ゴブリン討伐だけで銀等級にまで上り詰めた稀有な存在、
それがゴブリンスレイヤー。(子鬼を殺す者)
一般的なゲームでのゴブリンは最弱のキャラクターとして扱われていますが、
もしゴブリンが現実にいたらどれだけ日常生活への被害があるか、生々しく描かれています。
「どきどきわくわくする楽しいファンタジー作品なので是非読んでください」とは申しません。
目を背けたくなるようなグロテスクなシーンもあるのです。
だからこそリアルに感じ、この作品にぐいぐい引き込まれてしまいます。
痛みを受け入れ乗り越えられる大人に是非読んでいただきたい。重厚なダークファンタジー。
(※イラストはとっても可愛いです。素敵なアレが窓枠に乗っているシーンもあります。)
感情タグBEST3
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雪山の砦と令嬢剣士の話。
今回はいろいろ連携も取って、そんなにピンチにはならなかった印象。
それでもゴブリンが段々と知恵をつけている描写は恐ろしげな雰囲気でした。
なんでこの世界で、ゴブリンだからと侮られるのか、だいぶ危険な冒険ばかりな気がする。。
Posted by ブクログ
ドワーフらが残した古代遺跡に巣食うゴブリンを討伐する5巻である。
寒村近くで初討伐に挑む令嬢剣士のショートストーリーから始まった物語は、よくまとまったものだ。外なる神の干渉がゴブリンらに変革をもたらしかけたところを、ゴブリンスレイヤーがスレイする物語である。
今回登場した彼女が今後どのような形で物語の本筋に絡んでくるかは定かではないが、今後の活躍に期待したい。雰囲気から察するに、今回もちょい役として関わった剣の乙女くらいの立ち位置になりそうだけれど。
今回も楽しませていただいた。星五つで評価している。
今巻はアニメ版のOVA『-GOBLIN'S CROWN-』に該当する物語。
令嬢剣士には読んでてちょっとイラッとしてしまう部分もありましたが、追い詰められた人間としては致し方ないんですかね…。
アニメ版では気に留めなかったのか、記憶に残らなかったのか、ゴブリンスレイヤーが途中から感じていた違和感に改めて気付けました。
小鬼聖騎士は金属精錬を目指していた可能性って、四方世界の構図が今後変わっていくんですかね…?
最後のシーン、女神官の呟いた「この世界を動かしているのが宿命なのか、偶然なのか、神々とても…」は、この作品の根源に関わる部分なのでしょうし
ゴブリン討伐
ゴブリンが出てきてゴブリンを討伐する第五巻。
新キャラクターも登場しました。レギュラー陣になるか知らんけど。
Posted by ブクログ
今度やる劇場版の原作っぽいやつ。
雪山に籠る小鬼聖騎士との戦い。
ラストは正直う~んと思わないでもないけど、全体的には今までのレベルを維持してて面白い。神官ちゃんの成長がうかがえる1冊。