鈴木大介のレビュー一覧
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自伝の中で描かれる重要な転機。ときには他人の支援を受け、ときには自ら決断し、行き詰まった状況に立ち向かって前進する姿が描かれています。雀士としての挑戦もその転機のひとつと考えられます。将棋と麻雀の両方のファンとして、今後も彼の活躍を心から応援しています。Posted by ブクログ
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同世代と話して、親族で書名のようなことをする人がいるような話も多くなり読んでみた。
内容としては、思ったよりも過激でなく、考えさせられる内容。想像と違う方向に行ったが、楽しめた。
親と子の関係だけでなく、価値観の違う他者とどう向き合って行くか、考えさせられた。同じ行為でも、自分と人の捉え方は違う...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりにジャイアントキリングが掲載された。
とても嬉しい。単行本の関係でおやすみだったらしい。
次回が楽しみ。匿名 -
便宜上、カテゴリ分けをしたが、実際は父と子の物語だと思う。
一定の時代の父と息子にありがちな互いに壁のあるような、胸襟を開いて話すことのない関係性。
その関係性を改善するための指南書でもあると思った。
父がネット右翼になってしまったと感じた著者は、父亡き後その言動を紐解いていく。
その過程が書かれて...続きを読むPosted by ブクログ -
私の父はネット右翼ではないと思いますし、右翼ですらないと思いますが、
父と私の関係は近いものを感じます。
分断を解消したほうがよいのはその通りだとは思うんですけどね、
死んでるからそう言えるのであろうと思いますよ。
生きていると難しいです。
相手が生きているとあちらの思い込みも存在しているわけで、私...続きを読むPosted by ブクログ -
続編楽しみです。
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他はあんまり興味なかったけど、ジャイアントキリングが表紙だったし久しぶりに掲載されていたから読んだ。面白い。買って良かった。匿名
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父の葬儀に出た筆者は何故か無に近い心境であった。教養ある父だったはずが晩年はヘイトスラングを繰り返していたからだ。なぜ右傾化したのか?家族親戚友人から聞いた父の姿とは?実像に迫る事は出来るのか? 家族再生の物語でありとても刺さる内容です。おすすめ本。Posted by ブクログ
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マイシュ楽しみにしております。ジャイアントキリング画再開して、、リエゾンも掲載されていて、うれしいです。匿名
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家族への愛の話であり、
対峙する相手の根底を理解する為の術の話であり、
分断が進む日本社会の話であり、
左とか右とかに留まらない、
人として大切にしたいことが書かれていたPosted by ブクログ -
特殊詐欺グループの犯罪手法、教育体制に深く切り込んだルポ。第3章では「研修」の詳細に迫る。研修ではシステム化された選別と洗脳が行われ、潜り抜けた者はどんな会社でも成績を挙げるであろう優秀な営業マンとなる。老人が騙されるのも無理がない。背筋が寒くなる思いがした。Posted by ブクログ
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ネット右翼になった父、とは本当は何者だったのか。言動の端々のフレーズや購読雑誌などで簡単にネトウヨ判定されてしまう昨今だが、父親という存在をそう簡単には割り切れない著者が家族や交友関係に聞き取りを重ねつつ自身の記憶を辿る事で、そのネトウヨ的言動の細部に渡る背景にとことんまで迫る様は、読者の胸を打つ。...続きを読むPosted by ブクログ
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筆者の、障害は環境がつくるという言葉にすごい共感した。もし誰もが字を読めなくても暮らしてた昔なら、識字障害は障害者でないし、多動性が問題しされるけどそれは教室に座ってじっとしないといけないから。
筆者の述べるように、なんでできないの?ではなく、どうしてできないのかどうしたらできるのか考える社会になれ...続きを読むPosted by ブクログ -
この旦那さん、メンヘラ系の女性ばかり寄り付かれてるのは、なんかわかるかも。この人なら何でも受け止めてくれる空気があるのかも。発達障害の妻をあれだけ受け止めてあげれるってなかなかない。
発達障害の妻よりも私は夫の方が興味深いと思った。 -
コミック勢だったけど最後はどうしても最速で読みたくて購入しました
何回も何回も読み返し泣いた作品
素晴らしい作品を世に送り出して下さってありがとうございます
千早、新、太一
それぞれ1番欲しかったものを手に入れる事ができたんだなって
また何度も読み返して気づきました
全てのキ...続きを読む -
ルポライターが生業の著者が脳梗塞になり、自分に現れた様々な症状とその変化を、内側から懸命に記録している。それだけでも十分に興味深いけれど、そこで苦しんだ症状のひとつひとつは、彼が以前取材で出会った、貧困に苦しむ人・情緒障碍者・薬物中毒者等々と同じではないかと気づく。これらの人たちにも脳の器質異常が生...続きを読む