教養としての「ローマ史」の読み方

教養としての「ローマ史」の読み方

1,699円 (税込)

8pt

なぜ、ローマは帝国になり得たのか。なぜ、ローマ帝国は滅びたのか。王政から共和政を経て帝政へ、多神教世界帝国から一神教世界帝国へ。古代ローマ史研究の第一人者が、長きにわたって古代を生き延びたローマの歴史とその新しい「読み方」を語り尽くす。建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。ありとあらゆることを経験したローマの長い歴史は、現代を考える上での大きな羅針盤となり、混迷する現代を生きる我々に多くの示唆を与えてくれる。ローマ史のみならず、世界史や現代社会の理解をより深めることにも繋がる一冊。 【目次より】1. なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか/2. 勝者の混迷、カエサルという経験/3. 「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風/4. ローマはなぜ滅びたのか 佐藤優氏、推薦! 「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」

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教養としての「ローマ史」の読み方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ローマ史を概括 塩野七生氏の衰亡史へ行く前に全体像を理解することは大事
    偉大なローマ史も前半から5賢帝ぐらいで終わり 以降は蓄えを食いつぶしていた
    今の日本と同じようにも思えた 歴史は繰り返す
    歴史を学ぶ意義 必然のプロセスがある
    exローマは帝国になり、ギリシアは都市国家で終わった 知識レベルはギ

    0
    2018年11月10日

    Posted by ブクログ

    ローマ史に特化した本を読んだのが初めてだったせいもあるが、初学者にもわかりやすく、興味をそそる。頁数もやや多いが、読み始めると、あっという間。

    0
    2018年09月28日

    Posted by ブクログ

    以前も本村氏の本を読みました。もう内容も覚えていないのですが、おぼろげに面白かったことを覚えています。

    今回、改めてローマ史について読みましたが、これは実に面白かった。忘れないうちに備忘として記録に残したいと思います。

    ・・・
    本作、ローマの歴史1,200年を通史として紐解いています。で、実に面

    0
    2024年02月02日

    Posted by ブクログ

    ローマ史の流れが1冊にまとめられています。あまりローマ史について知らない方が流れを把握するには良い本だと思いました。最終章の「ローマが滅んだ理由」はいろいろな見方がある内容なのですが、オーソドックスな内容でまとめられていると思いました。ローマ史について知っているといろいろなことを考えられることを再認

    0
    2023年04月01日

    Posted by ブクログ

    ローマ帝国という
    同じ名前を冠している間に政治制度が何度も変わるという
    日本史付きの私からは奇妙に見えたローマについて興味を持ち、なぜ政治制度が変わり、強国になり、滅んでいったのかの理由が知りたくなり読み始めた。

    全部を通じて

    インフラの老朽化による経済の縮小、衰退
    トップの無能さによる国家の力

    0
    2019年07月06日

    Posted by ブクログ

    「ローマ帝国滅亡の原因」をこの本では、いくつもの事象が折り重なって起きたであろうという事から、交響曲の様だとして述べている。
    大きくは、3つ。経済の衰退、国家の衰退、文明の変質。

    「経済の衰退」では、メインに奴隷を据えて、戦争によって得た時代から、捨て子などによる供給、人口減少から一般人が小作人と

    0
    2019年04月09日

    Posted by ブクログ

    ローマ史の読み方と題する本で、各時代にどういうことに注目したらいいかを書いた本。
    ローマ史は長いので、流れをつかむだけでも大変だし、人名もわかりにくいが、いろいろな要素があり、かなりおもしろい。ちょっと最後まで長かったが。

    以下は読書メモ:

    ローマの共和政が500年続くのに対し、古代アテネの民主

    0
    2018年09月19日

    Posted by ブクログ

    何よりも「教養としての」っていうタイトルが良い。教養の無い人や、教養を欲していない人は読まなくったっていいんだよっていう上から目線が「若干教養があるって思っている」人にはたいへん心地いい。

    0
    2018年06月02日

    Posted by ブクログ

    自分のローマの知識は塩野七生の「ローマ人の手紙」がすべてなのだが、専門家からの批判が多いということで、専門家による書籍の手始めとして本書を読んだが、結果的に「ローマ人の手紙」のどこが不正確なのかはわからなかった。ローマ帝国の最後を”「衰退・滅亡の時代」ではなく、「変革の時代」へ”と最近の研究では捉え

    0
    2021年11月03日

    Posted by ブクログ

    事実だけでなく、経緯や原因も書いてあるので
    とても分かりやすかった。
    世間では悪帝と評される皇帝も
    一概に悪帝で終わらせるのではなく
    皇帝としての実績もちゃんと紹介されてるのでよかったです。
    ローマ史入門として初心者にもわかりやすくて
    これから読もうと思う作品や、ローマを舞台にした映画などを手助けし

    0
    2021年03月25日

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