丹地陽子のレビュー一覧

  • つくしちゃんとおねえちゃん
    第68回青少年読書感想文全国コンクールの低学年部の課題図書です。

    なんでもできちゃう憧れのかえで姉ちゃんと妹のつくしの短編のお話です。
    完璧だと思っていたお姉ちゃんにも、悩みや困りごとがあることを知るつくし。つくしの思いを描きながらもお姉ちゃんの人柄も分かっていきます。
    姉妹の読者には共感する箇所...続きを読む
  • きよのお江戸料理日記3
    江戸の料理屋「千川」で料理人としてはたらくきよ。
    久しぶりに再会した父にも料理の道を進むことを
    認められ、真摯に料理に向き合う「千川」の
    次男坊・彦之助の姿に刺激を受け、きよもまた
    さらなる飛躍を目指し…。
  • きよのお江戸料理日記2
    秋川滝美さんの時代小説。
    江戸時代女料理人として働くきよのお話し第二弾。
    前回は、自己肯定感がめっぽう低かったきよだったが、
    今回はヒール役の登場によって心情の変化が⁈
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]
    いつの間にか3巻が出ているので読んだ。
    2巻から、QEDシリーズみたいな方向にストーリーの舵を切ったんだなと思ったのは覚えている。

    3巻は主人公とモノクロ以外は全て歴史上の登場人物。
    もはや、わんぱく団やマジックツリーハウス状態だ。
    今回はなぜか平将門がテーマ。
    テーマは唐突なんだけど、話はまさに...続きを読む
  • 乙女椿と横濱オペラ
    水守さん大好きなのですが、主人公が純粋は純粋でも苦手なタイプの純粋な子だったのでちょっと。
    年齢を重ねて落ち着いた頃の話だったら楽しめたかも。残念。
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]
    面白かった。1、2と、いまいちだったし、相変わらず主人公のキャラが好かないが、今回のはシロクロ(神様)にタイムスリップで過去に連れて行ってもらい、平将門を見てくるという旅にでる。将門は有名な割にあまり取り上げられたり、文学作品なども少ないので、こういう形でもとても興味深いと感じた。まあ、おいそれとキ...続きを読む
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]
    歴史ファンタジーになっちゃった、3作目。
    面白くないわけじゃないけど、面くらった感じで、イマイチ入り込めなかった...
    生徒たち、ついてこれるのか心配
  • エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード
    新刊が出たけどもう話の内容を忘れてしまったからもう一度読み直し…
    こんな話だったかと思いつつ、荻原さんにしてはかなりまだ抑えめで話が進んでる感がある。
  • エチュード春一番 第三曲 幻想組曲 [狼]
    今回は平将門の物語。
    前の話の詳細を覚えていないので、この流れが自然なものなのかどうか判断ができないけど。がっつり平将門だったのでちょっと戸惑い。
  • エチュード春一番 第一曲 小犬のプレリュード
    少し前に3巻が新刊で並んでいたのをみかけて、既刊があったのを知った。RDGがとても好きだったのと、民俗学的なお話らしいので、期待度高で読み始め。前半はかなりノらなかったが、後半はまあ、慣れた。両親が転勤で引っ越したが、主人公だけが就学の都合上、自宅で一人暮らしを始め、そこにパピヨン犬に顕現した神様が...続きを読む
  • きよのお江戸料理日記2
    情は人のためならず。きよもせいも魅力的な人ですね。でも、彦之助がなんかとても魅力的。清五郎も人間として成長しているけど、彦之助の振れ幅がすごい。
  • きよのお江戸料理日記2
    江戸の料理屋「千川」で料理人として働く
    ことになったきよ。ある日、「千川」の主の
    次男坊・彦之助が、上方での料理人修行を終えて
    帰ってきたが、なにやら様子がおかしい。
    そのうえ、彼はやけにきよを敵視してきて…。
  • つくしちゃんとおねえちゃん
    頭がよくてものしりで、ピアノもじょうずなおねえちゃん。ちょっとおこりっぽくて、いばりんぼうだけど、つくしのじまんのおねえちゃん。
    口は悪くてもお互いを思いやっていることがわかる姉妹のエピソード5つ。
    妹にとってはヒーローみたいだけど、同級生の間では苦労しているのかな、と思わせるエピソードはせつない気...続きを読む
  • 極彩色の食卓【無料お試し版】
    登場する料理については描写が丁寧で、作者のこだわりを感じました。日頃から食を大事にされていることが伝わってきました。
  • つくしちゃんとおねえちゃん
    「はやくしな」
    2つ年下の妹に容赦ないお姉ちゃん。
    でも、妹を思う愛情が感じられる♪
    挿絵もとてもステキで、物語にマッチしている。
  • 天涯の楽土
    人は突然強くなったりはしない。

    主人公は何も出来ないのは当然で、物語が進んでパワーアップアイテムを手に入れて強くなるような事がないので良かった。
    それにしても主人公が心の成長が全く見られないのが残念。次巻に期待。
  • 極彩色の食卓
    本を読んでいると、たいていの場合は早く先を読み進めたくなるのだけど、たまに進まないでほしい。もっとゆっくりと読んでいたいと思う本がある。この本のように。
    主人公と律子さんの不思議な関係。小さな子供がお母さんを愛している感じなのかな。
  • 極彩色の食卓 カルテットキッチン
    前作から三年後のお話。料理と色彩に加えて、今度は音楽が。最初よくわからなかった伏線が回収されていく終盤がとてもいい。続編も期待だけど、音楽家のブランクということに関しては気になりました。。
  • 天涯の楽土
     古代九州=久慈島を舞台に少年たちが様々な困難に立ち向かい、成長していく話。 
     旅人だった養父に拾われ、豊邦の阿古の里で育った隼人とその隼人の住む里を襲った津櫛邦の剣奴•鷹士。初めは自分の平穏な暮らしを奪った鷹士に反発する隼人だったが、雑奴となり、折に触れ自身を助けてくれる鷹士に次第に心を開き、成...続きを読む
  • 天涯の楽土
     ん~、なんかどうも……主人公の隼人が、いちいち要らないことやるし言うし、泣くし喚くし事態を引っ搔き回すしで、かと言って見直せるような目覚ましい活躍をすることもなく、読んでいてモヤモヤしたのが、のめり込めなかった最大の要因でしょうか; 他の登場人物も、どうにも自分本位な言動が多くて、誰も好きになれな...続きを読む