小川一水のレビュー一覧
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宇宙漁船百合。SFとしての設定とかは正直わからないけど、主人公2人の掛け合いの面白さで読ませる。「天冥」はもちろんすごいけど、こういう小品も面白い。とかいってたら続編があったりして。Posted by ブクログ
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丁度コロナ禍の現在、感染症・パンデミックの話。タイムリー過ぎて、感染者への差別だとか政治・権力争いとか、そういうのがものすごく近く感じた。
冥王斑の始まり・地球の話で「なるほど、メニーメニーシープのあの病気がコレか」となったけど、あれは水が感染経路だったような?後々何かしら明かされるのかな。
まだま...続きを読むPosted by ブクログ -
PART3ではカン類のアカネカ女王らカンム周辺に集結していた銀河団諸族らと、オンネキッツの進める超新星爆発を阻止しようと協力してゆくあたりから物語が再加速する。ノルとミスチフの最後。そしてダダーと化したアクリラの力もあり人類や諸族は爆発を生き延びた。…最後は地球に還り着いたMMS人類(カルミアンらも...続きを読むPosted by ブクログ
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いよいよセレス中心部のドロテアへ北極と南極からMMS・救世群・2PAが総攻撃をかける。また別働隊のアクリラ・カドム・イサリたちがドロテアに潜むミヒルに迫る。次々に倒れていく仲間たち。自らの手によって妹ミヒルを討ち果たすイサリ。ミスチフにアポトーシス(プログラムされた細胞死)を命じられ意識を失ったアク...続きを読むPosted by ブクログ
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ついに最終巻へ。ここに来てチカヤと初期救世群のその後(アオバ!…)、ブレイド・ヴァンディの生き様と2PA艦隊の成り立ちなど。イサリやカドム、アクリラほか主要人物と、MMS人だと自覚したリリーたちカルミアンや、イサリとの会話でミスチフへの自分の気持ちに気付いたノルルスカイン…。ようやく全員が一つのテー...続きを読むPosted by ブクログ
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カドム&アクリラやイサリの働きにより、完全にとはいかないまでも、人類(MMS人類と太陽系人類)と救世群そしてカルミアンが手を結んだ。大きな、とてつもなく大きな敵に立ち向かうために。二惑星天体連合艦隊の助けがあったとは言え、割とあっさり救世群の本拠地が落とされてしまう。ミヒルやアシュムは一体何処へ行っ...続きを読むPosted by ブクログ
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お気に入りは「〜ライク」。笑
女の子っていいよね……私はきっとデコンパかな。
ロックさんのお話も読んでみたいところ。
ランナウェイしたーい!Posted by ブクログ -
恋愛方面、そっちに行くんかい!
イサリちゃんと、本人のいない間に共有する相談していたからそうなるんだろうとは思ったけど、イサリちゃんがいなくなった隙にはどうなんだろう。そして、BLはさすがに描写してくれなかった。異種間はあったのに。せっかくだから書いてくださっていいのよ。(台無し)
あと1巻3冊で...続きを読むPosted by ブクログ -
1巻に完全に繋がった……。そもそも、そこで語られていたことがミスリードでもあったわけね。議会が「スカウト」である意味も。
でも、まだ話は続く。Posted by ブクログ -
たまたまコロナ禍の今、読んだ。パンデミックがリアルに感じられる。マスクの有効性についても触れられていた。1巻とはうってかわって現代。冥王斑という厄介な疫病が蔓延し、医師らが戦い、謎をさぐる。命が助かってもウイルスを持ち続けることがどういうことをもたらすのかが説得力があった。1巻とのストーリーのつなが...続きを読むPosted by ブクログ
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銀河英雄伝説を読んでSFの面白さを知り、銀英伝のような面白い作品を探して行き当たったのが本作品。ちょうど完結して話題になっていた。銀英伝とは全く違う作風で、登場するのは人間のような生物やアンドロイド、怪物といったものたち。こういう作品は敬遠していた。しかし評価が高いので読んでみたら、ページターナだっ...続きを読むPosted by ブクログ
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いよいよ決戦も本番を迎えてきたという感じ。
七章は、Part1からの続きの部分なので、この作品ではここだけが異質の話という感じになっている。メニー・メニー・シープでの住民と救世群との戦いもなかなかこみ上げるものがあったのだが、今後の戦闘はスケールがかなり違うことが見て取れるので、犠牲も多く出るのでは...続きを読むPosted by ブクログ -
〉これほどまでに異常な状況下では、自分たち個々の思考やモチベーションなど維持したいとも思わなかった。患者は何千人という数なのだ。その生死は疫学的推計によりすでに決まっているようなものだ。必要以上に努力したところで、回復率を1パーセントでも押し上げることはできはしない。──医師が1個の部品になることが...続きを読むPosted by ブクログ
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>──303年前に、汎銀河往来圏から惑星ファット・ビーチ・ボールへと移住した人々は、まだ生きていた。
>残存総人口は30万4900名である。
今からだいたい6500年後くらいの、銀河辺境のガスジャイアント(木星型惑星)軌道上で、漁をして暮らす社会が舞台のバディ物百合ハードSF。
生活するための...続きを読むPosted by ブクログ -
ガス惑星ファット・ビーチ・ボールで、「昏魚」を獲る漁師SF。可塑性漁船「礎柱船」、氏族の因習、FBBの謎。ハイテンションパワープレイでぐいぐい読ませるし、アイデアやギミックが面白く、爽快なお話なんですが、その裏には生存のための模索と試行が積み重なっていて、それを思うとちょっとしんみり。百合SFアンソ...続きを読むPosted by ブクログ
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それぞれ独立した話が4章と、7章の一部から構成されている。これまでの物語が、さらに詳しく語られ、全貌が見えてきそうな雰囲気だった。様々なところで伏線が貼られているので、過去の物語を思い出しながら楽しむことができるのは良いが、複雑になっている部分もあり、苦労する部分も多い。これはこれで読み応えがある。...続きを読むPosted by ブクログ
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カドムたちはついにアクリラと再会。ただしカヨに体をいじられてなんかサイヤ人ぽくなって帰ってきた。物語は狭い地下のブラックチェンバー/メニー・メニー・シープから、セレス地表へ、そして一気に広大な宇宙へと。Ⅰ巻で出てきた謎の二人組、ルッツとアッシュの正体が分かったところで大きな場面転換。太陽系から救世群...続きを読むPosted by ブクログ
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最後の最後にいまこのときとか…もう、もう!
実はこのシリーズ、納得のいかないことがあるのだ。それはついに10巻で触れられた。
それでも納得いかないままだ。しこりとして。そういうものも全部ひっくるめて、未来のひとつ、希望のひとつに浸れて幸せでした。つらく楽しかったPosted by ブクログ