丹地陽子のレビュー一覧
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中高一貫の女子高を卒業した美綾は外部大学に合格したが、父親の転勤で家族は英国へ行ってしまい自宅で独り暮らしすることになった。と同時に、迷子犬(パピヨン)がやって来て飼うことになる。モノクロと名付けたその犬は突然「八百万の神だ」と言いだす。神様との暮らしと、大学で再会した小学校の同級生の幽霊騒動が進む...続きを読むPosted by ブクログ
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逢坂から江戸にやってきた訳あり姉弟のきよと
清五郎。父の知人が営む料理屋「千川」で、
清五郎は配膳係として、きよは下働きとして
働くことになった。だが、ひょんなことから
きよが作った了以が店で出されることになり…。Posted by ブクログ -
読んだことがある気がする。が 大学でイケメンと出会うところまでと最後のモノクロとの場面しか覚えていなかった。
/(^o^)\ナンテコッタイPosted by ブクログ -
文字の中から色彩があふれる。
銀杏のエメラルドグリーン、萎びて固くても捨てることなく、ご飯に炊き込むことで美味しく生かされる。
主人公の青年もきっと元気になれるよね。 -
娘から薦められて読みました。
短編集なので、読みやすかったです。
児童向けではあるけど、ほどよくおもしろかったです。Posted by ブクログ -
ほのぼのした感じはいいのだけど、千春がのほほんと
しすぎている感じがちょっと苦手。
リノベご飯なんて、1人暮らしだと普通だし。
(でないと同じものを何度も食べることになる。)
父と同居だからって、パートの賃金で生活成り立つのか
というのは無粋なのかなぁ。
お料理はおいしそうで、作ってみたくなる。
や...続きを読むPosted by ブクログ -
料理が上手な人がうらやましい。
晩御飯のおかずを夜食用にリノベーション。
よく次の日お弁当用にって感じでやるのと一緒かな。
残ったおかずでもちょっとした工夫でキレイに食べきりたいですもんね。
男子独身寮を舞台にした、心温まるお話でした。Posted by ブクログ -
巻末にレシピが掲載されている小説で、高田郁の澪つくし料理帖と同じく、自分で作りたくなり、実際作ってみた。ツナのナメロウが手軽で簡単で美味しい。Posted by ブクログ
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トルコの美しい猫、ワン猫。青と緑の二色の瞳を持ち、ワンという町にだけ住む、美しい白猫。
ワン猫に会いたい!という口実で、父親の仕事赴任先イスタンブルにやって来た愛。教室では本音を言えない、友だちとわかりあえない、出る杭は打たれる…そんな気持ちから、まっとうな理由で日本から出ることを望んだのだ。
イ...続きを読むPosted by ブクログ -
初期作品集だそうです。
この頃のお話は受けの子が女の子になっても成立しますね。
割と最近のはどっちも男で違和感ないんだけど。
(つっても10年以上前のしか読んでない)
『たまごたち』のオチがない感じはどうにもなじめなかったけど
それ以外はまぁ嫌いではないかな、というところ。
最初の2つが特に面白か...続きを読むPosted by ブクログ -
食材や料理の話は本当に生き生きとしていて美味しそうである。惚れに引き換えもう一つの重要なテーマである「絵」に関してはリアルさが全く伝わってこない。コンクリートの壁に壁画として直接書いているのならおそらく油絵だと思うが、油絵独特の油の匂いや、絵が乾くまで触れない といったところが描かれていない。ヒロイ...続きを読む
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結構難しいテーマです。突き詰めると深いですがそれをわかりやすく説明してくれています。いつの時代も人生って大変。
匿名