内館牧子のレビュー一覧

  • 今度生まれたら
    ・あらゆる職種の誰にとっても、仕事ほど刺激的なものはそうないのだと思う。

    ・仕事の快感って、自分が必要とされてることなんだよな。
  • 老害の人
    最初は老害のあるある話しで、老害についての迷惑話しかと思っていたが、後半は可愛くも愛おしくも感じられ、とても心揺さぶられる作品だった。
  • 老害の人
    初めのうちは老害そのものにうんざりしてましたが、サロンを開いてからはみんなの生き方が少し変わって元気が湧いてきました
    私もこの世代の少し前ですが、見習うところがありました
  • 老害の人
    サクサク読める。
    孫ができたら、そうなるのかー。
    そんなに可愛いのかぁ。
    そりゃなかなか死ねないわ。
    読書が趣味の私ですが、おばあちゃんになっても読書できるか不安です。
    文字が読みにくくなったり、疲れやすくなったりしそう。。
  • 終わった人
    【2023年140冊目】
    前半が非常に読んでて苦しかったです。無気力さというか、後ろ向きな感じというか、やめてくれよ、退職した後も長いのに暗い感じの未来を示すのは…と思っておりました。

    何歳になっても、生きがいがたくさんある方が生きてて楽しい、それは間違いなくて、それが何かはその人次第。ただ、仕事...続きを読む
  • 今度生まれたら
    人間味のある主人公。良く言えば自分の気持ちに素直、悪く言えば偏屈ババアだ。
    時代が違うとこんなにも窮屈なのか、誰が上だの下だの、勝ち負けだの、、、
    自分の価値の見出し方はどの年代でも難しいのかもしれない。
  • 老害の人
    凄く面白いし痛快です。
    そして著者のご年齢からいっても老害が一体何なのかは解りすぎるほどなのでしょう。

    一方で私は明代世代になるので、老害世代が何を考えているのかを理解するための本だなと。

    特に吉田さんが色々あって施設に入るか入らないかの瀬戸際で「もう少し娑婆にいさせてくれ」と。これがこの本の言...続きを読む
  • 老害の人
    最初はあまりの老害のセリフのオンパレードで、読むのがしんどくなったが、途中から面白くなってきた。

    俊の言った
    「老人ってさ、自分は生きている価値があるのかなって、どっかで思ってるんだろな。人は評価されないとどんどん老けるよ」
    そして、明代の「役目が人を生かすだろうね」という言葉がその通りだなと思っ...続きを読む
  • すぐ死ぬんだから
    強気なおしゃれ婆さんの本って初めてかも。70代からしたら60代は若いって、なるほどなぁ。その年代なことは分からないけどすんなり入ってきて面白い。ちょっと中盤は中弛みしてしまったが、ラストシーンは感動。生き方を考えさせられる一冊。
  • 老害の人
    あー、こんなおじいちゃんおばあちゃんいるいる〜!!って読み進めてました。
    でも読んでいくうちに、年齢重ねることに少しだけ前向きになる内容でした。
  • 今度生まれたら
    前に読んだ本の読後感があんまり良くなかったのにまたこちらも読んでしまった…
    こちらもやはり、重ねてゆく年齢への抵抗と、失った日々への後悔など、どうしようもない(苦笑するしかない)心情のダダ漏れの小説。
    上手く着地点へ到達させたようだけれど皆がみんな、そう読者も含めて幸せなわけじゃない、当たり前だけど...続きを読む
  • 終わった人
    高学歴、一流企業を鼻にかけるこの主人公の傲慢さがツボ。だから奈落に落ち失敗するシーンでは胸がすく思い。他人事だけれど、こういう家庭、夫婦は他人事ではない、どこにでもありがち。
    定年が人としての終わりではないけれど、「散り際」という言葉は記憶に留めたい。
  • 老害の人
    最初は老害にちょっとイライラするけれど、途中から希望を持った老人たちに応援したい気持ちで読み進めました。
  • 今度生まれたら
    その時代で価値観、結婚観が異なっているんだなぁ。
    当時の価値観で揺るぎなく道を選択し生きてきたことはそれはそれでとても素晴らしいこと。それで満足したものもたくさんあるはずだから。
  • 老害の人
    楽しくよめました
    老害と言われる年代にもそれぞれ
    考えがあり、色々考えているんだと思いました
    自分も今は中年だけど
    若い子スタッフにそう思われないように
    気を付けていこうと思いました
  • 終わった人
    この物語が、リーディングドラマ(舞台)として公演があり、観劇することになったので原作を読んでおこうと思い手に取りました。

    高学歴、高収入のエリートサラリーマンの定年後の波乱万丈なお話し。

    主人公、田代壮介に共感できない…妻の立場で読んでいるからでしょう、壮介が女々しくて情けない。
    久里とのくだり...続きを読む
  • すぐ死ぬんだから
    主人公のハナ78歳の強烈さに圧倒されていたら、まさかの展開に。本音のぶつかり合いのような人間劇色々の末、最後はほんわかと読み終えました。
    この本からの学びは・・・うーん、特になかったかな。でもハラハラと読むことを楽しめました。
  • 老害の人
    20230911

    過去の栄光、病気自慢、孫自慢、クレーマー。
    いろんな老害たちと、周りの人たち。

    あまりに冷たく当たる周りの人たちに疲れてしまった。
    老人だから性格が悪いんじゃなくて、元々性格の悪い人が老人になってクレーマーになって、てパターンも多いんだろうなと、妻を亡くした吉田を嗤うサキを見て...続きを読む
  • 終わった人
    退職したら 薔薇色の日々が待っている。と まだ働いている自分は思っている。
    でも この話を読んで、そういう単純な物ではないのだろう。とも思った。
    まぁ 人はいつも 現状に満足できないものだから。
  • 終わった人
    私もいよいよ60歳。うちの会社は65歳定年に
    なったため、まだ正社員として働いている。
    しかし給料は7割です。おかしな話です。

    小説の主人公は東大法学部卒。メガバンク就職。
    役員になる手前で出世ルートから外れて子会社へ
    出向。その後、転席して定年。仕事は出来るが
    仕事一本だったため趣味はない。家で...続きを読む