金城一紀のレビュー一覧

  • GO
    東京五輪組織委員会会長が女性蔑視発言で辞任、奇しくも〝GO”を読んでいた。

    差別をせずに、必要な時だけ区別という方法をとれば良いと思っていた。が、果たしてそういう事ではないのかも、と思い始めている。

    何が日本から北朝鮮に行けなくさせてるのか?深い海?高い山?広い空?人間だ。本当だ。

    在日だとか...続きを読む
  • BORDER
    小栗さん、青木さん、波瑠さん、遠藤さんのあのドラマ…凄く好きでした。小説はドラマには出てこなかった話したので、楽しみながら読めました。またドラマが見たくなりました^^
  • フライ,ダディ,フライ
    中学生の時に偶然手にとって読んで、10年以上たった今でも、たまに読み返しています。

    舜臣の言葉が心にささる。
    ゾンビーズのキャラクターも愛らしく、仲間に入ったら毎日ワクワク・ハラハラして楽しいだろうなぁと思いながら読んでいます。
  • 対話篇
    登場人物の言葉一つ一つが哲学じみていて、独特な世界を感じた。薄暗いけれど光があるような、残酷でいて心が現れるような感じがした。今の自分には言葉で表せない。何年経っても表せないかもしれない。真っ白な表紙が印象的。
  • フライ,ダディ,フライ
    大切なものを守る、ということについて。
    舜臣の台詞が、ことごとく胸を打つ。
    かっこいいってのは、こういう事をいうんだよなぁ。

    ゾンビーズ、大好きです。何度読みかえしてもいい。ほんとうにいい。
  • レヴォリューション No.3
    青春エンタメ小説って感じです。
    主人公達はいわゆるヤンキーでも、オタク集団でもなく、ただただ真っ直ぐな高校生達。
    3つの話から構成されていますが、どれも面白いです。
  • フライ,ダディ,フライ
    ストーリーや人物描写を、「ごく一般的な人(キャラクター)の感性」の部分をベースにしつつもポップで叙情的に進めるのが上手な作家さんだな、と思った。

    小説から先に入ったので映画版は観ていないものの鈴木さん役は堤真一かぁ…うーん…な感じがある(もうちょっと、良い感じにくたびれたオジさん感のある俳優さんが...続きを読む
  • GO
    「円の外には手強いヤツがいっぱいいる。」
    「ぶち破れ、そんなもん。」

    10代でこのフレーズを聞いた。

    仕事をしていく中でこの言葉の
    意味に気付いた気がする。

    自分を高めようと思えば、
    チャレンジが必要であり、
    最初はやっぱり勝てなくて、
    悔しくてバカらしく感じて、
    円の中に閉じこもろうとしてし...続きを読む
  • レヴォリューション No.3
    3つのエピソードが収録されている、『IWGP』によく似た雰囲気の作品です。
    主人公の「僕」ら、「ザ・ゾンビーズ」は底辺高校に通うバカ男子たち。
    高嶺の花のご近所お嬢様女子高の文化祭へ押しかけてみたり、仲間の姉貴の友だちの女子大生のストーカー退治に奮闘してみたり、勉強の成績は悪くとも、持ち前の機転や人...続きを読む
  • BORDER
    ドラマのプロットを元に別の作家が書いた話。これもドラマにはない話で、面白く読んだ。鬼の生死が不明なのが不気味。もちろん普通の人なら生きてないけど。
  • CRISIS 公安機動捜査隊特捜班
    ドラマのプロットを元に別の作家が書いた話なので、ドラマとは違う話&実写だと高くつく設定。ドラマの世界をまだだ楽しみたいファン向け。
  • GO
    ・買った経緯
    映画をみて流行ってた
    ・買った理由
    高校生の時カバンに入れとけばかっこいいと思い
    ・のこってる感想
    2回、3回と読んで感動してる。考えたかの真ん中の方に置いておきたいと思ってる。
  • フライ,ダディ,フライ
    娘を暴行され、その事実を揉み消されようとした父親の平凡なサラリーマンが、敵を打つために立ち上がる! 敵はボクシングインターハイ連覇中の強者、学校ぐるみの隠蔽。アドバイス&鍛えるのはゾンビーズ。
    というようなあらすじを読んでから読み始めたが、意外にも妻と娘の登場シーンが少なくて、違和感を感じていたら、...続きを読む
  • SPEED
    名門進学女子高一年の主人公。慕っていた家庭教師の女子大生の死で、彼女を取り巻くすべてが変わる... ゾンビーズシリーズとは知らずに読みましたが、4人の個性がはっきりしてて魅力的。会話もセンスある。敵キャラは、ほんとにこんな怖い奴いたら嫌だなーって男でした。ボクシング、ジャズ、映画、韓国人と、金城氏の...続きを読む
  • GO
    ドラマCrisisから、直木賞作家と知り、読んでみた。それまで作者の出自は知らなかったので、納得。それは「国家を信じるな」だよね。国家なんて持ったことないという台詞もあったけど、そうだよね。
    お父さんとの関係もいい。素直に表現しないけど、愛情と尊敬がある。暴力をふるうけど、ほっこりする。そして親友が...続きを読む
  • フライ,ダディ,フライ
    思ったよりもずっとおもしろかった。エンターテインメントとしてなかなかよかった。文章は歯切れがよく、勢いがある。
    ただなぁ、別に、在日っていうテーマはからめなくてよかったんじゃないのかな? 特に必要を感じない。
  • SP 警視庁警備部警護課第四係 1
     4巻まで読み終わった。
     過去にテロで両親を失った主人公、薫。
     それ以来、彼には鋭敏な感覚が備わった。
     それを生かして、未然にテロを防止する活躍をする彼だが、、、

     アクションシーンがとかく、カッコいい。
     どっかでみた絵柄と思ったら「応天の門」の灰原サンでした。
     「応天〜」ももちろん好き...続きを読む
  • レヴォリューション No.3
    At first, I read ‘レヴォリューション No.3’ and it was a lot of fun, but it’s too violent to recommend to English Book Club. Then I read ‘フライ,ダディ,フライ’, ‘SPEED’,...続きを読む
  • 映画篇 1
    "本屋で気になっていた漫画を今日は買ってみた。
    おもしろい漫画だった。映画が好きで子どもの頃よく見に行っていた経験がある自分も共感するところがある。自分の場合は登場人物境遇ほどひどい環境ではなかったけれども、映画館にはよく通ったことを思い出す。昔は2本立て、3本立てとあり、1回の入場で2、3作品を観...続きを読む
  • レヴォリューション No.0
    レヴォリューションシリーズの原点がここに。

    典型的な落ちこぼれ男子校に入学した僕、舜臣、萱野、山下、ヒロシなど・・・
    その高校生活で待ち受けていたのは、教育という名の教師の暴力

    そんな中、団体訓練と称したシゴキ合宿が始まる。

    メンバーはこの状況をどう乗り越えるのか、先生との知恵比べ、最後に笑う...続きを読む