阿吽社のレビュー一覧

  • 阿・吽 2

    あ!面白すぎる

    とにかくそのストーリーの凄さ、迫力に圧倒されまくりです。セリフもとても心に残るものが多くてメモって噛み締めてます。
  • 阿・吽 11
    今まで、お互いに天才である者同士、惹かれあって来たもののずっとすれ違い、ついに2人がゆったりと語り合うようになり、とても幸せな巻だと感じた。精神的に相思相愛であり、蜜月という言葉さえ似合うようなその状態に、これまでの長い道程を思うと幸せがこみ上げて、感動してしまう。
    年上の最澄さんが弟子となり、空海...続きを読む
  • 阿・吽 11
    なんという事だ最澄は総てお見通しなのだ、そして空海の元へ行く、感動して語彙力の無さがつらい、みんなに読んで欲しい1冊
  • 阿・吽 6
    初っ端から霊仙和尚毒殺で辛い。
    でも途中のサイバーな般若三蔵のところといい、霊仙和尚の巻でした。
    三蔵さんたちみんな管付いてるし、霊仙と空海が降りていく法界への扉も魔方陣みたいでかっこいいです。
    一切は虚妄。色即是空、空即是色。対象化する己の阿頼耶識も「空」。うーん、わかるようなわからんような。。
    ...続きを読む
  • 阿・吽 2
    2巻もとても面白かったです。
    本を開いた時にバーンと載っている最澄の願文が刺さります。
    最澄は無力さと絶望を抱えて、仏教の道を進んで行くんだな。
    桓武天皇との出会い、今読んでいる「日本の聖と賤 中世篇」でかかれていた日本の仏教は皇族や貴族の側にいた…という方向に進んでいくのはここからでもあるのか、と...続きを読む
  • 阿・吽 3
    3巻もとても面白かったです。
    真魚が修行の末に見た自分自身は大きな魚…そして空海へ。
    このところの古生代生物の見開きが好きです。
    人間じゃないにうつ様もとても好き。ここが高野山になるのか。
    ラストで、最澄と空海の思いが重なります。海を渡り、唐へ。続きも読みます。
  • 阿・吽 1
    読み友さんにおすすめして頂いたシリーズです。
    面白いです…何度も繰り返し読んでいます。
    熱量も凄いですし、絵がとても綺麗。阿頼耶識とかの精神的な部分を描けるのか…凄い、と思います。
    スッタニパータの犀の角の見開きがとても好きです。
    1巻ではまだ空海の方が最澄を目指しているのだな…続きも読みます。
  • 阿・吽 9
    大好きな空海を特集していたテレビ番組に、学者に混じって、著者のおかざきさんが出ておられた。発言が洗練されていて、お洒落で、しかも鋭敏かつ的確で、この人の漫画を読んでみたいと思い、検索して『阿・吽』を取り寄せた。毎巻、圧倒されながら読んでいる。あらゆる角度から見て、良くできている。唐に行ってみたくなっ...続きを読む
  • 阿・吽 3
    今のところこの3巻が一番好き。
    真魚が始めて空海と名乗り、高野山の意味が分かってゾクゾクする。
    目に見えない世界と隣り合って生きていたこの時代の人々にあって、空海は更に突出した存在だ。自らの恃む道を、世界を、迷いながら手探りながら、がつがつと力強く進んで行く。
  • 阿・吽 1
    ダヴィンチの、本読みが選ぶベスト3(最新号じゃなく以前のもの)から。複数人に選ばれていたり、複数年に渡って選ばれて至りのものは、やっぱりそれなりの訳があると思うし、特に要チェックするんだけど、本作入手もそういう理由から。で、期待に違わぬ出来でした。個人的には、最新版の『このマンガが凄い』受賞作より好...続きを読む
  • 阿・吽 8
    諸行無常って、ホントそうだなぁ、って…知らない事で無かった事にもなるんだけど…後に怨霊となるが、おかざき真里さん描く橘逸勢がイケメンって事もあるけど、求められる事は出来ないし、求められてない事には秀でているのに誰も褒めてくれない感じが凄く好きでね…字が上手な事は、空海は気付いてるんだよね…空海も美し...続きを読む
  • 阿・吽 7
    桓武帝まわりが怖い……(ホラー的な意味で)
    最澄パートの重苦しさとやるせなさ(「運がない」)が切ない。変な人多過ぎ。
    空海パートというか逸勢たちに癒されている。
    日本帰るの!?
  • 阿・吽 7
    仏教も密教もよく解ってない私なのだが『阿・吽』読んでると脳の中のどこかが研ぎ澄まされる感じがする。帰国して、意に添わぬことをしなければならなかった最澄が勤操和尚の肩でやっと泣けるところ、世の会社人と言われる人にも通じる場面だなぁ、って。切ないよなぁ、って。空海の「知」への欲求って、ある種の中毒者に見...続きを読む
  • 阿・吽 7
    待ってました〜。

    師匠のススメでまとめ買いしたときは6巻までで、青龍寺前で終わったので、うずうずしながら待ってました〜。

    このお話しがどこまで行くのかはわかりませんが、多分前半のクライマックスがこの7巻だと思われます。

    帰国した最澄の待遇と
    唐で密教を嗣いだ空海と

    それにしても、この絵、、、...続きを読む
  • 阿・吽 6

    歴史が息づく名作

    桓武天皇の時代に現れた2人の天才「最澄」と「空海」が、遣唐使として唐に渡ったときの逸話。

    生まれながらにして天才の空海と、努力の人である最澄が、それぞれに過ごした時間が、後世にどのように残っていくか。
    暗示されているところがとても興味深いです。

    この時代の唐は世界の中心であり、人種と文...続きを読む
  • 阿・吽 6

    素晴らしい!

    いよいよ空海と最澄の道が分かれていく部分に突入。とにかく一巻から読むことをすすめるしかできない。おかざき真里さんの作品はもともと好きでしたが、こちらは全く違う世界の作品です。本当に夢中になります。
    唯一のツッコミどころは、20年前に初めて見かけた時から空海も最澄も老けてないこと(笑)
    2人ともか...続きを読む
  • 阿・吽 6
    仏教も、最澄も空海も、殆ど教科書に出てたな、程度の知識しか持ち合わせてなくても、読み始めると周りの音が消えると言うか、脳みそがこの漫画に吸い込まれそうになる。経典に集中し、その文字情報に没頭する最澄の様、知識の海に文字通り潜り込んで行く空海、この「感覚」は凡人の自分にも「解る」感覚なのだ。正に『阿・...続きを読む
  • 阿・吽 1
    最澄と空海。むかし歴史の教科書で見た名前だけで、全く知識も興味もなかったけど…これはヤバイ。画の迫力や見せ方に圧倒される。まだまだ序盤だけどこれから壮大になっていくであろうストーリーにドキドキわくわく感が止まりません。所々にある解説を辿れば歴史が苦手で仏教の知識がなくても充分ついていける
  • 阿・吽 2
    空海キターーーーーッ!!!!!で終わる怒涛の2巻であった…
    『阿・吽』は読みたいけどどうしよう、仏教興味ないし…と言う人も多いんだな、と思われる…平安時代って何時代だっけ、ってな私でも十二分に楽しめる面白い漫画である。読もう。背景解ってない、勉強不足でも読める、それが漫画の素晴らしい所!!繊細な最澄...続きを読む
  • 阿・吽 1
    最澄と空海の事なんぞ、中学で習って以来考えたんじゃないか、って感じだけど、おかざき真里さんの『阿・吽』面白い!!!!!最澄のトラウマ、空海の渇望、共に生き生きと描かれている。
    後の最澄一番弟子の泰範の闇が深く昏く、なのに軽い。泰範の立ち位置と言うか、背景が什造?『摩利と新吾』の篝?タイプと言うか、上...続きを読む