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日本の先人たちは、この国の素晴らしい伝統をつくる上で、中国伝来の儒教(儒学)から多くのことを学んだ。儒教の教えを金科玉条のごとく鵜呑みにしたわけではなく、採るべきは採り、捨てるべきは捨て、そのエッセンスを吸収したのである。こうしてつくられた伝統が明治という国家をつくり、その流れが曲りなりにも昭和まで受け継がれてきたと言ってよい。今、日本人がなすべきことは何か。アメリカに学ぶのもいい。新しい道を探すのもいい。しかしそのまえに、先人たちの残してくれた素晴らしい伝統に目を向け、受け継ぐべきものはしっかりと受け継いでいくことではないかと著者は言う。仁・義・礼・智・信などの人間の徳について説いている本書には、現代人が学ぶべき人としての道と徳のあり方など大切な先人たちの教えが、新訳を加えて数多くちりばめられている。
...続きを読むPosted by ブクログ 2011年12月23日
儒教は誤解されているから始まり本編へと進みますが儒教が誤解されているよりも儒教そのものを理解されていない現代人が日本をはじめ東アジアの地域でもあるように思える
その儒教も中国が発でも日本・韓国・台湾・香港・シンガポールでは受け取り方が微妙に違ってくるだろうし時代とともに儒教文化圏の功罪が当然でてく...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年07月06日
たびたびMBAの学びで出てきたので、気になって手を取った1冊。
気付きを数点まとめる。
【日日新たに、また日に新たなり】
マンネリになったのでは、何も身につかない。常に意欲を奮い起こし、新しいことをしようとしなければ腐ってしまう。また、学び・成長と言うのは、本を読むだけではない。毎日の生活・仕事こ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年08月15日
本棚の奥に眠っていたのを引っ張り出して再読。ただ、内容は全然覚えていなかった。
儒教の経典である四書五経のうち、『大学』『中庸』『易経』『礼記』『書経』『左伝』から、編者が選ぶ名言200が抜粋されている。原文と現代語訳、解説が1ページにまとまっているため、読みやすく分かりやすい構成になっている。
儒...続きを読む
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