本田秀夫のレビュー一覧
-
不安や心配を解消するにはネットで調べるよりその道のプロの人が書いた本を読む方が私には合ってる。
一つだけ気になったのは苦手なことを周りの人に伝えるってとこ。
例えば職場で上司に「私はうっかりミスが多いので一緒に確認をしてください」と言って「わかりました」ってなる?
「忙しいのにそんなこといちいちや...続きを読むPosted by ブクログ -
うん、そうだなって正解を書いてあるんだけど、優しい。
そんな理想でいられないから!っていうダメな親も救ってくれるフォローを随所でしてくれている気がした。
特に、叱り方のところが響いた。
常々思ってる。
こどもは希望だけど、期待するものじゃない。
信じるのは、底力。
うまくいかなくても、ちゃんと向き合...続きを読むPosted by ブクログ -
本書にて、「ファン・デューティ・バランス」という考えを初めて知りました。
楽しみと義務のバランス。
これから意識してみよう、と思います。Posted by ブクログ -
発達障害に向き合う周りの人への本。国際的な最新の情報を入れながら解説してくれているし、なんだか暖かい本。大人の社会では理解されていないし、理解しようとしてない人も多いけど、教育の現場では障害にまでならないように支援や優しさがあると、教育者なりに思っている。Posted by ブクログ
-
3章の生活のなかで…が具体的で良かった
既にやってることも多々あり、イライラしながらもやってた事も含まれてたので、次からは必要な事なんだとイライラ回避できるかも!
…………
(幼児期小学生編 だいたい10才頃まで)
人と関わる意欲を育てる土台作りが大事
→挨拶や会話は応用的で難しいので求めない
●...続きを読むPosted by ブクログ -
本田秀夫さんのこのシリーズは、さらっと読みやすい。育児中の大変な時期にはちょうど良い分量。基本的な内容だが、子の年齢が変わるとまた読みたくなる。
基本的には親がかなりサポートするってことで、まあまあショックを感じた。
ただ特性はそのまま良いところを伸ばして、更に人を頼るスキルを伸ばそうとあり、「人...続きを読むPosted by ブクログ -
【内容】
■発達障害→医学的には、神経発達症群(DSM-5)と呼ぶ
・知的能力障害群(ID):知的障害など
・コミュニケーション症群(CD):言語症、語音症、吃音
語用論的コミュニケーション症など
・自閉スペクトラム症(ASD)
・注意欠如・多動症(ADHD)
・限...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害の特性が重複する事はどの本にも書かれているのに、医療の世界ではそれに対する処方が確立されていないことに驚いた。
複数の特性を合わせ持つ事で、どちらの特性が出る訳ではなく、むしろ一部は抑えられて見つけづらくなることが具体的に書かれており、とても納得したのと同時にわざわざ言わなくてはいけないこと...続きを読むPosted by ブクログ -
精神科医の筆者本人がご自分を含めたグレーでちょっと生きづらさを抱える人たちが、どうしたらうまく暮らしていけるかを示唆してくれています。
濃い〜薄い、生活に支障があるなし、みんな程度の差はあっても地続きという内容で、私もこんなことあるある〜と思い読みました。
ちょうど大学生の子が課題の提出がおろそか...続きを読む -
発達障害の当事者ではなく周りにいる人に向けた取扱い書のような本。自分は発達障害ではないかと心配になり読んでみたがそのような症状や傾向は低いように感じた。日本人の1割程度は発達障害的な要素を持っているらしく環境や生育環境により社会適応できるかどうかも変わってくる。
短所を長所に変換できるように努めるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
ASという診断がつく、うっかりミスも程度問題。
とても役立った。
『自分のやりたい事を最優先させる。』
一種の自己啓発本のように読めた。Posted by ブクログ -
自分が発達障害かもって思っている人に読んで欲しい。
障害には強弱があることや、ADHDとAS両方を持ち合わせている人の存在についての章は大変興味深かった。Posted by ブクログ -
元々気になっていた先生の著作。
発達特性のある人も個性的な人もそれぞれが自分の事を理解し、自分の「普通」を生きていける社会になるといい。
自分の「やりたいこと」を生活の中心にして人生設計ができていればそれでいい。
やりたいことをして失敗するのと、やりたいことを我慢して失敗するのでは後悔の仕方が違う...続きを読むPosted by ブクログ -
「重複」や「強弱」など、なるほどと思った。「この症状、言動があるから発達障害」と一概にいえないのが難しいところなので定型発達からのグラデーションであり、更に発達障害の中でもこの特性があるからこの障害と明確に区分できるものではないという考え方はそこからこぼれ落ちている生きづらい人達にとって救われるもの...続きを読むPosted by ブクログ
-
家庭や職場に発達障害の人・疑われる人がいる人向けの本。
発達障害の理解や対応方法ももちろん書かれているが、あまりに辛かったら逃げてもいいと書かれているのが印象的。
家族だと離れるのには抵抗があると思うが、自分の心を壊してまで寄り添うのは無理がある。発達障害を理解して、試行錯誤を重ねて対応しても、...続きを読むPosted by ブクログ -
色々な特徴が重複している例があって、その場合、症状が複雑で適切に対応されてないケースがある。
そういう例がある、という事実を紹介してあるだけで救われる安心する人もいるんじゃないだろうか。Posted by ブクログ -
発達障害の入門書。親や先生が子供の特性を理解して、その子に合った生活環境を整える。気軽に相談しながら試行錯誤をしていかないとな、と考えるきっかけになった。Posted by ブクログ
-
「生きづらさの正体」とタイトルにあったので、主に大人の当事者を対象にした本なのかなと思って読んでみたのですが、実際は自閉症スペクトラムの当事者(本書で扱われていたのは主に子供の当事者)に対する支援の重要性について書かれた本でした。自閉症スペクトラムの子供を持つ親の方などにとっては役に立つ本だと思いま...続きを読むPosted by ブクログ
-
2017年12月発行。子どもから大人の就労まで
自閉症スペクトラムについての基本が
ほぼ書かれていてさらに分かりやすいDVD
(著者の講義)が付属していて取っ掛かりには良書。Posted by ブクログ -
同著者の『自閉症スペクトラムがよくわかる本』と同時に読んだ。『自閉症スペクトラムが…』は自閉症スペクトラム全体について書かれており、新書とほぼ同じ内容。
この本は、ソーシャルスキルの育て方により重点を置いて書かれている。無理をさせすぎても、放っておきすぎてもだめ。図やイラストが多く、サラッと読みや...続きを読むPosted by ブクログ