貴腐 みだらな迷宮

貴腐 みだらな迷宮

672円 (税込)

3pt

4.0

フランス革命の激動のなか、貴族社会で昼夜くりひろげられる性の宴。夫がいながら生娘のままでいる純真な令夫人ジュリエットは、その格好の生贄。策略家の侯爵夫人のシナリオ通り、悲劇と喜劇を味わうはめに──(表題作)。性愛遊戯に身をやつす淫蕩な14歳の未亡人と、その伯母で、老いてから性の悦楽を知った修道女。対照的な二人の運命は、冷酷な美男司祭リュシアンによる、エロティックな受難の儀式によって導かれる──(「夜食(スペ)」)。血の香り漂う官能二篇。

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貴腐 みだらな迷宮 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2019年11月28日

    フランス革命前夜の話。
    決して、表題・帯に書いてある、猥褻な内容でなく、
    なかなか判らない、中世のフランス貴族、キリスト教を知るのに役立った。
    私は、良書だと思います。

    1

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