本村凌二のレビュー一覧
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ローマ帝国の歴史といえは、塩野七海女史の書かれた「ローマ人の物語」が有名で、今から10年以上前に完成したものですが、私の場合は文庫本化されるのを待って、読破した記憶があります。全部で43冊でした。
この本の著者の本村氏の本は私にとっては初めての出会いでしたが、ビジネスマンが社会人生活を送るうえで溜...続きを読むPosted by ブクログ -
独裁者を嫌う共和制ローマゆえにカエサル暗殺が起こったというのは知っていても、なぜ独裁者を忌避したのか、共和制以前のローマについてはまったく不勉強だった。
本書でその辺の概略を掴むことができる。
しかし、始まりはいいのだが、終わりがなんとも尻窄み。なぜ最後がアウグスティヌスなのか。せめて西ローマ帝国の...続きを読むPosted by ブクログ -
そこそこ面白かったけれど、「教養としての世界史の読み方」と「30ポイントで読み解くローマ帝国衰亡史」を読んだ後では、あまり新しい情報はなく、読まなくても良かったかも。
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世界史を現代につながる学問として捉え、なぜ今そうなっているのか、を歴史からわかりやすく解説している。
世界史を網羅するというより、考え方、見方を教えてくれる本と思って読んだ方がいいかも。
しかし何より、最後にあった「退廃に向かう社会では人は自分にも他人にも優しくなっていく」という言葉が、恐ろしく腑に...続きを読むPosted by ブクログ -
序章で期待値が上がる。
1. 文明はなぜ大河の畔から発祥したのか
2. ローマとの比較で見えてくる世界
3. 世界では同じことが「同時」に起こる
4. なぜ人は大移動するのか
5. 宗教を抜きに歴史は語れない
6. 共和制から日本と西洋の違いがわかる
7. すべての歴史は「現代史」である
これら...続きを読むPosted by ブクログ -
平地競馬の誕生や馬券の取り組みなどを欧米や日本様々な地域でどのように競馬が今日まで発展していったかの変遷を書いた一冊。
ヒート競走から現在の競走になる変遷、サラブレッドの誕生、競走年齢の低下や距離短縮など今からは想像もできないような競馬が行われていたことやまた馬券の面で見ると不正が横行するなかでの...続きを読むPosted by ブクログ -
競馬版、世界史の教科書とでも言うべき一冊で、興味深く読ませてもらった。広く様々な国や時代に触れている分、内容が浅く留まるのは否めないが、競馬がいかにして今のような姿になったかをざっくりと感じることはできる。
その競馬の歴史的な流れを理解することは、海外馬券が解禁された今の競馬ファンには重要なことだし...続きを読むPosted by ブクログ -
起承転結でローマ史を振り返っている。
それぞれの章でなぜ〜?という問いによってローマ史を解き明かしている。問いの立て方が参考になる。
本書のはじめに、で書いてあるが、なぜローマは人々の心を惹きつけるのか?という問いが浮かんでくる。
その答えとして、ローマには全てがあるからということではないか。全...続きを読むPosted by ブクログ -
ある程度ローマ史を知っていて、その復習的に読む分には悪くないと思いますが、目新しい発見は殆どありませんでした。
ただし、気を張らずに軽く読めるので、その点を踏まえて、星は3つとしました~^^Posted by ブクログ -
良いコンセプトだと思いサンプルを試し読みしてみたが、肝心の英語文が酷すぎて驚いた。
高校生が書いた英語なら納得できるが、本当に英訳の専門家やネイティブスピーカーが原稿作成に関わっているのだろうか。
タイトルを「高校レベル英語の世界史」に変えた方がよいのでは?