本田秀夫のレビュー一覧
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●子どもが十分に理解し吸収できるような教育上の配慮を受け続けることこそが権利であるとの認識を可能な限り早くから周囲が持てるよう、親や周囲の人たちを啓発することが、最も重要な早期介入である。(p.34)
●「同意する」ことを構造化して教える(p.93)
●子どもの発達の問題を親に伝えるにあたっては、親...続きを読むPosted by ブクログ -
ときどきこういうのを読んで、自戒とする。
・周囲はおおらかに (「ADHDの子が1つひとつのミスを反省して改善に取り組んでいたら、人生が何回あってもたりません」という序文の言葉が鋭すぎる)
・課題は一度にひとつだけ
・環境調整
・生活サポートは長くかかる、と覚悟する
分かりやすくていいんだけど、...続きを読むPosted by ブクログ -
いらないものを捨てて、自分が本当に大切なものだけを残していく。限られた時間に自分のエネルギーを使うようにする。自分をどんどん出していくのです。
そんなふうに生きれるようになりたいな。
他人にどう思われるかよりも、他人からの評価よりも、しなくていいことをしない勇気が欲しい!と思った。Posted by ブクログ -
グレーゾーンへの対応としても良書。
備忘録
・「自分はこういう理由でこれをしない」と決めたら、それをルールとして淡々と実行していく。そうすれば周りからの理解を得やすくなる。「できないけど相手によっては無理して飲む」といった形で曖昧な対応をしていると、結局「付き合いが良い悪い」と言う話になる。
・自...続きを読むPosted by ブクログ -
やりたいこと、って言われても、実はやるべきこと、な私。
しなくていいこと、を考えたら、やりたいこと、見つかるかなー
乳幼児は安心するために保護者のそばにいる。安全基地とみなすことを、アタッチメント、という。
保護者の反応をみて、その行動が安全かどうか判断するのを、ソーシャルレファレンスという
過...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害の特性のある子に対してどのように関わっていくか、ハウツー本的に要所だけつまんで読むことができればそれなりに良い本。ヴィゴツキーの発達の最近接領域なんかも久しぶりに聞いた。ただ、教育学的にはまだ不十分かな。Posted by ブクログ
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子どもを育てる事は本当に難しい…と痛感しています。発達障害について、子どもの育て方について、丁寧にわかりやすく教えていただきました。
そして、この本で述べられているのは、障害があるなしにかかわらず、「子育て」についての大切なことだと思いました。Posted by ブクログ -
言いたいことは理解できたけど、私に合っていなかったのか、あまり心に響かなかった。
念のためもう一度読んでみたいと思う。Posted by ブクログ -
この本の主張は「発達障害(ADHD、ASD、LDなど)は高確率で併発する」というものであり、その一点に尽きる。
個人的にはそれは当然のことという実感があり、特に目新しいものではなかった。
しかし社会に向けてはもっとこういうことを啓発していく必要があるのかもしれない。その点にこの本の価値はあるのだろう...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害とは何か、どう向き合えば良いのか、短い時間で読めるよう分かりやすくまとめられていました。イラストが非常に明快で大人でなくても読むべき本だと思いました。
実際にこの問題に直面しておられる親御さんであればもっと詳細なサポートや知識が必要なのだろうと思いますが、ひとまず入門書として私も非常に勉強に...続きを読むPosted by ブクログ -
人それぞれに意見はあるかと思いますし、障害の特性もそれぞれにあると理解してもいるのですが、駄目なものは駄目でした。どうも、身構えてしまいます。Posted by ブクログ
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●内容
■ソーシャルスキルとは、「協調」ではなく「相談」のスキル
→保護者や先生だけでなく、誰に対しても、できない事や困りごとを相談できる
→「こういう場面ではこうする」のようなソーシャルスキルは対応しきれない
こういったトレーニングには限界がある
■5つの基本スキル
・一方的に話さず、...続きを読むPosted by ブクログ -
●ADHDの子の育て方のコツ
・反省しない、打たれ強いように見えるけれど実は繊細
→怒る、怒鳴るは× 注意される事の方が多いと自己肯定感が下がる
・本人が苦も無くできる(支援すれば出来る)レベルにOKラインを下げる
・課題は一度に1つだけにする
・言っても動かないなら、子どものハートをくすぐる駆け引...続きを読むPosted by ブクログ -
微妙なケースを多く挙げているので、これは、、どうなんだ? 特別に支援が必要なのか? と考えさせられる。「ふつう」に合わせるんじゃなくて、行動の原因を探って、その人ごとに支援のあり方を考えよう、という話。理屈はわかるがなかなか大変。様々な特性と環境調整の考え方、例は参考になる。
個人的に、不注意な人は...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害の人との付き合い方を書いた本。家族でも理解は難しいのだから職場での関係だとこれを実践するのは更に難しそう。これができれば定型発達の人にとっても働きやすい職場になるだろうけれど。Posted by ブクログ
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子供が生まれ、軽い障害を持つ(かもしれない)ので、タイトルから何か参考になるかと思い購入、結果的にあまりそういう感じではなく、子育て全般としての参考になると思う。
児童精神科医が新聞に載せたコラムをまとめたもの、6個のチャプターに対して6~8個のコラムがあり、各コラムは3頁にまとまっているので、区切...続きを読むPosted by ブクログ -
子供のときのことは、大人になって振り返るとたいしたことない。大人になるまでにできれば問題ない。大人が完成形で当事者の「今」がすっぽ抜けてる記載が結構あって、少しそこは違うかなっと思った。Posted by ブクログ