藤本ひとみのレビュー一覧

  • 死にふさわしい罪
    読みやすく、興味深かったです。
    自明の理でしたが動機が途中まで分からなかった。愛の中の、己以外を排除しようとする業火…。
  • 令嬢テレジアと華麗なる愛人たち
    テレジアは、自分を美しく見せるものならば何だって着ると主張した。平民の流行を貴族が真似ることへの批判の反論である。テレジアはウェストを緊縛するロココ風から、ゆったりした古典主義のファッションへの転換を主導した。
  • 探偵チームKZ事件ノート 天使が知っている
    人間は平等でないのが現実、の下に共感。
    自分を受け入れて全力を尽くす、それが大切。

    病気の子供たちの施設、考えさせられます。
  • KZ’ Deep File いつの日か伝説になる
    生まれた命は器のようなもので中に何をいれるかは自分で決める。自分らしい満たしかたをする。それが人生になる!。いい言葉でした
  • 死にふさわしい罪
    タイトルそういうことか〜。

    相手に依存して、溺れて、気が付いたら自分は相手に取り込まれてしまう。自分の夢、将来も相手に重ね合わせて自分はどこにもいない。

    自分は好みでした!
  • KZ’ Deep File 桜坂は罪をかかえる
    中学生が扱うには、危険過ぎな事件…
    でもそこは、フィクションだから。

    こんな事件を解決できる中学生、普通はいないよね、多分。
  • KZ’ Deep File いつの日か伝説になる
    最近読んでる青い鳥文庫もいいけど、やはりオール藤本ひとみの本もいいなぁ。

    えっ、黒木くん、そうなの⁈

    と今更ながら新しい発見もありました。

    他のDEEP fileシリーズも読もうと思います。
  • 探偵チームKZ事件ノート シンデレラ階段は知っている
    事件や謎が捜査が進むごとに変化していく様がキャラの心情や言動と一緒にみていくと面白かった。KZ7になると今となってはこれぞKZだと思えた。
  • 探偵チームKZ事件ノート 緑の桜は知っている
    テンポよくサクサクっと読める本でした。年頃の5人のキャラクターが立っていて、衝突しながら事件に向かう姿がよかったです。
  • 皇妃エリザベート
    オーストリア皇帝でハプスブルク家フランツ・ヨーゼフの妻エリザベート。オーストリアでも人気の高いこの人はどんな人だったかに興味を惹かれて購入。15歳で堅い宮廷に嫁ぎながら、一度履いた靴は二度と履いてはダメなど、宮廷の慣習を打ち破って自由に生きる姿がすばらしかったです。宮廷の秩序を重んじ、帝国と皇室を守...続きを読む
  • 探偵チームKZ事件ノート 初恋は知っている 砂原編
    久しぶりの砂原登場。あとがきによると8作目らしいてす。今回、フランス系の話題とか流石の藤本ひとみ原作感ありました。バラの11粒ネタが面白かったなぁ。あと、さらっと海外調査とか、さらっとDNA調べて海外に問い合わせとか、相変わらずチートな人達でしたよ。
    クールボーイの高宮さん、回想で出てきたけど、また...続きを読む
  • 探偵チームKZ事件ノート 初恋は知っている 砂原編
    今回も謎が繋がっていく過程、謎の解き方など面白い所が沢山あり良かったのとアーヤが少し事件の対するスタンスが変わったのが良かった。
  • 探偵チームKZ事件ノート カレンダー吸血鬼は知っている
    謎がいつも以上に謎を呼んでいて複雑になっていくがその中で一人一人が役割をはたしつつ力を合わせて謎を解いていく過程がよかった。
  • 探偵チームKZ事件ノート 呪われた恋話は知っている
    今回はチームKZのメンバーに加え、彩と同じ部活の仲間 悠飛が関わる事件だった。本気の告白なら必ず結ばれるという伝説の橋『水姫橋』、チームリーダー若武のもとに届いた数字の手紙、工事中の病院前の空き地。これらが全て結びついた時に初めて真相が見えてくる。読み応え抜群で、大学生でも余裕で楽しめる!

    今回得...続きを読む
  • 探偵チームKZ事件ノート 学校の影ボスは知っている
    中一の、立花あやは、授業中の一言でやたらとワナをしかけられるように…
    しかも、そのはん人は…!!!!
  • 離婚まで
    こんなダンナ…と思いながら読んでいたところ、途中から話が予期せぬ違う方に!
    中学時代、可奈子と圭介が素直になれていたら、二人の人生はどうなっていたんだろう?と思わずにいられない。
    二人の人生後半に幸せが訪れますように。
  • KZ’ Deep File 青い真珠は知っている

    面白かった

    青い鳥文庫の方を読んでいて今回このシリーズにも手を出しましたが、とても面白かったです。
    男の子同士のやり取りや、青い鳥文庫の方には書かれていない心情などもあって、とても新鮮でした。
  • 貴腐 みだらな迷宮
    フランス革命前夜の話。
    決して、表題・帯に書いてある、猥褻な内容でなく、
    なかなか判らない、中世のフランス貴族、キリスト教を知るのに役立った。
    私は、良書だと思います。
  • 三銃士(新装版)
    岩波書店の『モンテクリスト伯』が面白かったのでこちらにも着手。いずれ娘も読むかと思い、青い鳥文庫で読んでみました。

    やっぱり、話は面白いです。文章も、まあ、読みやすい。
    巻末の解説によると、従者への暴行等、時代錯誤的な箇所は省いたとのこと。
    他の新訳や完訳も読みたくなってきました。

    ただ、この絵...続きを読む
  • 離婚まで
    前半の可奈子の今の結婚生活は、旦那が最悪。結婚してから何故今まで我慢できたのかが不思議なくらい。ふと立ち止まり何故こんな生活をしているのか、同窓会で田舎に帰る機会で一気に過去の出来事を思い出す。母親の呪縛、育った環境、友人とのやりとり、、
    きっと可奈子はタイトルからも離婚を決意したに違いない。第2の...続きを読む