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「憎きあいつを殺したのは……私!?」二十年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。警察に「殺した」と通報したのは、同じ事件で愛する両親を失った女性。だが、彼女はその現場から逃げる途中で交通事故に遭い、脳に障害を負っていた。警察の調べに対し、女性による殺害の記憶は定かでない。復讐は成し遂げられたのか、最後に待つ衝撃の真相とは? 驚愕の長編サスペンス・ミステリー!
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Posted by ブクログ
レビューを拝見して知った本です。ありがとうございます。 ラストがすごくハラハラさせられるサスペンスで一気読みでした。 柏原麻由子は自分を高校三年生だと思っていますが、実際は41歳の主婦です。 20年前、閤田幹成による通り魔殺人で両親を殺されています。 その後交通事故に遭い、加害者である長岡光治と...続きを読む縁があり結婚しています。 しかし麻由子は事故が原因で記憶障害を発症してしまっています。 それで、すぐに自分が結婚していることも夫のことも何もかも忘れてしまうのです。 その麻由子が「自宅で閤田を刺し殺した」と自分で警察に電話をかけて逮捕され、留置所にこう留されます。 以下、途中までネタバレありますのでお気をつけください。 夫の光治は「自分だけを信じるんだ」と麻由子にメモを残します。 そこに米森久江という麻由子を娘のように可愛がる老婦人が「麻由子は無実だ。あの子がそんなことをするはずがない。弁護士をつける」と言い出し「夫が麻由子に暴力をふるっていた」と言い出します。 麻由子は夫に電話をかけさせられたことを思い出します。 それで今度は麻由子の介護に疲れた夫の金銭目的の犯行が疑われ、久江が光治に襲われて光治が指名手配されます。それで麻由子は釈放されますが、そこから物語は麻由子の記憶がないということがネックになり麻由子は真犯人に狙われるというどんどん怖い展開になります。 一体、真犯人は光治なのか…。 それとも他に誰かいるのか…。 麻由子は誰を信じるのか。 本当にハラハラする展開で怖かったです。 ミステリーというよりはサスペンスかと思います。 最後は怖いだけでなく泣かされるオチもあります。
これは良かった。いつも秋吉さんの本は良くも悪くも「残らない」のが持ち味だと思っていたが、これは考えさせられるし、余韻がある。麻由子は、交通事故を負った21歳で記憶障害となり、それ以降の記憶が最大20分間しか留めておけない。41歳のある日、そんな彼女が殺人犯として逮捕されるがー。ミステリとしては想定内...続きを読む。睨んだ奴が黒幕であった。しかし麻由子の記憶の無限ループの描写、彼女を追う刑事の母の認知症問題等、脳の障害の辛さが心に響く。ラストも温かく切ない。イヤミスでなく新境地ぽいかな?既読の中では上位ランク入り。
二転三転するストーリーにページをめくる手が止まらない… 気づけば1冊読み終わってました。 大切な人を愛する温かさと切なさが残るラストに涙。 ミステリー、サスペンス、愛情、感動… 読んだ後は少し寂しさと温かさの余韻が残る1冊でした。
記憶障害の女性にかけられた殺人容疑。死んだのは父母を亡きものにした通り魔だった… 交通事故によっておった脳障害。記憶はもって20分。そんな状態で復讐はできるのか最初から疑問。色々と出てくる人達怪しい… 途中から忘れていく麻由子が子供みたいに思えてくる
秋吉 理香子さんの作品なので、きっと捻りがあるんだろうと冒頭から様々な想像をしながら楽しめた作品。 殺人事件に高次脳機能障害を絡ませた展開は斬新でラストまでドキドキしながら一気に読めました。 交通事故に遭い、記憶障害を負った柏原麻由子が主人公。 記憶出来る時間は10分~20分程。 認知症の母親...続きを読むを持つ刑事、桐谷優香のエピソードを本筋に大きく絡める事で読者の意識をそちらに向かせる趣向はお見事でした。 二転三転するストーリー、騙し騙される展開だけに留まらず、親子・夫婦間の在り方、愛情の深さも感じ、読後感も良い秀作です。
本当にわからないひとにはもうしわけないんですけど ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャンに ジェイルハウスロックっていうスタンドが出てます 読んでる時に頭ぐわんぐわんとしながらもなんだ?この見たことある感じと思ったのは 本編はスタンド合戦ではありません。けど、人の内面こそ1番のミス...続きを読むテリーがあることを思い知らされる一冊です
秋吉理香子さんの作品にハマりました!この作品も思ってもない方向で結末を迎えます。読み応え、あります。
「私、人を殺しました」 通報者は高次脳機能障害を持つ女性、柏原真由子。彼女は数分前の記憶を保つ事が出来ない。20年前、通り魔 閤田幹成の手によって両親を殺され、自身も逃げる際に車道に飛び出し車に撥ねられてしまう。記憶障害はこの事故での後遺症だ。その後、車を運転していた事故の加害者 柏原光治と結婚す...続きを読むる。 彼女はメモに残す事で記憶の補填をするのだが、それを復讐心の維持に利用する。だがその行為によってメモを見る度に両親が無惨に殺された事実を知る事となる。これが数分置きに繰り返されるなんて....。心はそんなに強くできているものなのだろうか、考えただけで真由子の置かれた境遇に心が潰れそうになる。 数分後の自分に向けて「今は幸せです」と一言残せばこの苦しみから解き放たれ一生思い出す事は無くなるのに、彼女はそれを選ばなかった。ここの執念に圧倒されてしまった。 しかし、私もきっと同じ境遇に立たされたら忘れたくないと願うはずだ。苦しい。真由子に対する同情心で更に潰れてゆく....。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 記憶が維持出来ない恐怖を、真由子は障害として、刑事優香は母の認知症と重ね介護の苦しさも同時に表現している。完全なるフィクションに絶妙なリアルが混入していた。 正直に言うと、ぶっ飛んだ設定を内心面白がり箸休め程度に手に取った作品だった。最初は記憶を無くしては補填する、取り調べや留置所での真由子視点の歩みの遅さにもどかしさすら感じていた。そしてココにそれを愚痴の如く書き連ねる未来の自分も視えていた。...はずだったのだが、恐ろしい程物の見事に感情移入していき、どんどん心臓が圧迫されていく始末だ。久々に読書後に気分が落ち込んでいる。 ーーーーーーーーーーーーーーー 終盤に訪れる怒涛の二転三転は見事としか言い様がない。そんなに苦しみを増やさないでくれと心が嘆いていたのも事実だが、小説としての面白さで考えると素晴らしい構築だったと思う。強いて言う不満は、刑事はバディでなくて良かった事くらいだ。ここだけは著者の女子を感知してしまい居心地が悪かった(笑) そう言えば、真由子の旦那 光治に全く触れなかったが、19年の介護生活は愛か打算か、読者はどちらでこの物語を追うのか、読者の心に巣食うのは天使か悪魔か、物語の真実は喜びか悲しみか、是非ご自身の目で見届けていただきたいと心から思います。 ーーーーーーーーーーーーーー 唐突だが、夢は人に話すと実現しなくなるなんて話を聞いたことがある。これを例に、辛い 悲しい話はどんどん産み出され、発信されるべきだと私は思う。そして絶対にその物語を現実に連れ出してはならない。悲劇を学ぶのだ。 なんちて、持論展開で気持ち良くなってみようと試みてみたのですが、暫くはこの気分の落ち込みは続きそうだなぁ...。安静にします...。 面白かったです^ ^
どんどん展開が変わってずっとハラハラしてた え?ええ??ってなりながらも読み進める手が止まらなかった 記憶がすぐ消えることもあって普通の小説みたいにまっすぐ読み進めれる訳じゃなかったが、それでもすごく読みやすかった 痛々しいほどの気持ちが何度も襲うので、すごく苦しいところも沢山あったし、想像を絶す...続きを読むる介護生活の描写もとてつもなくリアルだった 今を大切にしないといけない 心からそう思わされた1冊✿.*・
結末には驚きが隠せませんでした!展開が二転三転していき、全く予想のつかない真相でした。 事件とは別に、介護がいかに大変なものかも鮮明に記されていて、色々な面で勉強になる作品だったと感じます。 内容がすごく濃く、本当に読み応えがありました☺︎
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