守屋洋のレビュー一覧
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史実の中の孔明とは
孔明の実像を追求する類の
本の中では好きな方。
というのも、作者の書き方が
柔らかみのある書き方だから。Posted by ブクログ -
たいへん分かりやすく、読みやすいです。現代においても「礼」や「義」が大切であると感じました。また、現代において「礼」や「義」を具体的すると、どのようなものがあるだろうかと考えるきっかけになりました。Posted by ブクログ
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中国の代表的な皇帝の中から秦の始皇帝、漢の高祖、武帝、後漢の光武帝、魏の武帝、隋の煬帝、唐の太宗、則天武后、玄宗、宋の太祖、明の太祖、清の康熙帝について書いてあります。
読みやすいエピソードなどを交えて、創業と守成それぞれの統治者に必要な資質について考えることができ、面白かったです。Posted by ブクログ -
孟子と荀子の直接対比は、既に何度も行われていることであり、今それを行っても、目新しい発見は少ないと予想されます。(勿論それは無駄なことではありませんが) それを考慮してか“はっきりと人の天性は善とは言っていないけれど、発言から判断すると性善説の立場に立っているといえる孔子”と“性悪説の荀子に学び、...続きを読むPosted by ブクログ
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面の皮の厚さの“厚”と腹黒さの“黒”の話.
本屋さんでたまたま見つけて購入.
本書の内容は,秦~三国鼎立時代にかけて登場する歴史上の人物に,それぞれどれほどの面の皮の厚さ,腹黒さがあったかを論じている学問の紹介だった.
秦~三国鼎立時代は僕の一番好きな時代で,登場人物も歴史小説で馴染みのある人物...続きを読むPosted by ブクログ -
明治の偉人を足跡を追うと自然と四書五経にぶつかる。論語は読んでいるが他のはまともに目を通したことがないので手に取ってみた。
大学、中庸だけかと思ったら、易経、礼記、書経、左伝からも、エキスを抽出してあり、思いがけずに美味しい内容になっていた。
大学、中庸は論語とそう変わらない論旨だが、易経、礼記なん...続きを読むPosted by ブクログ -
毎日、一項目ずつ位のゆっくりしたペースで
ゆっくり吸収していくのにちょうどよく思います。
近年生き方の指南であったり、癒しの本が大量に出回り、何がどうなっているのかうっとおしく感じる中群を抜いて清清しい本だと思いました。
完結で明白。Posted by ブクログ -
性善説と性悪説の違いが分かりやすい本。性悪説の韓非子、もっと悪い奴なのかと思ったけど意外にそうでもなかった。それは当然!と同調できるレベルに思う。どちらかに偏るって言うより、その状況に応じてバランスよく振る舞うべきところ。グローバルビジネスでの性悪説ってどんな感じなのか是非体験してみたいとも思わされ...続きを読むPosted by ブクログ
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性善説といわれる「論語」、性悪説といわれる「韓非子」。双方の長所を備えていれば憂いなしとばかりに前半部分と後半部分にわかれて原文・読み下し文・注釈・解説が書かれている。こうやって古典を対比させて読んでみるのも面白い。Posted by ブクログ
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孔子と韓非子をバランスよく読めという事。しかし法家の思想は好きになれない。現実的には韓非子なのかもしれないが、理想は徳で世の中を治める。それを理想としてとことん追求してゆく、法家の思想は安全弁的に用意しておいて、できれば使わずにすめば良い。Posted by ブクログ
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副題 現代をバランスよく生き抜くための方法
性善説を前提とする論語と、真逆の性悪説を前提とする韓非子。
そのどちらが正しいかではなく、淡々とそれぞれのコトバを紹介、解説していく本です。
あえて言うなら、その配合バランスは、読者に任せます、といったところ。
論語に関する書籍は、何冊か読んでい...続きを読むPosted by ブクログ -
滑稽列伝の東方朔の事が読みたかったのに載ってなかったのが残念でした…orz
それだけが無念すぎるので☆4つでw
遊俠の世界は触れた事がなかったので、学ぶところが大きかった。Posted by ブクログ -
500ページ近くある分厚い本ですが読む価値大です!読み継がれてきた歴史書のエッセンスがまとまっている感じですので、その中でも興味のある書物のものを一冊買って読まれるとベターかと思います!Posted by ブクログ
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すべてを網羅しているわけではありません(特に列伝)が、訳と原文と書き下しが揃っています。
有名な話は載せているし、地図や年表、人物時点なども充実しています。Posted by ブクログ