阿吽社のレビュー一覧

  • 阿・吽 4
    途中まで最澄も空海も出てこないからあれー巻飛ばしたかななんて思ったけど朝廷のどろどろいざこざも読み応えがあって楽しい。
    空海は最澄のことバッチリ認識してるけど最澄は空海のと「光」扱いなの
  • 阿・吽 7
    悟りや真理をファンタジックに表現してあって美しい。
    勤操和尚が素敵。
    それにしてもほおっておけない気にさせる天才達だなー
  • 阿・吽 3
    満を持しての空海登場。空海が修行により心の深層に降りていく描写はサイケデリックで、また、息がつまる。悟りの手前の魔境に落ちかかるところは手に汗を握る。異形のものとの交流やサイキックな能力も描かれる。よかった。
  • 阿・吽 3
    今回は空海のターン。空海誕生。やっぱいいわあ。面白かった〜。いよいよ海を渡る!にしても、絵がすごい!迫力満点。
  • 阿・吽 1
    戦、飢饉、疫病に天変地異。仏は人を救えるのか?念仏さえ唱えれば、苦しみから逃れることができるのか? 平安初期、権力を持ち腐敗していた仏教を革新した最澄と空海。まだ何者でもない若かりし頃の彼らは、僧侶の堕落を知り、官僚に嫌気がさし、周囲の期待を裏切って、それぞれのエリートコースから外れる選択をすること...続きを読む
  • 阿・吽 1
    おかざき先生の新境地。
    最澄と空海の同じ時代に生きた天才2人の
    生きざまを書いた内容。
    最澄、空海の幼少期~少年期、青年期
    天才2人が本来行だろうレールの上を自らドロップアウトし、それぞれがそれぞれがもがき続けて辿りつくのはどこなのか?
    道を究めるまでのその過程を躍動的に興味をそそるように描いてくれ...続きを読む
  • 阿・吽 1
    おかざきさんのタッチの力強さが魅せます。
    話は好き嫌いありそうだけど、私は好きな方。
    最澄と、空海のフィクション。
  • 阿・吽 13
    徳一さんお久、と思ったら東北でミッドサマーやってて最澄さま激おこ(言い方)。「麁食者」って最澄さまらしくない、かなりの罵倒だなと思いました。
    空海さまも「徳一と会うな」ってすごく心配してたのに……これで寿命も更に削っててつらい。


    おかざき先生が阿・吽を作ったきっかけの書についてふれられていて興味...続きを読む
  • 阿・吽 10
    「華厳」と「犀の角」。観念的なので沁み込むにはまだまだ自分が足りなかったけれど、ビリビリきました。
    最澄が泰範に執着するのはかつて喪った弟子を重ねているにしては重すぎる気がする…なんだろ?
    でもまた、空海と最澄の道が隣り合ってよかった。勤操和尚がいて良かった…この人ほんとに貴い。。
    乙訓寺のお話、長...続きを読む
  • 阿・吽 1
    沢山のレビューにあるように画力がすごい漫画です。密教について知りたくて読んだので、密教の儀式や加持祈祷の様子がなんとなくイメージ出来て良かった。おかざき真里さんの作品てエロスがあるものしか読んだことがなかったけれど、なかったからか、仏教の修行が中心の話なのにどことなくBLのエロス的要素もあるのかしら...続きを読む
  • 阿・吽 1
    最澄と空海を題材にした漫画。
    絵が綺麗だけれど、人間の欲や暴力も描かれていて初めから衝撃だった。
    最澄は欲に溺れず、実直な僧として描かれている。空海は天才的で、動物的に描かれていると感じた。
  • 阿・吽 12

    作者なのか編集者なのか

    敢えてなのかはわからないが、所々漢字の振り仮名の間違いが見られることが気になる。
    でも、普通そんなことがあるとは思えないのだけれども…
    話自体は面白いのだけれども、それを打ち消すような部分が各巻に何カ所も見られて少し残念。
  • 阿・吽 9
    本巻は「薬子の変」。面白かったけど、短かったなー。もうちょい読みたかった。
    空海の絵が「下手くそ」であるというのは面白かった。空海が対象をどのように認識しているのか、という問題は、「阿吽」という漫画全体にも通じると思われる。
    文字が浮かび上がり、生物が躍動し、光と闇が入り乱れる作画は、読者である我々...続きを読む
  • 阿・吽 8
    平城帝即位後の混乱。
    最澄の苦悩と運の悪さ。
    空海の爽快さ。
    坂上田村麻呂の豪胆さとその裏に潜む悲哀。
    この時代は確実になにかが「要請」されていたことがよくわかる本巻。
  • 阿・吽 7
    本巻を読んで、空海の入唐求法の中身はめっちゃ難解なんだろうな、とつくづく思った。
    本作は仏法の難解な教義をビジュアルで描く手法をずっと取っている。それはそれでとても味があって面白いんだが、特に本巻を読むと、もう少し知りたいと思ってしまう。
    それが本巻の「物足りなさ」の原因であろう。
    おいおい、空海の...続きを読む
  • 阿・吽 6
    怒涛のごとく展開する「長安編」。まず一ページ目から度肝を抜かれる。そして豪華絢爛な長安の描写は、著者の緻密かつ豪快な画力で、日本人留学生たちの驚きを追体験できる。
    さて、しかしだんだんわからなくなってきた。「すごい」人物たちがぐわーっと一気に登場し、なにが「すごい」かもわからないまま、印象だけが一人...続きを読む
  • 阿・吽 1
    流れがつかめきれてないけれどすごい迫力でした。権謀術数渦巻く場所にいるところから始まる最澄と真理の究明を切望して突っ走る空海が出会ったところで1巻終わり
  • 阿・吽 2
    仏像ブームのついでに。仏教と言えば、必ず教科書で習う、空海と最澄のお話。歴史モノは漫画だと読みやすいメリットがある反面、人物像が作者によるデフォルメなので、好みにハマらないと読むのがきつい罠。まだ2巻なので様子見…でもこの作家の絵? コマ運び? なんか読み辛いわぁ(~_~;)
  • 阿・吽 1
    初めて読むおかざき真里作品。クセのある現代的な絵柄だが、繊細で美しい。面白かったのは、呪いや怨霊の表現。絵と文字がぐねぐねと蠢き、躍動するアプローチが新しくて面白かった。
    ストーリーはまだまだ序盤の助走段階という感じ。1巻は出世街道をみずからドロップアウトした最澄と空海の出会いで終わっているが、これ...続きを読む
  • 阿・吽 1

    何がおもしろいの?

    冒頭はまだ良かった。だけとど最澄とまおが出会うまでの流れがぶつ切り過ぎ。。女性作家に多く感じることなんだけど、キャラクターが一皮むけるというか、人生の分岐点となるきっかけのために簡単に殺人描写をいれるな!!!!!!
    効果的と思ってやってるとしたら打算過ぎ。余計作品が陳腐に見える。骨のあるテーマだっ...続きを読む