金城一紀のレビュー一覧

  • フライ,ダディ,フライ
    娘を傷つけられた父親が復讐に燃える物語。
    ザ・ゾンビーズのみんながとてもいい味を出しています。
    この本を読んで、「もし自分が何かを望むのなら それに向かって努力をしなければならない」と思いました。
    すぐにあきらめるのではなく、目標を達成させるために、それだけの努力が何でも必要だと感じました。
    とても...続きを読む
  • 映画篇 1
    金城さんの小説作品「映画編」のコミカライズ版です。映画は人生を豊かにしてくれる。映画のタイトル別にエピソードが分かれています。様々な人間模様が描かれていて面白いです。作品に出てきた映画を観たくなりました^^
  • SPEED
    可愛らしい女子高生が、真面目な不良男子(?)と組んで、良い子に見せかけて陰で悪さをしている優等生をとっちめる。なんてあらすじを書くと、いかにも「定番」なのです。
    しかし、面白い。一気に引きこまれ読み切ってしまいます。
    特に不運の塊、山下の扱いが秀逸です。これが無かったら、ひょっとしたらそれこそ「あり...続きを読む
  • 映画篇 1
    好きな作家の漫画化は、わりかし嫌いなんだけど。
    SPとか、あんま満足できなかったし。

    でも、こっちはけっこういける。
    結構金城さんの世界観表現できてるんじゃないかなって。
    たぶん台詞をちゃんと引用して、多用してるから。

    それってすごく良いことだと思う。

    そして何より、金城さんが書いた番外編がつ...続きを読む
  • GO
    はまっております、金城さん。

    これもおもしろかったです。
    今回は特に、「朝鮮籍」「韓国籍」というのはどういうことなのか、「在日朝鮮人」「在日韓国人」というのはどういうことなのか、ということが非常にわかりやすく書かれていて、興味深かったです。

    こんな風に区別(差別)してるのって、日本だけなんだろう...続きを読む
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 1
    警護ドラマ「SP」のコミカライズ1巻。
    警察モノが好きなのですが、銃声が苦手なものでドラマの方は未見(←単なるチキン)。岡田君も堤さんも好きなので見たいのですが……。
    コミカライズは単なるファンアイテムではなく、緊張感と迫力に溢れていて面白かったです。
    テロ対策の脆弱さへの風刺もいい味つけ。
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 2
    警護ドラマ「SP」のコミカライズ2巻。
    心にポッカリと穴が開いた乾いた感じと、ジメーっとした組織の裏側。
    そして、緊張感あふれるシーンとほのぼのな日常の対比がいいですね。
    あと、警備課のムチッとした筋肉がイイ。特に肩から肩胛骨、腰にかけてのラインがたまりませんな!(と、背中萌えは語ってみる)
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 2
    いじめっこ大臣といじめられっこ教授の話が面白いです。教授の心情がすごく丁寧に描かれていると思います。
    (だが、もう…このままでは私は…)(……息もできない。)(向井)
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 1
    ドラマSPが灰原さんでコミカライズということで、発売前から楽しみにしていました。初めて知りましたが、シナリオを書いたの金城さんだったんですね…。レボしか読んでませんがちょっと意外。内容も絵も文句なしです。が、面白くなってくるのはこれからだと思うので、☆4つ。
  • レヴォリューション No.3
    好きですね、こういう作品。
    史上再弱のヒキを持つ男・山下。しつこく繰り返す同じパターンのオチ。何だか落語のような雰囲気があります。欲を言えばもう少し弾けてほしいかな。
    ザ・ゾンビーズ・シリーズ第1弾。
    先に読んだ「ダディ・フライ・ダディ」が第2弾でした。なるほど、あの高校生達はこういう奴らだったのか...続きを読む
  • レヴォリューション No.3
    いやぁ、愉快、痛快。
    有名進学校ばかり集まっている新宿区にたった一校だけ存在している典型的オチコボレ男子高。ドクター・モローと渾名される生物教師の言葉に乗せられて群れ集まった“ザ・ゾンビーズ”の面々。主人公の南方、リーダー的存在のヒロシ、在日三世の舜臣、バイトで家計を助ける萱野、史上最弱のヒキを持つ...続きを読む
  • フライ、ダディ、フライ 下
    フライ,ダディ,フライ漫画版。面白い!お父さん頑張れ!という感じ。爽快感があるかな。自分も走りたくなります(走らないけど)。これでホモ萌えした自分は最低だと思った(笑)
  • 対話篇
    「彼女はあらゆる約束事から解放されてるように見えたんだ」

    たぶんこういう子が近くにいたら
    すごく好きだけど、すごく羨ましくて
    だから嫉妬しちゃうだろうなって思う。
  • SPEED
    不信と思ったことで真相を暴こうと行動に出る事、それは方や危険を意味していたが仲間の手助で勇気を持って行動することは素晴らしい。「仲間・友達」の相談出来る仲は何事も大切だ。一人で考えるのは一方的になりがちで、自分が有利な妄想的な考えでは危うい。人生、一人で行うより仲間とやる方がずっと大きく、思い切り変...続きを読む
  • GO
    杉原
    朝鮮籍→韓国籍。中学まで民族学校『朝鮮学校』に通っていたが、日本の私立の男子高に進学する。

    秀吉
    杉原の父。在日朝鮮人。韓国の済州島生まれ。ハワイに行くため、韓国籍を取得する。日本ランキングに入ったことのあるライト級の元プロボクサー。パチンコの景品交換所を営んでいる。

    道子
    杉原の母。朝鮮...続きを読む
  • GO
    とても読みやすかったし、色々考えることがたくさんあった。
    でも個人的に性描写が苦手で…。
    我が子も高校生くらいなら読めるかな。
  • BORDER
    『あなたを殺したのは誰ですか?』

    捜査中、頭に銃弾を受け、生死の境を彷徨った警視庁捜査一課の刑事・石川 安吾。
    奇跡的に覚醒した石川は、死者と対話が出来る特殊能力を身につけていた。

    果たして、『鬼』とは誰なのか?
    本当の真犯人とは?

    天国で兄と会話する石川。
    まだ、お前はこっちに来るべきじゃな...続きを読む
  • 映画篇
    「うまくは言えないけれど、準備のできていない人間の前では好きな人は転ばないのではないだろうか」の一文が好き
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 3
    組織的な始末屋()が出てきて急にきな臭くなってくるのがこの巻あたり。尾形が通い詰める受刑者は何を思っているのか。
  • GO
    差別。
    本人じゃなきゃ書けないよね、あっぱれ。

    読んでるとき「パッチギ」が頭に浮かんでたけど、コレも映画になってるのね。