丹地陽子のレビュー一覧
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美しい極彩色の食べ物達に音が加わり混じりあった今作、やはりとっても美しいなと感じられる
食べ物の色の美しさを感じるために読む作品だなって
赤や黄色、白や黒や緑
食べ物を色で楽しむ律子さんが羨ましくて、そして食べ物ってこんなに色鮮やかなんだって思い出させてくれる
ステンドグラスのクッキー、想像したけ...続きを読むPosted by ブクログ -
秋川滝美「きよのお江戸料理日記3」、2022.4発行、連作5話。深川の料理屋「千川」で料理人として働くきよ24歳を主人公にした物語。料理と人情が絡んだ読み応えのある作品です。おきよが一歩一歩成長していく姿を追体験しながら楽しめます。登場人物に悪人がいないのも素晴らしいです!Posted by ブクログ
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図書室のキリギリスシリーズと同じ作者のおいしい小説なので読んだ。「図書室の〜」と同じように主人公の過去が重く小春も家族に問題を抱えていたが解決できそうでよかった。個人的にはもっとリノさんの過去(ぼやかしちゃ駄目だと思う)や寮生(名前しか出ていないキャラもいた)の掘り下げが見たかった。ご飯の描写は美味...続きを読むPosted by ブクログ
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ついに、店を開く気にっっ❕
せっかく腕があるならそういう気概でいた方が良い感じに働けると思ってたよ。
生まれのせいもあるけど、ちょっと後ろ向きなのが気になってました。Posted by ブクログ -
彦之助がお弁当屋の店を持つ事になって、てっきりお清と一緒にやるのかと思ったら、ちょっと違った。しかし、いつの日かお清が店を持つことになるのは間違いないだろう。次の本が楽しみです。Posted by ブクログ
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2023年4月22日
自信のない引っ込み過ぎにもやもや。
それでも料理や味付けに関しては天性のものをもち、そこには
譲れないものがある。
頼りにされるし、ある面負けず嫌い。
なんか彦之助と所帯を持つ予感。Posted by ブクログ -
確か以前に読んだはずだけど、内容を忘れていたので面白く読めた。
かわいいパピヨンが八百万の神で、主人公とちぐはぐなやり取りをするところがおもしろい。Posted by ブクログ -
2023年4月4日
自分が日陰の身とわきまえて
仕事、奉仕に励み、余計なことは言わず、言えない。
でも料理の才能が現れて…
意外にも父親にも愛されていた。
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最初は物語が見えない、というか登場人物に追いつけなくてなかなか進まなかったんだけど、ユカラが1人の女の子がどんどん出てきてから読むのが楽しくなってきた。美綾がすげーわがままっこに思えるのだが、それを受け止める黒田?モノクロ?が好きだ。
2023.4.2
55Posted by ブクログ -
斜め上以上にヤバいやつ。
相当にヤバいやつでてきた。
獣医の先生の仄めかしが気になる!
2023.3.26
50
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2022年読書感想文コンクール夏の課題図書(小学低学年)
課題図書はたくさんの予約があるので、お子さんの迷惑にならないように時期をずらせて予約します
とてもリアルな生活童話
私には姉妹がいないので、うらやましいな
「いばりんぼう」のおねえちゃん、でも……
まっすぐな妹つくしちゃん、でも……
...続きを読むPosted by ブクログ -
陶芸の世界と無縁な私でも、存分に楽しんで読めました。清乃さんの仕事中の凛とした佇まいと、プライベートでのお茶目なところのバランスがとても良くて、こんなお姉さん欲しい!と思う。
麻冬のひたむきな頑張り屋さんなところも好感が持てるし、逸流くんのツンデレっぷりも微笑ましい。
落ち込んでいる麻冬に対して、お...続きを読むPosted by ブクログ -
背筋が凍るお話し、戦慄を覚えるお話し。八丁目も迷宮ヶ丘の魅力がたっぷりです。夢のようだけど戻ることが許されない結末に、現実の危うさを感じずにはいられません。今の自分の現実ももしかしたら…。Posted by ブクログ
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2022年青少年読書感想文全国コンクール課題図書
感想を一言で言うと、すごくリアル!
三姉妹の真ん中として育った私には、妹にキツくあたりながらも大切にしているおねえちゃんの気持ちも、おねえちゃんを自慢に思ったり、弱さや優しさを知ってしまったときのどきっとした妹の気持ちもよくわかります。
とても日常...続きを読むPosted by ブクログ -
時代料理小説の第三弾。おきよの弟や千川の主人の次男彦之助がかなりの成長をとげ料理も上手くなっていく。おきよとライバル関係がとても良い。今後益々面白くなっていきそう。Posted by ブクログ
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レイプ犯グループへの「制裁」を企てたことから窮地に追い込まれ、一人の力を用いて心中を図ったふたりの行く末は…? というところから始まる下巻。
過去に戻された歩和は一ヶ月間、存在しないものとしてこの世から消えていたが、一人に『本当の名前』を呼ばれたことで姿を取り戻す。
どうやら、名前を呼ぶことが『消さ...続きを読むPosted by ブクログ -
2年生のつくしちゃんと、4年生のおねえちゃん。
おねえちゃんは頭もよくて、ピアノも弾ける。おこりんぼうでいばりんぼうだけど、つくしちゃんの自慢のおねえちゃん。
読書感想文の課題図書は優等生的で面白くないという勝手な思い込みがあったけど、この本には感動した。
先に読んだ娘が面白い、特に「あと五分」...続きを読むPosted by ブクログ -
孤独に生きる会社員、須賀一人の元に過去に飼っていた黒猫のハナだと名乗るひどく小柄な子どものような少年がやってくるところから始まる物語。
触れると望んだものを消すことのできる能力で母親の身籠っていた弟を「消した」ことから心を閉ざし、贖罪として、ゲイでありながら孫の顔を見せるために結婚するべきだと考えて...続きを読むPosted by ブクログ