解されているから始まり本編へと進みますが儒教が誤解されているよりも儒教そのものを理解されていない現代人が日本をはじめ東アジアの地域でもあるように思える

    その儒教も中国が発でも日本・韓国・台湾・香港・シンガポールでは受け取り方が微妙に違ってくるだろうし時代とともに儒教文化圏の功罪が当然でてく...続きを読む
  • 韓非子―強者の人間学
    人の上に立つものは人を使える人物
    そのために「賞と罰」をもつ
    そして人を見抜く
    人の本質は「悪」そして「利」
    この二点を活用することが支配できる
  • 中国の思想(1) 韓非子(改訂版)
    これまで、
    『老子』『孫子』『論語』『荘子』と読んできて、5冊目の中国思想本。


    ・法治国家と守らせる側のモラル

    前提として、この人は人間を、「利害で生きるもの」としている。
    つまり、
    利益があればそれをやるし、
    害があると思えばやらない、というのが人間だということ。

    だから、 ...続きを読む
  • 強者の管理学 韓非子
    人間不信の哲学たる韓非子です。ちなみに同じ訳者で新しいのが出版されています。

    古典を引用し訳と解釈を付けているものですが、非常に面白い。人間は己の利する所に依って行動する、と。徳を以って~と言った論語と反対の内容ですが、学ぶ所が多い。個人的には韓非子の方がしっくり来ます。

    上に立つ者が部下をどう...続きを読む
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    性善説の「論語」
    性悪説の「韓非子」
    引用・説明がある本です。

    二つを対比し読んでみると
    意外に共通点が多くて面白いです。
  • 中国の思想(2) 戦国策(改訂版)
    9784198928681  456p 2008・10・15 初刷
    人間対人間の生き残りを懸けた中国の古い時代の記録。
    よくこんなことを思いつくなと感心する。
    人生にとって大切な何かを見つける深い内容。
  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し
    この本は組織のリーダや政治を志す者にとって、とても参考になる。繰り返し同じ教えが出てくる。「民は水、君主は船」、民のことを考え決して民を欺くことや疲弊させることなく、民のおかげで君主は船を浮かべることができるのだと思うことである。それ以外にも多くの教えがあるが、今の日本の政治を見ると逆の状況になって...続きを読む
  • 中国古典の名言に学ぶ 勝つためにリーダーは何をなすべきか
    日本の先人が読んでいた中国古典を再度評価してみようという内容。

    六章に別れているが、最終章の「過失を遠ざける」が目新しく感じられた。

    しかし、三国志の劉備の能力は劣っていたが、人間力が優れていたという点が再認識できた。

    私もこのような人間になりたい。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    中国古典なのでとっつきにくい雰囲気だと思いきや、文章が明快で読みやすい。
    高齢の著者なのに意外。文章力の賜物かと。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    性悪説と性善説の両方の内容が、比較されながら載っているのですごくわかりやすい本だなと思います。

    私自信人間は性悪説だとおもっていたので、この本を読んで共感する部分もあり、逆に性善説にも感心するところがあり面白いと思いした。

    古典を勉強するにはもってこいの本の一冊だと感じました。
  • 中国皇帝列伝 歴史を創った名君・暴君たち
    面白かった

    やっぱり中国の皇帝って面白い。
    あんな広い国を納めたり統一したりするなんて並みの人間にはできない。
    みんな一癖も二癖もある人ばかりで読んでて面白い。
    これを読んで始皇帝の子供たちや蒙恬に興味がわいてきた。
  • [決定版]菜根譚
    各界の第一人者と呼ばれる人たちも愛読しているという
    「普段の生活での心がけ」を書いた
    儒教+仏教の思想本。

    難しい言葉は使われず、わかりやすく解説・訳がついているので、
    「とっつきにくいんじゃ…」という方にもお勧め^^
  • 中国の思想(2) 戦国策(改訂版)
    戦国時代のおもしろい小話を集めた本。いろんな慣用句の元になっていたりするエピソードもでてきてすごくおもしろい。
  • 中国古典一日一言
    一日一頁づつ、中国古典とその解説が載っている。日記をつける時に読んで、自分なりにまとめたりしている。取り扱う古典も論語をはじめとして、多岐にわたっている。
  • 史記(6)歴史の底流
    1巻〜5巻とちがって歴史を順追って解説するのではなく、時期に関係なくテーマに沿って歴史を解説する。いままで読んだ6巻の中で一番面白いと思う。史記の要点がぎっしり詰まっているとおもわれる。これ1冊だけでも充分面白い。
  • 史記(5)権力の構造
    この巻は、高祖が漢を平定後、平和な世の中となったときに起こる人間模様について記されている。史記で面白いのは1巻であるが、本当に現在に通じるのはこの巻ではないだろうか。平和で皇帝がいて、この皇帝をどう操るかが、生きていくうえでの重要事項となため、充分自分に身の回りで利用できる。