蝸牛くものレビュー一覧
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本編の主人公がはたち。この外伝はその5年前だから、彼は15。
尾崎豊の歌とは真逆の、かなり歪んだ少年である。
小生ははたちの彼も、成長途上と見ているので、さらに幼い15才からでも、問題なく(特段の感慨も無く)見ていられる。 -
本当に文章が素晴らしい。
個人的にはゴブスレの文章は、いっそ芸術的とも言えるレベルの作品。
ゴブリンスレイヤーがゴブリンスレイヤーとしてやって行ける様になった要因の一つ、知識という武器を手に入れる過程の話って所か…
そして転移の巻物初使用は此処か……… -
収録されている3作品のうち、(いくらなんでも転生している回数が多すぎでしょ!)と思わずツッコミたくなる作品がありました。99回も断罪されて不幸な目に合ってきた主人公が100回目の人生を愛されモードで生き、幸せいっぱいで飾ることはできるのか。本編をぜひ購入して読みたいと思いました。匿名
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なんというか、初心者の浅知恵が身を滅ぼす典型例の展開。映画版を観ているので大雑把なこの後の展開も知っているのだが、こっちが爺ィだから、何度見てもハラハラさせられてしまう。
次巻、どうなるやら……。 -
イメージとしてゴブリンは雑魚敵のイメージがあって、人間に対してどう害なのか考えたりしないけれど、この作品はその恐ろしさを描写していることが面白さにつながっているのだと思いました。
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日常回かなと思ったら、組織育成論+グルメ漫画だった。
「夢を見るのも自由だが、経験と人生に基づいた現実から足を踏み外すなよ」という話でもあり、昨今の「何でも異世界無双」系よりよほど好感がもてる。Posted by ブクログ -
みんな大好き、下水道ワニに粉塵爆発と土下座衛門!
ガチ目に全滅するシチュエーションが恐ろしかった。
冒険の脅威度って、モンスターの強さだけじゃなくて国民生活への悪影響の大きさとかも関係あるとしたら、冒険者がパラパラやられる程度では上がらないのだろうか。Posted by ブクログ -
ゴブリンスレイヤーにも未熟な頃はあった、という話。
特にソロはともかく、パーティとして狩りに赴く事への意識が無かったのだなぁ、と。
考えてみれば、それまでひたすら単身でゴブリンを狩っていたはずの男が、本編開始後、いきなりパーティを組んで、頭目として指示を出し、一党を仕切る事ができるのは…どこかで...続きを読むPosted by ブクログ -
迷宮の雰囲気出しが上手い。
今回はB2F…第二階層の固定敵、みすぼらしい男たち。
緊迫感と攻略がよく表現されているなぁと思います。
で。
本編の顛末を受けると、カバー裏な割と業が深くはないですか…?Posted by ブクログ -
折に触れ差し込まれる悲劇とチートの無い遅々とした成長が物語をより身近に感じさせる。登場キャラも増えてきて楽しい。物語の作り方的にゴブスレが秘められた力に目覚めたりパワーインフレは起こらなさそうだから今後は下に広がるのかな?
今更無理なのだとは思うけど登場キャラ達の名前が知りたい -
この作品で1番特徴的なのは主人公の顔が明かされてないということです。本編ではもう顔が明かされたみたいですが見るのが楽しみです。
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そうですよねぇ。
ゴブリンスレイヤーにも銀等級になるまでに辿ってきた道があるわけで。
…ひたすらゴブリンだけを狩り続ける、という行為をどう評価するべきか。それ以前に評価すべきなのか。冒険者と呼べるのか。
今となっては(本編開始時点)当たり前のように受け入れてますが、明らかに異端の存在ですし、どうや...続きを読むPosted by ブクログ -
大迷宮の試練も最初の最初はこんなもん、って感じ。
一歩一歩が命がけ。
そんな中でも他者のために身体を張れるのは、確かに属性:善、でしょうね。
とりあえず、湾刀やら妖刀の類に縁が無い憤りというのは、非常によく分かるなぁ(笑Posted by ブクログ