秋吉理香子のレビュー一覧
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読みやすく話の展開が気になり一気に読み進めました。色々ラストの想像を巡らせましたがやっぱり騙されてしまいました。予想外ですが自然と騙されてしまったので読んだあとすっきりとした気持ちになりました。Posted by ブクログ
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余命宣告された40代の資産家女性、妻に先立たれた60代男性、書けなくなっていた60代の小説家女性、売れない芸人の40代男性。
それぞれの終活の話です。私は小説家の終活が1番読後感が良かったです。とても読みやすかったし、面白かったです。Posted by ブクログ -
過酷な不妊治療の末に娘を授かった母親は近所で起こる幼児猟奇殺人事件に戦慄する。彼女は娘を守れるのか?終盤を仕事の休憩終わり間際に読んだのが悔やまれます。感想サイトを読んで改めて衝撃を受けました。映画化された『母性』も良いですが、こちらもおすすめです。(グロあり)Posted by ブクログ
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医者である英雄と幸せな結婚生活を送っているかに見える絵里。しかしその結婚は彼女が英雄が元夫を殺した証拠を探すためだった…。真相を追う彼女が突き止めた英雄が隠していた真実とは?見事などんでん返しにやられた。Posted by ブクログ
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飯豊まりえさんの解説と被りますが、最初から最後まで安定の面白さです。鏡に宿る不思議な力…読めばわかるこの微妙かつ絶妙な「不思議さ」の感覚を是非味わってほしいです。全話◎なのですが、敢えて1番を選ぶとしたら最後の“双生児の鏡”ですね。ありがちとも意外とも感じられますが、なんとも言えないイヤな後味です。Posted by ブクログ
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バレエなんてやったことがないし知識も皆無だけど、それでも面白くてグイグイ読めました。
ええっ、この人が犯人なの?
じゃあ、あの亡霊騒ぎは何だったの?
と思わせるところから、どんでん返しと真相が。
こういう話とても好きです。
続編が出たそうなので、そちらを読むのも楽しみです。Posted by ブクログ -
真相の解明や説明がなく仄めかしてあるだけ。
それが、かえって不気味で怖い。
いくら深雪の婚約者や朋子の恋人がクズだったとはいえ、まるで害虫を始末するかのように手にかけてしまったのだとしたら、まさに狂気だと思う。Posted by ブクログ -
優美な独特の世界観に引き込まれた。
磨けば願いを叶えてくれるという鏡を前にして、人間の欲望は果てしない。
なんでも叶えてくれるとしたら、私なら何をどう願うだろう。
考えるだけで恐ろしくなってしまった。Posted by ブクログ