阿吽社のレビュー一覧
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これはすごく好きかもなー。
空海も最澄もどちらも興味ある人物なだけに、静と動の全く反する二つの魂が重なる瞬間と別離がこの先読めるのかと思うと、凄く楽しみ。
耽美な絵柄ではないのに、凄く魅力溢れる生きた人間を描くおかざき真理氏も、この題材に合っていて最高かも。Posted by ブクログ -
終わっちゃった…
難しくて毎回、新刊買うと前の復習から始めないとだし、読むのにすごーく時間がかかるけど、美しく凄味のある絵と解釈を楽しみにしてました。
夢枕獏の陰陽師でも「名は呪である」とあったけど、
のびやかなイメージの空海と
清廉で厳格な最澄の対比に胸をつかまれる思いです。
Posted by ブクログ -
実際の史実はどうか分からないですが、この本を読んでいると最澄は本当に運がないんだなあと思ってしまう。もっと唐にいられて、思うがまま空海と一緒に密教を学んでいたらどうなっていたのかなあと思います。
逆に空海はのびのびと楽しそう。勢いを感じますね。
次巻が楽しみです。