丹地陽子のレビュー一覧

  • リノベご飯のレシピ帖 シャケの焼漬からこねつけバーガーまで
    丹地陽子さんの装画が好きで、普段読まない作家さんの作品も丹地さんが装画であれば順に読んでいっています。これはそのうちの1冊。主人公が求人広告で見付けたのは、寮で出される夕飯を夜食用に作りかえるというお仕事。とりあえず…元の夕食が美味しそうで、それをまたリノベーションして夜食用にとなるとより美味しそう...続きを読む
  • 薫風ただなか
    時代もの
    青春
    藩お家騒動
    この3つが揃ったらあさのあつこの独壇場である。
    そして

    暗くて毒が強くなるのも、折り込み済み

    でもね読後はさわやか
  • リノベご飯のレシピ帖 シャケの焼漬からこねつけバーガーまで
    料理も美味しそうで、話も爽やかで読みやすい。欲を言えば、登場人物が個性ある人たちばかりなのに、ストーリー性がないかな。続きをかかれるつもりなのかしら。
  • リノベご飯のレシピ帖 シャケの焼漬からこねつけバーガーまで
    独身男子寮で出される夕食をリノベーションして、夜食に!(゜ρ゜)けっしてアレンジやリメイクではありません(^^)考えただけで美味しそうだけれど、読んでみると既に夕食が美味しそうなので、リノベーション料理は翌日にとっておきたい!と思ってしまう怠け者の私(--;)夜食はコンビニでいいじゃん(^^;)鮭の...続きを読む
  • ピースメーカー
    「放送部」中学生のおはなし。
    姉の七光りだけではない主人公、ジャズ喫茶店経営の父を持ち校内盗聴もお手の物な相棒、けだるげだけど親身な顧問の先生。
    教師同士の確執はたかが犬猿の仲、では済まされない。短い学校生活のなかでは一大事件になってしまう。青春物語の裏方代表取締役、そんな放送部は日夜行内外を駆け回...続きを読む
  • ピースメーカー
    小路さんの本には音楽、特にロックはいつも欠かせないですね。施設で育ったり両親が離婚再婚した子もよく出てくる。でも皆良い子に育って、仲良く青春して。安心して読めます。
    少し昔の時代の中学校の雰囲気が想像できて甘酸っぱい感じ。いつか続きが出たらいいな。
  • 八丁目 風を一ダース
    椿の記憶/中山聖子
    トンネルをぬけると/中川なをみ
    風を一ダース/山本けんぞう
    暗黒チョコレート/藤野恵美
    麦の穂が揺れた日/太田忠司
  • ピースメーカー
    純粋に読んで良かった一冊。良平、ケンちゃん、三浦さん、沢本さんの4人がとても楽しそうなのが伝わってきました。
    三浦さんの声で放送が聞きたくなりました。そして、ラストも微笑ましい。
    個人的には、レッドツェッペリンの登場に感激です。
    昭和、教室のストーブ、懐かしい。
    ありがとう。
  • ピースメーカー
    中学校の放送部が、部員の個性を活かして学校の問題を解決するという内容の短編集。
    小路氏というより、はやみねかおる氏や似鳥鶏氏の作品という雰囲気がします。現実ではこんなに上手くいかないと思うけど、中学生の健気な正義感が好ましいです。
  • 四丁目 身がわりバス
    ホラーSFっぽい話や怪談の短編集。各巻にテーマのようなものがあるのかな?この四丁目は「不在」「消失」に関する話が多いような。テーマが難しいものなので、中にはちょっと小学生には難しそうなものも(文体的にも)。それでもこの背筋がぞくっとするような、「これが自分にも起こったら」…という日常に潜んでいそうな...続きを読む
  • ヘンダワネのタネの物語
    読メにて知り着手。児童書だし面白くてあっという間に読めたー^^変と言われることを恐れて本当の自分を隠すイラン人のアリと、変と言われても自分を貫き通すナオ。クラスメイトだけど特に接点のない2人が、ナオの伯母さんの家に泊まることによって急速に接近する。子供の言葉は率直で容赦がないからこそ傷付く。悪気ない...続きを読む
  • ピースメーカー
    中学校を良くしようと頑張る放送部の話。

    運動部と文化部が対立しているというより
    先生達が仲悪いだけだよね。
    いい学校じゃないか。
  • ピースメーカー
    人当たりのよい放送部員たちが
    校内で起こる対立や問題の
    仲立ちをして解決していくお話。

    放送部員のキャラクターに
    かなり好感を持てる。

    ケンちゃんミウちゃんは
    良い仲になりそうだ。

    小路さんの作品は舞台が昭和のものが多い。
    本作品も1974~1975年の話。

    正直、過去が舞台じゃなくても…と...続きを読む
  • ヘンダワネのタネの物語
    絵ばかり描いていてヘンな子だと思われている小学生、直と、イラン人の同級生、アリのお話。
    不思議成分をふくみつつファンタジーではない現実のお話。
    ヘンダワネとはイランのスイカのこと。

    直と直の弟の暖とアリは直のおばさんのリコちゃんの家で一晩あずかってもらうことになる。
    ヘンだと思われてもひとりで絵を...続きを読む
  • きよのお江戸料理日記4
    江戸の料理屋”千川”で料理人として働くきよ
    一人前の料理人を目指し精進を重ねていたある日、良き競い相手だった彦ノ助が独立し、己の店を持つことになった。自分も・・・と揺れる心を持て余したある日母から帰郷を促す文が届く。
  • ダブルファザーズ
    月満ちる前に事故に遭い儚くなった母のお腹から救い出された秋月沙織は二人の父親?に愛情いっぱいに育てられ只今中学三年生。15歳の誕生日(=母の命日)を目前に三人目の父親が名乗り出て来て・・・。

    ほのぼの読めばいいんだろうけど、いい人風に書かれた三人目の父親とか、それに簡単になびいちゃう沙織に、君たち...続きを読む
  • エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード
    ホラー部分が意外と怖い。
    これも伏線になってくるのかな?

    友達の智香は演技して騙そうとするのもヤバいが、
    おっとりしてそうなのに、意外と芯があり、格好いい男子にモテているのに全然気づかないという主人公をやっかむのもわかる気がした。
  • きよのお江戸料理日記4
    秋川滝美さんの料理時代小説第4弾。
    料理の才能はめっぽう高いが、自己肯定感が低い主人公おきよ。
    夢に向かって自分の才能を惜しみなくさらけ出せ〜!
  • 吉祥寺うつわ処 漆芸家・棗芽清乃の事件手帖
    読みやすくて金継ぎについても興味が持てて〇。
    女性の方が好みそうな人物設定かな。
    いろいろ粗い感じもするけれど、吉祥寺はおもしろそうだし今後の作品に期待します。
  • 吉祥寺うつわ処 漆芸家・棗芽清乃の事件手帖
    第一章はイヤミス感のある不幸さがありましたが、二章目からは安定のほっこりミステリーに落ち着きました。続編も読みたいです。