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「すぐに大学院を受験し、大相撲を研究しよう」。後先を考えない無謀な試みか、それとも人生80年の今しかない絶妙のタイミングなのか!? “人生、出たとこ勝負”を座右の銘とする著者が挑んだ学生生活。想像以上の厳しい講義、若者だらけのキャンパス、その3年間はまさに「知的冒険活劇ロマン」であった! (講談社文庫)
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Posted by ブクログ
50歳を超えても、朽ちることのない興味・関心、そして実行力。 正直すごいなあと思いました。これは単なる名誉職で、横綱審議委員をしていたわけではないと思います。 パワーということに感心させられた本。
内館さんの大学院ライフがとっても面白く書かれています。彼女はいつも一生懸命で、とっても可愛い人。ワイドショーで観る彼女とのギャップにびっくりでした。
50代に入ってからの大学院生活を語った本。仕事との両立のことだったり、若い人に媚びたくないけど力を貸して貰わないとと困ったときにポルノ写真のテレホンカードを男子院生に渡して「アンタたち私を喜ばせるのよ!」と喜び組を結成して乗り切った話だったり、凄く独自の感性で率直に書かれているのは好感が持てる。お金...続きを読むも払った入試の期日が本職の相撲関係の事件によって延期せざるを得なくなったエピソードなど、業界の方ならではの話も出てくる。 この本の発行当時よりも社会人からの大学・大学院再受験は増えていると思うので、そういった分野に興味がある人は目を通して損はない。 文章の書き方がテレビ業界の方っぽいなあとは少し感じた。でもよくある業界人の中身の薄い本ではなく満足度高し。
内館の文章は、しっかりしている。エッジが立っていてかつ論理的だ。社会人大学院の生活が楽しいものであったことがストレートに伝わってくる。
感想 ふたたび大学院に通うために必要な心構え。自分のわがままを通すために周囲の人と協力する。大変な試みかもしれないが知的好奇心は抑え込めない。
幼い頃、いじめられっこだった作者を いつも助けてくれたのはカラダの大きい男の子だった。 大きい子は優しいのだ、、という擦り込みがあってか 子どもの頃から紙相撲で遊び 漢字を駆使するしこ名で漢字を覚え 星取り表で数を覚えた幼い作者 小学校ではじめて大人に褒められる。 大相撲大好きで、女性最初の横綱審...続きを読む議委員になった 内館氏。 ある時、時の大阪府女性知事が、大阪場所の 優勝表彰を土俵でしたい、、、という発言に 男女同権と、伝統を守るということを ごっちゃにしてしまうのは 言語道断!とばかり 大相撲の研究の為、旧3帝大の一つ 東北大学大学院への入学をもくろむ。 受験の準備から、資金、入学後のカリキュラムや 細かな所まで、連載中の原稿も 織り交ぜての一冊。 現代の若者像の観察を含め 勉強したい時の勉強の素晴らしさ、大変さ 悲喜こもごもの大学院日記。 最近、氏が色紙に添える一文。 二月の雪 三月の風 四月の雨が 輝く五月を作る 東北大と仙台での三年間が凝縮された言葉だ。
横綱審議委員会の見た目的にボスなかた(あっ、失礼 笑)のエッセイ。 この春から自分もおんなじ立場ですが、社会人第一線の人が、大学の場に行くのは大変なんですね。 でも、日本くらいでしょ、学生の年齢がみんな横並びなのは。個人的には、オジサン、オバサン、天才少年(笑)みたいな人と一緒に肩並べるのも面白いと...続きを読む思うけどな。 やっぱ、日本の学問はおカタイ。
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