守屋洋のレビュー一覧

  • 世界最高の人生指南書 論語
    『論語』にあるものを中心に、七十三本の言行を紹介している本。
    『荘子』や孟子の言行、リーダー論や仕事の心得、善行のススメなども紹介されていて面白かった。
    温故知新、後世おそるべしなど、よく聞く言葉も載っている。
  • 世界最高の人生戦略書 孫子
    ついつい戦ってしまう。気づいたら戦っていたり、戦わされていたり。『戦わずして勝つ』の本当の意味を考えるいい機会になりました。常に冷静に。時には逃げる事も戦略。
  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し
    貞観政要は、唐王朝の二代目 太宗李世民626〜649年のお話。帝王学、トップの心得をまとめたもの。

    この本は、遣唐使で伝えられて、明治天皇、昭和天皇や尼将軍の北条政子、徳川家康も愛読していたほど。歴史ロマンがある。

    いつの時代にも、トップやリーダーは重い責任を背負っており、それなりの覚悟が必要で...続きを読む
  • 「孫子の兵法」がわかる本 「駆け引き」「段取り」「競争」……に圧倒的に強くなる!
    まさにタイトルどおり、孫氏の兵法がわかりやすく書かれた1冊。

    中国の2,500年前に書かれた書物であるものの、単純明快なシンプルな論理であり、現代に通ずるものがある、現代のビジネスだとこう置き換えられるーーとわかりやすく示されている本で面白かった。

    全然詳しくなかったので、すべてが初耳で面白かっ...続きを読む
  • 中国古典一日一言

    中国古典にふれて

    日本の禅、仏教などから中国古典ってなんだろうと思い読みました。
    リーダーとは?あるべき姿は?と思いながら読むと日本も中国も同じような考えがあることを感じました。
    365日分の記載があるので、毎日読むのもよいと思います。
  • 右手に「論語」左手に「韓非子」 現代をバランスよく生き抜くための方法
    性善説の論語、性悪説の韓非子、この2つをバランスよく取り入れることが組織運営やコミュニケーションを取るうえで大事。どちらかに偏っても良くない。しかし自分はどちらかというと韓非子寄りである。
  • 「孫子の兵法」がわかる本 「駆け引き」「段取り」「競争」……に圧倒的に強くなる!
    いかにして敵を油断させ、判断をまどわすか。
    作戦行動の根本は、敵をあざむくことである。
    したたかな駆け引きだといってよい。

    「だます」のはまったく卑怯なことではない。
    敵の手薄につけ込み、敵の意表をつく。
    常識の裏をかき、相手の盲点をつくこと。

    致命的な痛手をこうむって勝つより、余力を残して負け...続きを読む
  • 貞観政要
    唐の時代、平和な世の中を実現させた太宗の、家臣たちと交わした議論や問答が収められた本。文庫サイズでコンパクトながら読みごたえは十分。

    この手の本は、読むときが変われば響く場所も変わる。社会人になって間もない頃に読むか、中堅になってからか、管理職に近いポジションになってからか、その時々で面白いと思え...続きを読む
  • 「貞観政要」のリーダー学――守成は創業より難し
    帝王学を学べる
    徳川家康や明治天皇、北条政子が学んだと言われる中国古典の「貞観政要」を解説した本。
    物事には大きく、創業と守成があり、創業は何かを立ち上げること、守成はそれを守り発展させていくことを指す。
    中国の古典の多くは帝王学(リーダー学)であり、この本も帝王学の一種。
    大きく三つのポイントを学...続きを読む
  • 貞観政要
    帝王学の教科書ということで読む。これが出る前は書経か教科書だったという。
    唐の太宗による問答集。
    太子の廃嫡と高句麗出兵は誤り。
    昔から優秀な人材をいかに集めるかが大切だと認識されていた。
  • [決定版]菜根譚
    過去に一読したことはあったけど、久しぶりに読んでみたくなったので読んでみた。昔読んだときはあまりピンとこなかった項目も多かったけど、今読み直して見ると、年齢が中年になったオイラ的には、割と参考になる話が多かった。

    中庸を目指したり、足るを知る、というのは人生を生きていく上で大切なんだよな、と改めて...続きを読む
  • 世界最高の人生戦略書 孫子
    孫子の兵法の中で私が一番わかりやすかった本
    他の文献も参考にしながら説明をしています。

    勝てない相手は選ぶな
    戦わずして勝つ、勝算なきは戦うな
    戦いは騙し合い
    報われる努力をしろ
    勇猛果敢がよいとは限らない
    準備にこそ命をかけよ
    天と地を味方につけよ
    主導権を確保せよ
    敵の意図を見破る
    正攻法と奇...続きを読む
  • 貞観政要
    部下の進言・諫言をよく聞き、受け容れることが上にたつものにとって極めて重要である。また、部下たるもの上司に迎合するのではなく進言・諫言することが重要な仕事である。とてもわかりやすいことながら、果たして実行されている組織は多くあるだろうか。
  • [決定版]菜根譚
    短いフレーズに解説が連続し、抽象的なので若い人には退屈だと思う。中年以降だと、いろいろと思い出すきっかけになると思う。知識を得るというよりもツールだと感じた。
  • 孫子の兵法
    守屋洋先生の著作との出会いは、「三国志の人間学」が初めてですが、淡々とした筆致の所々にハッとする学びをいただけます。本書も、とてもわかりやすく、豊富な故事による解説が更に理解深めてくれます。日本の中国古典解説で一番実践的示唆に富む方だと思います。
  • 孫子の兵法
    現代の企業経営に置き換えた解説が、それぞれの兵法に付されていて、読んでいてわかりやすい本です。時々再読しています。いろいろ名言はありますが、名将は、勝てる準備をして勝てる目論見を得てから戦う、というのを心に留めています。
  • 完本 中国古典の人間学
    コンパクトにまとめられており、分かりやすかった。 生きていく上での知恵、同じ意味を違う言い方で何世代を伝えられてきたのですね。昔の日本人はこれらの古典で学び、現代人はビジネス書で学んでいるのかもしれません。 前に出ず人に譲ること、忍ぶこと、行き過ぎないこと、泰然と構えること。。。 今の自分が心しなけ...続きを読む
  • 中国の思想(6) 老子・列子(改訂版)
    『老子』は81章全てを収録。『列子』は抄録のようである。岩波文庫の小林勝人訳注『列子(上)(下)』は絶版のため、徳間文庫の[中国の思想]シリーズの『老子・列子』が、『列子』の内容を知るための貴重な書籍である。が、この徳間文庫の[中国の思想]シリーズも、最近は、書店で取り扱いされていないため、困った状...続きを読む
  • 中国の思想(12) 荘子(改訂版)
    『荘子』は三十三篇からなる。内篇(7)、外篇(15)、雑篇(11)である。内篇は全訳。外・雑篇は著名な話や成句の出展となったものを抄訳されている。
  • 中国の思想(2) 戦国策(改訂版)
    劉向編『戦国策』十二国のうち、まとまりのある説話を抄録。底本は、横田惟孝『戦国策正解』とし、諸本を参照されている。