守屋洋のレビュー一覧

  • 史記(5)権力の構造
    徳間文庫 史記 全8巻の第5巻。副題は「権力の構造」。第5巻は「呂后本紀」からとった、冒頭の「? 女傑君臨」が強烈である。後半は司馬遷の現代にあたる武帝の時代まで、漢の百年間の歴史を収録。
  • 史記(3)独裁の虚実
    徳間文庫『史記』全八巻の第三巻。第三巻は秦王朝の時代で、始皇帝の出生の秘密から始まり、始皇帝の光と影、そして、秦王朝の圧政に対する農民の蜂起が各地で発生するまでを収録。
  • 史記(2)乱世の群像
    徳間文庫の『史記』全八巻の第二巻。副題は「乱世の群像」、戦国時代の「乱世の群像」すなわち戦国四公子、合従連衡策など策士を、各列伝から引用・再構成している。
  • 史記(6)歴史の底流
    徳間文庫 史記 全8巻の第6巻。副題は「歴史の底流」。第6巻は「? 人間のきずな」 「七、人間理解のむずかしさ 鄒陽の上申書」の項目が抜群に面白かった。
  • [新訳]菜根譚 先行き不透明の時代を生き抜く40歳からの処世術
    人生のバイブルかもしれない。
    何度も何度も繰り返し手に取っていきたい。
    人を見ながら、配り渡していきたい。
  • 孫子の兵法
    戦略や戦術において何をすれば良いか悩んだ時に必要な項目を読んでいます。

    状況に応じた新たな発見が毎度あって、よく作られたものだなぁ、といつも思います。

    一番心がけている事は、「彼を知り、己を知れば百戦殆うからず」です。

  • 貞観政要
    「名君の名君たるゆえんは広く臣下の進言に耳を傾けることであります。また、暗君の暗君たるゆえんは、お気に入りの臣下のことばだけしか信じないことであります。」

    公平に物事を判断する為には、
    様々な視点で物事を見ることが大事。


    「うわべをとりつくろって人の疑惑を招かぬようにせよなどという話は聞いたこ...続きを読む
  • ビジネスに効く教養としての中国古典
    とても読みやすく要点を纏めた内容でした。
    まだまだ古典初心者ですが、時折知らない単語などを調べながら読み、学びやすい構成でした。

    ここから次に何を学ぶかと足がかりになりました。

    悩んだ時にはこの本に戻れば原理原則にたち戻れそうです。
  • とらわれない。ゆるがない 人生を豊かにする「菜根譚」の言葉
    中国の古典の「菜根譚(さいこんたん)」全く知らず偶然書店で手に取ったら、納得させられるフレーズが次々と。
    時として厳し過ぎる禅語の世界観より親しみやすく、人生を生き易くしてくれるヒントが満載です。
    万人向けに親しみやすく、簡単に書いてあるので気軽に読めます。これも手元に置いて、必要な時に気になる箇所...続きを読む
  • 史記(7)思想の命運
    全七巻を読み終えた。(第八巻は史記小辞典)
    それにしても、よくこれだけ壮大な史書を編めたものだと感心する。
    「表」八篇、「本記」十二篇、「書」八篇、「世家」三十篇、「列伝」七十篇の計百三十篇である。
    ただ歴史を伝えるだけの書ではないところに大変深い意味があると思える。
    この徳間文庫版の「史記」は全訳...続きを読む
  • 史記(5)権力の構造
    漢の安定期となったころの時代となる。
    さまざまな人物の政治手腕、戦闘手腕、考え方生き方をみていくのが楽しい。
    しかし、武官も文官も高官となると、志や初心を忘れ分不相応の考えを抱いてしまう例が何と多いことか。
    でも、李広の話は良かった。
  • 史記(4)逆転の力学
    項羽と劉邦の台頭から、劉邦没するころまで。
    項羽と劉邦は誰でも知っている人物だと思うが、この二人を支えた人物たちの物語も大変面白い。
    やはり本書は紀伝体を編年体にしていることもあり、「本記」、「生家」、「列伝」が適宜時代順になっており、大変頭に入りやすい。
    全訳本ではないが、やはり良書だ。
  • 史記(3)独裁の虚実
    いよいよ秦の始皇帝から秦の滅亡、項羽と劉邦があらわれ、漢の時代はじまりの頃となる。
    この徳間文庫版「史記」は全訳ではないが、紀伝体ではなく「本紀」、「世家」、「書」、「列伝」がほぼ年代順に並べられており編年体のようになっている。時代の流れが掴みやすいのが特徴だ。
  • 史記(2)乱世の群像
    やはりこの徳間文庫版「史記」は、とても読みやすくわかりやすいと思う。
    内容は一巻と変わらず、現代でも教訓となるようなことが多い。
    このような大変良い本が絶版なのは勿体無い。あまり売れないのだろうか。
    もう幾分か価格が高くても良いので、このような書籍は販売し続けて欲しいものだ。
  • 史記(1)覇者の条件
    恥ずかしながら「史記」ははじめて読む。
    徳間文庫版は全訳ではないので、「史記」のすべてを読みたいという方は
    ちくま文芸文庫版か明治書院の新釈漢文大系を求めたほうが良いでしょう。
    徳間文庫版は日本語訳もわかりやすく、原著とは違い年代別に監修されているので
    内容がとてもつかみやすいのではないかと思う。
    ...続きを読む
  • 貞観政要
    帝王学の古典。人としては当たり前のシンプルなことばかりであるが、行うのは難しい。標語のようにして、憶えておこう。基本は「無私」のこころ。一、安きに居りて危うきを思う、一、率先垂範、わが身を正す、一、部下の言に耳を傾ける、一、自己コントロールに徹する、一、態度は謙虚、発言は慎重に
  • 中国古典一日一言
    2015年、1日1言読む。人生、マネジメントなどの心構えが1ページにまとまっていて、しかも、感慨深い。
  • 孫子の兵法
    孫子の兵法書は現在は孫子と呼ばれた二人の戦略家の兵法を纏めたものである

    戦術・戦略・兵の運用・戦での心の持ち方など
    現代のビジネスに重ね合わせる風潮などありますが
    決して現代におけるという言葉だけでは語られないのです

    孫子の兵法書など古代から知られ語り読み継がれているものは
    いつの時代でも適応で...続きを読む
  • 世界最高の処世術 菜根譚
    丁度一か月ほど前にこの本に出会いました。人間関係の原理原則を記した中国の古典、というフレーズに最も惹かれました。

    菜根譚という古典はとても有名らしいのですが、恥ずかしながら読んだことも、聞いたことも殆ど無い状態でした。菜根譚の意味は、菜っ葉の根っこに関する話、という意味で、そのような貧しい生活に耐...続きを読む
  • 中国古典百言百話14 大学・中庸
    戦前の日本ではしっかり教えていた四書五経は、今でもちゃんと教えるべきだなぁ。ニート、自殺などの問題解決にもなると思う。