本田秀夫のレビュー一覧

  • 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか
    一般人です。

    発達障害者の定義と、医療による改善は難しいのだなというのとを、理解できたように思う。
    医師によって発達障害について、「障害」と考える医師も、「個性」と考える医師もおり、当然対応もことなることもわかった。
    ASDについても多くの情報があったのも参考になった。

    具体的な手法としては、な...続きを読む
  • あなたの隣の発達障害
    当事者として読みました。
    当事者がどうライフハックするかの本は飽き飽きしていたので、非常に参考になりました。

    医療行為のような特別な資源でもなく、周囲に助けを求める際に、このように動いてもらえばよいのか、早速実践できそうです。

    当事者にこそ読んでほしい本。
    当事者にこそ、周囲に共有してほしい本。
  • 日常診療における成人発達障害の支援:10分間で何ができるか
    近年、臨床現場で増加している発達障害、主にASDの方への日常的な外来診療について、現場で第一人者として活躍されている著者が書かれた著書。ASDと一言言っても、それぞれのバリエーションがあり、個別性が必要な部分があり、診断の意味も考えながら進めていく必要性を感じた。個別性もあるので、難しいかもしれない...続きを読む
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    そろそろ我が子の小学校入学が見えてきたことと、身近なところに発達障害や自閉症である子がいることから、学校教育の中での発達障害を抱えた子供たちの環境や配慮を知りたくて手に取った本。

    以下、私の心に残ったポイントを中心に抜き出し。
    <サマリ>
    ・「授業や学習環境」と「子どもの特性」が合っていないことが...続きを読む
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法
    ふつうって何だろう。
    僕は中学生の頃から「そういう人」という立場を得て楽になった。そう認識されることでみんなと違う「ふつう」でなくても大丈夫になった。
    あなたのふつうはあなただけのものだよと伝えたい。
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法
    とても分かりやすいので、人間関係がうまくいかない、集団の中で孤立を感じている10代の子たちには読んで欲しい本でした。
    ただ、内容は他にもよくある本と変わりない内容なので、親御さんにはあまり向いていないかもしれません。
  • 10代からのメンタルケア 「みんなと違う」自分を大切にする方法
    他の本読んでたら最後まで読みきれずに返却期限が…
    でも娘は興味深く読んでいたし、家に一冊買っておいてもいいのかも。
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと
    保護者、教育関係者だけではなく社会全体が発達障害というものを正しく認識して、それを抱える人たちが生きやすいような社会構造を形成していかなければ根本的解決にならないと思った。
    子どもに関わる人の意識を変えることも大事であるが、学校現場の者として思うのは、適切な関わりをするための人的資源やシステムが用意...続きを読む
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
    自律スキルを持って自分ができることは実践し、その点では社会に貢献する。苦手な面では無理をせず、ソーシャルスキルを使って人に相談しながらやっていく。著者が他の本でも繰り返し述べている「自律とソーシャルスキル」これに尽きるな、と感じた。つまりは勉強よりも身辺自律や周りに頼る力を育てていくことに注力すれば...続きを読む
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    しばらく積読になっていたけれど、今年度出会った子供たちの中で気になる子供がいたので、何か参考になることはないかと手に取りました。
    とても解りやすく書かれていて、親の立場、先生の立場、協力して出来ること、と書かれているところは良かったです。
    障害の有る無しに関係なしに、子供ひとり一人にあった環境で学べ...続きを読む
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと
    「親や先生が能力主義的な考え方をしているとそういう考え方が子どもに移ります」これにはグサリときた。平均や周りとの比較をどうしてもしてしまう、これは発達障害の子どもに限らず親がやってしまいがち。親戚の子を預かってるような感覚で接することができたらどんなにいいことか。最低ラインをとことん下げてみることが...続きを読む
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    発達障害とそうじゃないとを分けての教育ではなく、ハイブリッド型の教育を推奨している。
    家庭と学校とでサポートすることは当然必要で、それでも本人もつらい思いをすることもある。
    向き合っていかなくてはならない問題だと改めて認識した。
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    学校で生活しにくい子どもたちにをどう理解して支援していくのか。学校で適応する事が全てではない、これからどう長い人生を過ごすか、そのために今からできることをみんなで考えて、話し合っていく事が大切。
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    良い本だと思う。
    IQの変遷についての部分は新しい学びとなった。

    教育は難しい。
    子育ては難しい。

    発達障がいのある子どもの子育てには、親の力、成熟さが大切だと思う。
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと
    子どもに軽い発達障害の可能性があるということで、気になって読んでみたが、図らずも、自分が育児・躾としてしていることの多くが当てはまっていたことが少し自信になった。
    それでも、やり過ぎていた部分については、この本を参考に変えていければと思った。
  • 学校の中の発達障害 「多数派」「標準」「友達」に合わせられない子どもたち
    発達障害や知的障害の子どもさんに対し、学校は、どのような場面で、どのような対応をしていけるのか、わかりやすく説明されています。

    具体的な場面が例示されることで、観点の持ち方と対応を確認していけるのがいいなと思いました。
  • 自閉症スペクトラム 10人に1人が抱える「生きづらさ」の正体
    いわゆる自閉症のみならず、非障害自閉症スペクトラムにも重きをおいて話を展開しており、身に覚えがある人も多いのではなかろうか。
    かくいう私もその一人だったりする。

    特性を知ることは自分を知ることであり、自分がより生きやすく、より幸せになるための最短経路である。
    今困っていなくとも環境が変われば困るこ...続きを読む
  • 子どもの発達障害 子育てで大切なこと、やってはいけないこと
    発達障害の子に対してどう対応して行けばいいのか具体的に書いていて良かった。
    あんまり気負いして育てると逆効果なんだね
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
    重複する発達障害の特徴とその対処法について分かりやすくまとめられている。
    ちなみにASDやADHDの最後のDは障害という意味であり、本書では特性の程度という概念を重視するため初めにAS、ADHについての考え方を紹介していた。

    発達障害が重複することでそれぞれの特性が弱くなることがあり、それによって...続きを読む
  • 発達障害 生きづらさを抱える少数派の「種族」たち
    『発達障害』について分析した一冊。

    著者自身発達障害の傾向があるとのこと。
    具体的な事例が豊富でわかりやすかった。

    印象的なのは、「こだわりが強い特性はあるけど、こだわりの総量自体は変わらない」という一節。
    つまり、興味の対象が別のことに向いたら、前のことに対するこだわりは半減するということ。
    ...続きを読む