本田秀夫のレビュー一覧
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思春期の発達障害の子どもへの対応のヒントに。
・自立に必要なのは【自己決定力】と【相談力】
・思春期以降の支援は【支援付き試行錯誤】
・本人が【マジョリティとなる場所】を選ぶ
-----説明-----
【自己決定力】
・本人がやりたがることは犯罪行為や危険を伴う行為でなければ基本的にやらせてみ...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害の子から見た「学校」というのはどういうところなのか大変分かりやすかった。
困りごとの具体例に対して、「親ができること」「先生ができること」「協力してできること」という3つの視点で支援が書かれているのもよかった。
娘を支援級に入れるのかどうか迷っている今日この頃。
この本では、発達障害のある...続きを読むPosted by ブクログ -
主治医より、初診の際に勧めていただいた本です。
色々と違和感を覚えていたことが全てこの本を読んで腑に落ちました。Posted by ブクログ -
発達障害の子を持つ親や、学校の先生にはぜひ読んでもらいたい本。どんなことを学校に期待すればよいのか。学校をどのような場にしていくのか。これからの学校教育をどのようなものにするのか。「おわりに」に書かれた「子どもたちを追いつめるのは、もうやめませんか?」の言葉が切実に感じられた。具体的には、親と学校の...続きを読むPosted by ブクログ
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発達障害の当事者ではなく周囲の人向け。特に職場の同僚や上司・部下を想定しているのか、そういう具体例が多い。特性を具体的な人物像に落とし込んで書かれているから(こんな人いるな・こんなことあるな)と想像しやすい。発達障害の原因は育て方にはないとはしつつも...社会適応には「育て方」が関わってくる・育って...続きを読むPosted by ブクログ
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他の書籍も通して、ADHDという障害そのものでなく、失敗を叱責されることによる「二次的な障害」(自己否定、うつや不安など)の方がよっぽど厄介なんだということを本田先生は一貫して主張しておられるのだと感じる。
それを防ぐため、親や周囲はおおらかに見守り、サポートし、環境調整や視覚的構造化を用いるという...続きを読むPosted by ブクログ -
これは、5!今まで読んできた発達障害系の本で1番おもしろいし、ためになる。ためになるからおもしろいのか。自分のこれまでの教育観と重なる部分もあり、また違う部分もあり、勉強になった。
「叱るのがうまい人は、あまり叱らない」や、「ほめる・叱るではなく、ほめる・ほめない」というところが特に印象的な言葉とし...続きを読むPosted by ブクログ -
塾で教えています。学習障害(LD)と思われる生徒と接する機会もありますのでこの本を読んでみることにしました。
総合的な入門書でわかりやすいです。
勉強が苦手な子の場合、別の学び方を提案する、
の項が参考になりました。
タブレットにも言及してあり、
過去に、読むのが苦手、また紙に字を書いたりも苦手…自...続きを読むPosted by ブクログ -
発達障害について、知識を広げ深めることができる良い本でした。
発達障害らしき傾向が強い人(診断は無し)と職場の同じグループで働いていた時があったが、チームワークが非常に難しく、上司や他の口の堅い同僚や産業医、発達障害セミナーの講師にまで相談したことがあったが、結局銀の弾丸は無く、その道のプロでも慎重...続きを読むPosted by ブクログ -
漫画でわかりやすく、登場人物と一緒になんでだろう?と考えながら理解できます。
大人でも対人関係において、「相手を変えることはできない、自分の考え方を変えよう」とよく言われますが、
発達障害を持つ子どもへの関わりにしても、
•環境を調整する工夫
•こだわりを尊重して、安心感を育む
といった大人側の...続きを読むPosted by ブクログ -
本田秀夫先生の本はいくつか読んだけれど、今回のは漫画でケース別にいろんな事例が紹介されていてさくさくと読み進められた。最後に述べられれている「心の健康がすべての土台。親の願いよりも子どもの気持ちを優先。その子のペースが大事」に親がいかに早い段階で気づき、"皆と一緒を良しとする"考え方から抜け出せるか...続きを読むPosted by ブクログ
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学校の常識を見直す時期に来ていると思いました。
多数派の意見を重視するのではなく、それぞれの子に応じた内容を提示して、どの子もできる教育を目指す。そのことを強く思いました。Posted by ブクログ -
今のままの学校教育では社会勉強が全くできない。発達障害当事者だけでなくても、横並びで受け身教育をやめ、どんな相手にでもお互いにリスペクトできる環境にする事が必要Posted by ブクログ
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発達障害というテーマからか、平易な文章で当事者含め誰にも読みやすい。これは周りに発達障害の人がいる人向けだけど。
自分の職場にいた人に当てはまった。わたしはできないことを頑張ってさせていたのかもしれない。接し方もよく理解でにた。
いっぽかまた、本当に辛かったら逃げても良いと言ってくれたのも良かった。Posted by ブクログ -
発達障害と言う言葉がしっくりこない。
障害でなく特性であり、障害になるかどうかは、理解があるかないか、協力があるかないかが大きく影響するって考えて、人とも自分とも付き合っていきたい。Posted by ブクログ -
思春期前の小学生時代は保護的環境で十分に自信をつけさせるのが良い。人に相談して解決したという経験を積ませる。意欲の貯蓄をしていく。特訓(苦手なこと)はこの時期に不要である。
特別支援教育(支援級や放課後等デイサービス)など普通級以外の複数の居場所があることが子どものためになっていると実感。インクル...続きを読むPosted by ブクログ -
我が子の就学を控え、支援学級に入ることに迷いがあったのがこれを読んで必要なサポートであると分かって良かった。また、"小1の4月"から支援を受けておく重要性が認識できてよかった。時間をあけてまた読み直したい。Posted by ブクログ
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著者本人も発達障害当事者であり、平易で寄り添うような文体とともに、ASDとADHDは混ざり合う例が多く、なおかつ普通の人と地続きだ、という解釈はまさにその通りで目から鱗でした。Posted by ブクログ
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学校選びの基本的な考え方を学んだ。
学校選びを何を基準に考えて行った方が良いか、丁寧に説明されている。支援が必要な子ほど、早くから支援環境が整っている場所を選ぶこと(小学校1年4月〜支援を受けること)が大事だと改めて強く感じた。Posted by ブクログ