守屋洋のレビュー一覧

  • 中国古典の名言・名句 三百選
    中国古典の名言が沢山収録されています。すでに知っている名言でも解説を読むと、少し理解が違っていたり、再度心に刻むことができます。どれも素晴らしい示唆を含んだ名言であり、いくつかは今の自分にぴったりの言葉であったりします。また時を置いて読むと、その時の自分の状況で違う言葉に感じ入るのだと思います。常に...続きを読む
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    性善説(孔子)か性悪説(韓非子)かを問う人間学の本。
    哲学書とも言えるかもしれない。

    自分はどちらかと言えば性悪説に拠って立つ人間だと思っていたが、如何に自分が、もっと言えば日本の教育が孔子の論語に影響されているかを実感。
    でも、共感するのが多かったのはやはり韓非子w

    そうは言っても、韓非子みた...続きを読む
  • 中国の思想(1) 韓非子(改訂版)
    ・君主を説得する難しさは、相手の心を読み取った上で、こちらの意見をそれに適応させること、この1点につきるのである。

    ・昔の聖人である堯・舜・湯・武のとった方法を、現在の世の中でそのまま手本にするものが、新しい時代の新しい聖人に笑われることも、またたしかである。聖人とは昔にとらわれ一定不変の基準に固...続きを読む
  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し
    貞観政要とは、貞観の治で知られる唐の太宗の政治の要綱である。この太宗は、中国の歴史上、特出した知性を行った皇帝の一人である。過信からの諫言を奨励したことでも良く知られる。家康の言った通り、諫言は難しい。部下からの正しい指摘をあるべき姿勢で聞くことが出来る人は少ない。言い訳や、無視はまだいいほうで、逆...続きを読む
  • 中国の思想(10) 孫子・呉子(改訂版)
    孫子・呉子は全訳、尉繚子・六韜・三略・司馬法・李衛公問対・
    孫ぴん兵法は抄訳です。
    個人的に読みやすく、また尉繚子・六韜等は全訳に拘らず「一冊で済ませたい」と言う方には良いと思います。
  • 孫子に学ぶ12章 兵法書と古典の成功法則
    孫子関連の一連の書をもっと掘り下げて読んでみたいと思うようになりそうな一冊。
    さらっと読めて、よく知っているものも多いので一家に一冊あるといいかも。
  • 強者の管理学 韓非子
    史記をよんでいたので、話の内容は理解していたが、ここまでストイックにリーダーとしての事例と、部下としての事例を列記されると、すごく引く思いがした。しかし、やはり良くできた内容、なるほどと思うことしきりでした。判断がにぶったり、したときにまた読む本になると思う。
    韓非自身は身の振り方が悪く殺されてしま...続きを読む
  • <実説>  諸葛孔明 ある天才軍師の生涯
    諸葛孔明について、演義などの伝説の孔明と現実の孔明の違いを正確に浮かび上がらせようとする1冊。
    何故、孔明は司馬懿仲達に勝てなかったのか?
    実際に孔明は軍略に長けていたのか?
    孔明の基本理念や構想・戦略は?
    こういった事について、一つ一つ丁寧に解説してくれており、非常に解りやすいです。
    孔明が好きに...続きを読む
  • 史記(1)覇者の条件
    史記を読み始めた。覇者の条件ということで、王様を中心とした国運営について、話が描かれている。へえとおもったことに、中国にも大儀名文的なことがあること。に日本独特かとおもったが、やはり人間どこもおなじだな。それにしても古文をもっと勉強したおけばよかった。
  • 中国古典一日一言
    【目的】

    【引用】
    驥は一日にして千里なるも駑馬も十駕すれば則ちまたこれに及ぶ

    【感じたこと】

    【学んだこと】
  • 中国古典一日一言
    何を隠そう私は名言マニアです。
    まぁ、中国語をやっている事もあってとりわけ中国古典の名言が好きです。

    だってすごいと思いませんか?
    2千年以上も前の言葉が今も人々の間で語り継がれているのですよ!


    それだけ時代を超えた普遍の叡智を古典の名言は持っているという事です。


    また、名言というものは短...続きを読む
  • 世界最高の人生哲学 老子

    2024/04/19読破 

    一言 老子は好き。この本はあまり好きではない。

    感想 老師が好きなので読み始めました。期待値が高すぎたか、あまり得られるものがありませんでした。

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    「曲全」
    「始めは処女の如くにして、敵陣、戸を開き、後には脱兎のごとくにして、敵、防ぐに及ばず」
    これは最初...続きを読む
  • 貞観政要

    明治天皇や徳川家康もこれを読んで帝王学を学んだと言われる貞観政要

    唐の皇帝・太宗、素晴らしい方!
    隋の煬帝、秦の始皇帝など暴君と呼ばれる帝たちの失敗をいつも心に留めて、自分もそうならないようと努め、公平であろう、誠実であろうとし、人民の平安を一番に考え実行しようと努力。

    自分のことはわからない...続きを読む
  • 世界最高の人生哲学 老子
    道…それは単なる言葉・概念なので、それこそ自分を意味なく縛り付けてしまう気がした。
    知っていても知らないふりをせよ、知識の獲得の否定、…一見、現代の日本で一般的なあるべき論(老子の教えが流行った時代でもあまり違わなかっただろうけど)とは逆のことが述べられ、面食らうが、実はあえてそう振る舞うことで、ひ...続きを読む
  • 諸葛孔明の兵法
    戦略をたて、準備すること。
    リーダーとして、尊敬される生き方をすることで
    周りに指示されること。


    それにしても、守屋先生、
    何十年と同じネタで食い続けられてすごいなぁ。
  • [新装版]全訳「武経七書」2 司馬法 尉繚子 李衛公問対
    武経七書の一つ。李衛公問対だけ時代が新しくて前代の武将などの評論などもあり面白かった。あと兵法書で一番は孫子というのには賛成。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    「論語」と「韓非子」、どちらも大事な気がするものの、その土台のそもそもの人間観が違うので、それぞれをどう位置づけるかは難しいところ。

    そんなことを思いながら、読んでみた。

    が、残念ながら、あまり役にたたなかった。

    著者は、「論語」のほうにより共感していそうだが、「韓非子」についても、「そういう...続きを読む
  • 世界最高の人生指南書 論語
    色々な論語本を読んでいるので、さすがに大体同じフレーズと示唆が多かったかなと思います。

    守屋さんの本なので、一応とっておこうかな…
  • 貞観政要
    ある程度年齢を重ねて経験してきた人にとっては既知のことが多く簡単すぎる内容。概説でない本を今度読みたい。
  • 世界最高の人生戦略書 孫子
    「武」とは「戈」を「止」めるということ。すごく納得させられた。武は相手に振りかざすものでは決して無い。戦わずして勝つことをいの一番として掲げる兵法書であるが故、戈を交えることを避け、止める方向に考えるというのは見事だと思う。