秋吉理香子のレビュー一覧

  • 暗黒女子
    面白かった!
    部員それぞれが「白石いつみの死」をテーマに書いた小説を朗読することで展開していくストーリー。
    展開の斬新さもさることながら、それぞれが語るいつみの死の真相が食い違い、各々別の人物が犯人だと指名している。しかもそれを仄めかしているのはいつみ本人?
    誰が嘘をついているのか?真実は一体なんな...続きを読む
  • 監禁
    表紙が怖くて印象的な一冊。中身もゾクゾクする。後半の一言でびっくり展開。えーってなりました。何も書けませんが、びっくりした!
  • 殺める女神の島
    大々的なミスコン「ミューズ・オブ・ジャパン」のファイナリストに選ばれた美女七名が、リゾートアイランドの豪邸に集められた。彼女たちはそこで行われるビューティーキャンプにおいて互いに高め合い、最終選考に臨むことになる。しかしその最中に事件が起こり、その後も次々と被害者が……絶海の孤島ミステリです。
    集め...続きを読む
  • 月夜行路
    日々の寂しい生活に嫌気がさしていた専業主婦の涼子。20年以上前に別れたカズトを探しに、バーのママと大阪へ…
    やさしいウソが何層にも重なった物語。いまある生活が自分ではない誰かの望む生活なのかもしれない、と考えさせられました。
  • 猫ミス!
    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。
  • 婚活中毒
    読みやすくて面白かった。
    婚活短編集でどれも最後にどんでん返しあり。
    理想の男は騙された。怖。
    リケジョの婚活はまんまお見合い大作戦だった。最後はゾゾゾ。綿密に計画している女性は恐ろしいな、と思った。
    代理婚活の最後が良かった。
  • 監禁
    こえー!!!色々怖いんだけど。
    最後の方もしかしてもしかする?って勘繰ったオチ通りでゾワゾワっとしました。いやぁハマる面白いわ。
    ミステリーで面白いんだけど、現代の働くママ、共働きの夫婦、ママの働く職場環境ってこうなんだろなっていうのがまた令和っぽくて。
    まだまだ働くママを理解できる職場って少ないん...続きを読む
  • 無人島ロワイヤル
    人は極限状態の中で変わり、見た目で判断しない方がいいことを教えてくれました。

    誰もが一度は話題になる、無人島で何をもっていくか?をテーマに物語が進んでいきます。今回は娯楽のために持っていくもので楽しく予定だったのに・・・

    あまりにも面白くてあっという間に読んでしましました。
    次はどのような展開に...続きを読む
  • 聖母
    叙述トリック、恐ろしい。

    どんでん返し作品はけっこう読んできたつもりだったけど、予想外の所からぶん殴られた気分になった。

    最初に違和感はあったのに読んでいるうちにキレイに消え去ってしまっていた。

    読み終わってから聖母の意味を改めて考えさせられてしまう。

    ☆3.8
  • 婚活中毒
    読みやすくて一瞬で読み切った。どの話もどんでん返しで面白かった!そして、人間臭さを感じた。最後の代理婚活での父の行動には読みながらイライラしたが、現実にもいるんだろうな。恋は盲目。
  • 月夜行路
    とっても愛を感じるお話しでした。通天閣には行ったことがありますが、2台目とは知りませんでした。たくさん作家さんの作品に出会えた一冊でした。ママと涼子の良い関係が続いたらいいなと思いました。と言うか、読書っていいですね、また会いましょうって言いたかったのです。
  • 月夜行路
    イヤミスの旗手と言われる秋吉理香子さん。
    これまで読んだのは
    『絶対主義』と『終活中毒』
    私、”イヤミス”はちょっと苦手なはずなのに
    既読の2冊は☆4をつけていて、なかなかに面白かった。

    『月夜行路』は
    フォローしているインスタグラマーさんおススメ。
    手にしてみたら
    これまでの”イヤミス”とは違っ...続きを読む
  • 月夜行路
    物語のページはどんどん進んでいくし、
    肝心の元彼の手がかりは?と思っていたら。。
    大阪はこんなに文学で溢れていたのと初めて知り、
    この作品には感動した。
  • ガラスの殺意
    ⁡二転三転するストーリーにページをめくる手が止まらない…
    気づけば1冊読み終わってました。
    大切な人を愛する温かさと切なさが残るラストに涙。⁡⁡⁡
    ⁡ミステリー、サスペンス、愛情、感動⁡…
    読んだ後は少し寂しさと温かさの余韻が残る1冊でした。
  • 月夜行路
    専業主婦の主人公。子供が2人いるが、旦那は不倫しているのか全然帰ってこない。ある日ふらりと帰ってきたのに、すぐに仕事で呼び出されたと夜中に家を出る。電話の向こうから聞こえるのは女の声。ぷつりと切れた主人公は旦那を追って夜の街に出るが、目的の店の手前でゲイバーのキャッチに捕まってしまうが、ママと話して...続きを読む
  • 聖母
    特に子どものいる女性、母親には共感を得られて刺さるストーリー。
    ミステリーではあるが、社会問題も扱っているような側面もあると感じた。
    子どもを愛する母親の強さとその一方で、愛しすぎているがゆえの恐ろしさも描かれていて、面白かった。
  • 終活中毒
    SDGsな終活が1番好みだった!

    最後の終活は割と序盤でオチに気付いてしまったけれど、ハッピーエンドで良かった。
  • 聖母
    娘の母として生きてる人なら、誰もがグッと、、、思うところがある一冊。

    反転ラストの返し、、、、これは壮絶だった。

    でも、わからなくもない。ただ、、、、
    っていう。

    読んでて、、、あれ?、、、あれれ?

    あれ?この子って。

    このお母さんの狂気。
    娘を思う狂気。
    そして、娘本人には優しくて理解の...続きを読む
  • 婚活中毒
    4つの短編小説。
    想像したゴールと違って、実は違う視点で物事が進んでた。
    婚活に溺れる女性の話かと思いきや、ミステリーのような、でもテンポが良くてサクサク読み進められた本。
  • 婚活中毒
    婚活に関する短編が4つ。
    どれも面白くてサクサク読めてしまった。
    短編ってすぐ忘れちゃうんだけど、これは多分きっと覚えてる。