内館牧子のレビュー一覧

  • 小さな神たちの祭り
    買って、1時間ちょっとで読み終わりました。3月11日だからでしょうか?一気にいきましたね。テレビは観ていないから、観てみたいと思いました。私が晃さんだったらどうするかな?考えてしまいました。
  • 女盛りは腹立ち盛り
    2021年18冊目。
    読んでいて、背筋が伸びたりすごく腑に落ちたり自分が生まれる前の事を想像してみたり…読み終えた時にはスッキリ。
    お牧さんのエッセイは自分を高めてくれる。
    今回も名文珍文年賀状には笑った!!!
  • 十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞
    この本を読んでいるとき、ちょうど数年ぶりの積雪で給湯器が止まりました。
    普段当たり前にしているけれど、蛇口からお湯が出ることのありがたさを痛感しました。
    平安とはうって変わって便利な世の中のようで、我が子を思ったり、コンプレックスを抱えたり、嫉妬したり、愛し愛されたりは時を超えても同じなのかもしれま...続きを読む
  • 大相撲の不思議
    なぜ女性が土俵にあがってはいけないのか? 左手で手刀を切ってはいけないワケとは? 女性初の横綱審議委員を務めた著者が、相撲史をベースに、大相撲の面白さや不思議さを紹介する。

    女性が土俵に上がれないのは差別だ、という現代らしい主張に対し、東北大学の大学院に入って相撲史を学んだ著者の主張は明快だ。本書...続きを読む
  • 女はなぜ土俵にあがれないのか
    なぜ相撲の土俵が女人禁制であるか、1350年の歴史から紐解く根拠に感服。女性である筆者が女人禁制を支持することに、女性からの攻撃を多数受けてきた女性の戦いが面白い。
  • 終わった人

    ぴったり

    良くも悪くも、一気に読んでしまいました。映画化の俳優が決定していましたので、顔を思い浮かべながらでしたが、良い配役をするものだと!
  • 養老院より大学院
    50代に入ってからの大学院生活を語った本。仕事との両立のことだったり、若い人に媚びたくないけど力を貸して貰わないとと困ったときにポルノ写真のテレホンカードを男子院生に渡して「アンタたち私を喜ばせるのよ!」と喜び組を結成して乗り切った話だったり、凄く独自の感性で率直に書かれているのは好感が持てる。お金...続きを読む
  • 出逢った頃の君でいて
    前作に続きいかにも下世話な話でしたが、なぜかこの作品はワタシを引き込むところがあります。展開が大きいからかな?
    ちょっとありえない、これまた下世話な事件が次から次へと目白押しで目が離せません。ってことは面白かったということか?
  • エイジハラスメント
    わたしは、主人公よりも9歳年上なのだが、今の自分の生き方もイタイだろうかと思うところがあった。
    自分のことを言われてる気がして、途中なかなか読み進められないときがあった。
    読んだあとも、見た目年齢を気にしてる自分は顕在だし、同年代と思われる人たちを見て安心してる自分がいる。
    わたしこそ、若くもないの...続きを読む
  • 見なかった見なかった
    毒吐きます。すみません。

    悪意が無い人の悪事は最悪だっていうところがよかった。悪意が無くなればその人は悪いことはしないから。
    (私の場合は、気持ちよく仕返しができるというのもある)

    悪意が無いからって許されるものじゃない。ただ、できたらそういう人とは「つきあわない」ことしかできない。

    ...続きを読む
  • 女はなぜ土俵にあがれないのか
    まず、冒頭の文章の
    まあ白痴(汚い言葉ごめんなさい)な
    女性方がいることに驚きです。
    女性の形をした人間外としか
    思えませんでした。
    どうか他の惑星にお帰り願いたいところです。

    なんというか、
    同じ女性として、恥ずかしい発言が
    多々見られますね。

    うちが女性云々という言葉が
    嫌いなのは一種の傾向...続きを読む
  • 見なかった見なかった
     変わったタイトルですが、脚本家・作家である内館牧子さんのエッセイ集です。
     内館さんには、今はなき赤坂プリンスホテルで20年ほど前にお目にかかったことがあります。ちょうどNHKの大河ドラマ「毛利元就」が放送されたころで、会社のイベントでの講演をお願いしたのですが、その折にご挨拶方々いろいろとお話を...続きを読む
  • 出逢った頃の君でいて
    人の世なんて一瞬。人の命なんて一瞬。
    そんな中で出逢った人を愛し、出逢った人に優しくし、出逢ったことを喜ぶのがきっとすてきな人生なんだと思う。
    本文より引用。
    主人公の周りの人、他人の狡さ、親心、が交錯する作品。
  • エイジハラスメント
    テンポよくすぐ読めます。女性の年齢ってここまで気になるものなのかなーと思いましたが…気にする人もいるかもしれないので気をつけようと思いました。ドラマとは全然内容は異なりましたが
    おもしろかったです。
  • エイジハラスメント
    面白かったー!

    加齢に対してかなり執拗に厳しく描かれている。

    蜜がしっかり自分の年齢、自分の人生に向き合い。答えを出したところにすごく共感した。

    年をとることは当たり前。
    頭ではわかっているのに。。
    若い時とのギャップに苦しむ。
    若さへの執着…

    蜜の年齢に近いので
    共感できる部分も多かった。...続きを読む
  • 女盛りは意地悪盛り
    切れ味のいい刃物みたいな文章。
    人生楽しんでいるのが伝わってきて、こちらまで楽しくなりました。
    著者はこのあと大病をして「文章が変わってしまった」 そうですが、出来たらそちらも読んでみたい。
  • 週末婚
    夫婦って難しいなー
    でも一緒にいてすべてをさらけ出すからこそ
    より深みにいけるのかな。
    それでもやっぱり私は同居婚が良い

    純さんがとても素敵。

    月子が傷ついたときに、陽子に会いに行くシーン。
    「おんな」ですよね~
    そんな月子に共感できちゃう自分も、
    どろどろの「おんな」。
  • 週末婚
    再読。
    美人で翻訳家である姉と地味なOLの妹、姉妹間の確執、嫉妬、松下由樹、永作博美のドラマが印象的だった。
    週末婚という形態、収納をアドバイスするハドルコーディネーターという肩書きなど、男女雇用機会均等法後の女性の社会進出をことさら取り上げていた当時の世相を反映していて懐かしい。
    ラストはちょっと...続きを読む
  • 小粋な失恋
    小粋な都都逸に乗せて苦しい恋もさら~と謳う
    内館さんならではのスパイスが効いてて面白い
    こんな粋な女になりたいね~
  • 切ない30代に捧ぐ
    内舘さんのエッセイを読んで面白かったので、2冊目も読んでみる。脚本家になってからもがむしゃらに頑張る姿が印象的。夢を叶えるまでも、叶えてからもガムシャラ。ガムシャラになれるには、やはり好きなこと、やりたいことを仕事にすることが第一なんだなーと思った。脚本も何本か載っていて、どれもこれも非常に共感でき...続きを読む