丹地陽子のレビュー一覧

  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]
    第一章 将門 第二章 ユカラ
    第三章 黒田 第四章 モノクロ

    小犬の姿の八百万の神<モノクロ>と大学生の美綾。彼らのこれからは???と思っていたら、平将門の時代へ!!!
    身体があってはできないことがたくさん出来て面白かった。
    ユカラって?と思っていたらそういうことね。
  • きよのお江戸料理日記2
    きよが相変わらず、お人好しでみんなから好かれているし、料理が上手い。次回作で彦之助がどうなるのか?きよが、武家屋敷に行ってしまうのか?はたまた…早く次回作が気になってしょうがない(^^)
  • きみに、にゃあと鳴いてやる。 わたしが猫になった67日間

    ねこの視点を楽しめる

    ねこになってるあいだの留里のしぐさや視点がとっても「ねこ」で、かーわいいなあそれでいてちょっと切ないなあとそのあたりを何度も読み返してます。
  • 極彩色の食卓 カルテットキッチン
    ますます律子さんは魔女に近くなり...笑笑
    それでも、時は動くし人も少しづつ変わる。
    鮮やかな色合いの料理は健在で、
    まるでその料理が食べる人の心も彩っていくような感じがする。

    絵画はもちろん、音楽にも言葉にも
    それぞれが持つ色味の力は、無視できない強さがある。その強さを受け入れられるかが、今度は...続きを読む
  • きみに、にゃあと鳴いてやる。 わたしが猫になった67日間

    安定感のある巧さ

    ラノベではなく小説だよな。
    そして、ストーリーも構成も巧い。
    続編出ても良いと思うし読みたい。
    マイナスな分は、期待値を込めての評価。
    伸び代あるし、表現が巧い。
  • 天涯の楽土
    古代九州、今よりもずっと神々の存在が近かった頃。
    養い親と兄妹に囲まれて幸せに暮らしていた少年・隼人の日常は、突然攻め込まれたことによって破られる。
    家族と引き離され奴隷にした攻め手の中には同じ年頃の少年・鷹士がいた。
    生まれも育った環境も違うふたりは浮いた存在であるという点では一致する。
    だから分...続きを読む
  • 乙女椿と横濱オペラ
    表紙イラストが大好きな丹地陽子さんだったので購入した作品。舞台は明治45年横濱。本帯に『夢見る女学生×怪異を視る青年絵師』とある表紙の2人、草介と紅のやり取りが楽しいこの物語。序章から鬼の話だったので、がっつり妖怪モノかと思いましたが、最終話以外は怪異はあるもののどちらかというと人間がメインの物語で...続きを読む
  • エチュード春一番 第二曲 三日月のボレロ
    神さまのすることは凡人にはよくわかりません。
    しかし彼の意見には考えさせるものがあります。
    モノトーン男子の方が馴染める気がします。
    誘拐されたワンコが無事に戻ってホッとしました。

    第三曲は??
  • きみに、にゃあと鳴いてやる。 わたしが猫になった67日間
    人に戻ってからの、留里の強引な告白には多少引きましたが面白い話でした。
    岸田も留里を好きになってくれて良かったです。
    本編と関係のない、作者さんのあとがきも面白かったです(笑)

    他の方の感想を読んで、別の作品も読んでみたいと思いました。
  • 四丁目 身がわりバス
    弟が消えた、ていうか、いなかったことになってる…。
    お話の分岐点を探して、何度も読み返したくなること必然。
    四丁目、迷い込むのは自分かもしれない!
  • きよのお江戸料理日記
    逢坂の問屋に生まれたきよと清五郎は、江戸にある父の友人の料理屋「千川」へ行くことになった。そこできよは段々と料理の腕が認められ、料理人になることに…。江戸時代の「居酒屋ぼったくり」みたいな感じで読めるストーリーが面白い。続編出るのかなぁ?
  • 極彩色の食卓【無料お試し版】
    小学生の子がこの本を読んで、料理おいしそうでたべてみたーい。つくりたーい。アレンジもしたいなあ。友達につくってあげたいな。って言っていました。
  • 極彩色の食卓
    なろう系だと思って舐めてたらひきこまれた。美大を休学した男が不思議な女性に逢い、食事をつくることを条件に居候する話。食べ物のと心の揺らぎの描写がすばらしい。全体に漂う空気(匂い)がいい。きったない部屋なんだろうけど不思議と不潔な感じがしない。
  • 大草原の小さな家シリーズ 大きな森の小さな家 (新装版)
    文章が好き ◯
    作品全体の雰囲気が好き ◯
    内容結末に納得がいった ◯
    また読みたい ◯
    その他


    子供の頃に読んだ本を改めて読む。

    神の恵みに感謝しながら、自然の営みを余すことなく活用するインガルス一家の生活にとても憧れました。
    ローラのお母さんがつくるチーズ、食べてみたかったなあ。
  • 極彩色の食卓 カルテットキッチン
    前回の彩り溢れる料理と色彩に溢れた絵画に、今回は音が加わり、カラフルさがますますパワーアップした感じでした。

    前作から三年後。
    燕は少しずつ表情が生まれてきて、人間としても成長していく。家族との関係は相変わらず。でも前よりも絵画に寄り添うようになった気がする。

    律子さんはかわらずパワフルでおちゃ...続きを読む
  • 天涯の楽土
    弥生時代後期久慈島(今の九州)の豊邦と津櫛邦の少年、
    隼人と鷹士。島の邦々に争いが起き、神の力と武力の衝突が平和を脅かす。そんな中、謎の出自で立場も違う二人が歩み寄ったり離れたりしながら馴染んでいく。
    邦のこれから、二人のこれからはどうなっていくのだろうか
  • 天涯の楽土
    いきなりの敵襲で家族も故郷も失った隼人たち。
    そこから始まる冒険物語にワクワクしました。
    神話を元にした物語だから、古事記大好きな私には楽しく読むことが出来ました。
    続編が今から楽しみ。
  • 薫風ただなか
    生きていく中での、差別とか理不尽さとか、自身ではどうにもできないことも、飲み込めず翻弄されていくけど、その中でも爽やかな感じが青春だなぁと。この時代であるからこその生き方の気高さが美しいです。栄太が元気になって本当によかった。
  • 大草原の小さな家シリーズ 大草原の小さな家 (新装版)
    お父さん、何でも作れてすごいなー。

    ローラの生き生きとした目線で描かれた大自然が、厳しくもあり、魅力的でした。
  • ヘンダワネのタネの物語
    同じマンションに住む、小五のアリとナオ。
    アリはイラン人でサッカーが得意、ナオは絵を描くのが大好きな女の子だが回りからは変人扱いを受けている。

    同じマンションに住みながら、二人に接点はなかった。
    が、アリの両親のどうにもならない都合により、アリはナオの叔母が住む奥多摩に、ナオとナオの弟のダンと3人...続きを読む