木原敏江のレビュー一覧

  • 夢の碑 渕となりぬ 中編
    「夢の碑」室町幽玄編・その2。う〜んドロドロしてまいりました・・!素直な乙輪はかわいいです。妖しい魅力の白楊太夫も素敵です。ただ、なよっちい羽角があんまり好みじゃないので、星ひとつ減点。
  • 杖と翼 1
    フランス革命を描く、全6巻。
    正直「ロベスピエール?訊いたことある」くらいの知識しかない私でも楽しめたので、革命マニア以外でも面白いと思います。
    フランス革命の史実に、おてんば娘アデル、貴族の逃がし屋リュウ&ファーブルなどオリジナルキャラを絡めたストーリーテリングはさすが。サン・ジュスト、リュウ、フ...続きを読む
  • 夢の碑 風恋記 後編
    木原先生はラストシーンを決めてからそれに向けて漫画を描いてゆくのだそうですが…、なんとなくスッキリしなかったので星ひとつ減。それと、露近は幼い頃のほうが好きでした。
  • 花の名の姫君
    「桜姫東文章」という歌舞伎の漫画化らしい。幸うすき清玄さま、フダつきのワルの権助。そして悲劇。それにしても木原先生の描く男キャラって、こんなにもかっこいいのか‥
  • 摩利と新吾 8巻
    なんと言っても2巻「緑紅最前線」のクライマックスで、摩利と新吾が火事でもう死ぬって時に、摩利が「世よ人よそしれ!なんとでもいえ!新吾は永遠に俺だけのものだ!」って思うところは最高(にキモイ)ですよね。ほのぐらい心のかげでふかぶかと根をはり、香りさえ閉じ込めて咲いていたひめやかな恋の成就……。
    完璧に...続きを読む
  • 夢の碑 風恋記 中編
    鎌倉の動乱期。
    歴史で学んで嫌いになった人にお勧めします。
    フィクションも多いですが、きっと楽しんでもらえると思います。
  • 天まであがれ! 1
    これも新撰組漫画。表紙と中身の絵がえらい違います!笑
    少女チックな絵なんですけどとっても温かみがある綺麗な絵だと思いますvオリジナル要素が高いのでできるだけ史実を!という人には向いてないかも。
    でもそれよりも話が壮大で本当に泣けてきます。
    ラストは泣いてしまいました・・笑
    切ない純愛ストーリーですv
  • 摩利と新吾 6巻
    摩利が恐れていたライバルの女ドリナ登場してしまいました。新吾の恋はやはり女性となのかなと複雑です。期待させといて摩利がかわいそうです。
  • 伊勢物語
    伊勢物語は名作でした。木原先生らしい世界観で読みやすいです。ただ絵が変わってしまってキャラクターの魅力がイマイチに感じました。
  • 白妖の娘 4
    木原先生の描く「玉藻の前」の物語
    白妖の娘がとうとう完結
    新しい絵に変わってからの作品
    敵対しながらもお互いにひかれあう直と十鴇
    ラストに感動
  • 杖と翼 4

    ラストは

    あまり面白くないなーと思いつつ読んでいたのですが、ラストの伏線の回収の仕方はさすがベテランといった感じでした。
    史実とフィクションの上手いミックス具合に感心です。
  • ラストタンゴ

    これも

    これも表紙で損してるような気がする。

    「いとし君へのセレナーデ」が良かったかな。「ラストタンゴ」はこれぞロマンチックコメディって感じの作品。
  • 愛しき言つくしてよ

    昼ドラノリだけど

    結構昼ドラっぽいノリだけど一気に読ませる面白さがありました。
    踊り関係は和洋問わずドロドロしてしまうのか・・・
    これ実際に舞台で見たかったなぁ。
  • 摩利と新吾 欧州秘話 ユンター・ムアリー

    経年劣化はしないもので

    現在52才の私が 10代から20才前後に読んだ作品

    あの頃は 男女の愛が一種類しかないと信じていた。だからこそ マリの愛は報われない悲恋と思い 苦しくてマリがかわいそうだった

    今 結婚して、20年以上になる。男女間の性的関係はほんっっとおに早々と廃れたが それでも相方。自分自身以上に大切に思って...続きを読む
  • 天まであがれ! 1
    沖田とヒロインのこよりが主人公の新選組。全2巻。試衛館時代~函館戦争終結まで。
    二人の結末には不覚にも泣いてしまいました。すごく爽やかで、透明感という言葉が似合う沖田です。
    これで新選組にはまる人がいるというのもわかる気がする。ノリに時代を感じる少女漫画で、カタカナ語が出てきたりしますが、それでもい...続きを読む
  • 夢みるゴシック 1 それは常世のレクイエム~夢みるゴシック~
    久々に木原敏江を読んだ。

    やっぱり絵が上手い。
    まあ個人的には『夢の碑』とか『摩利と新吾』の時の方が好きなんだけどね。

    主人公のポーリーンという少女は木原作品によく見るエネルギッシュな女の子。
    バイロン卿と謎を解いてゆくんだけど、探偵物というよりは幻想ホラー?かな。話はトントン拍子にあっさり進ん...続きを読む
  • 天まであがれ! 1
    DOJIさまの、お目目キラキラ・まつげバサバサ新撰組ワールド。
    時代考証のなさが鼻につくけど、それは連載当時の事情ということで片目をつぶろう。

    文庫版なのであとがきと解説つき。
    あとがきは作品誕生秘話。担当の編集者と3年ぐらいでやりましょう!と意気投合したのに、4回目くらいでアンケート結果がよろし...続きを読む
  • 杖と翼番外編 2 赤い石
    杖と翼、番外編もおしまい。
    もっとリュウとファーブルの活躍を見ていたかったです。

    難しい時代設定なのに、伝承や歴史を織りまぜつつ盛り上がりました。

    楽しめました。
  • 大正浪漫探偵譚 1 四十七文字
    とにかく女の子がかわいい。探偵物にしてはトリックの単純さが目に付くが、それをカバーしきれるほど登場人物が魅力的。大正時代の雰囲気も味わえてよかった。
  • 大正浪漫探偵譚 3 風に羽衣
    「合掌」の文庫版、3巻目です。
    おもしろいんですけれど、つめて読むと(といっても、2、3カ月に1冊なのですが)、ちょっとパターン的に苦しいかな。

    木原 敏江は、不思議が入っている方が、いい感じだと思う。だから、おまけの「瞬きの劇場」の方に、より惹かれてしまいます。

    ミステリーは、不思議が不思議で...続きを読む